ママチャリ仕様の自転車では、行動範囲が限られる。そこで、一念発起して折り畳み自転車を購入しました。車に乗せて目的地へ。駐車場に車を停めて、おもむろにトランクから出した折り畳み自転車を組み立て、周辺を自転車で。
なるたけコンパクトで軽いものを、ということで約10㎏の重さのもの。電車にも運び込めるようにバッグもついでに。でも、かなり大きくて持つとけっこう重たい。実際にはどうかな? ライトも買って、チェーンもごついやつを買って、・・・。
練習がてら木場公園へ。1時間300円。その後は30分ごとに100円。ま、空いているし、ここでいいか。ここからまずは洲崎球場跡へ。そして、「洲崎パラダイス」、洲崎神社、平久橋と、ぐるりと約1時間30分。炎天下、走って来ました。乗り心地もまあまあ、人混みもすいすい。自転車でのちょっとした散策でした。今度は、郊外に遠出してみるかな。
東陽町駅の東、「江東運転免許試験場」の前の道路を少し入ったところ、「警視庁第九機動隊」と道路を隔てたオルガノ本社側、郵便ポストの脇に記念のプレートがある。今もなお続く伝統の一戦「巨人・阪神戦」が初めて行われた球場。1936(昭和11)年11月に完成。大東京軍(現在の巨人軍)の本拠地でもあった。しかし、昭和13年には、閉鎖。3年間だけののプロ野球草創期の球場跡である。西側一帯が球場だった。
それから76年。1945年(昭和20)年の東京大空襲で壊滅。さらに戦後の復興、と大きな時代の変遷をこえて、広大な跡地には、しゃれた高層のオフィスビルが立ち並ぶ。
洲崎川は埋め立てられ、洲崎川緑道公園に。
洲崎川緑道(洲崎川)と道路とはかなりの段差がある。地面よりも水面が高い天井川のような堀割だったのか、川は高い壁に囲まれていた。
地下道の上は、「大門通り」。洲崎遊郭への入り口。洲崎は四方を堀割(川)で囲まれた「新」天地であった。
洲崎川に架かっていた橋。ここから「洲崎パラダイス」の地に入っていく。戦後、戦災にもめげず直ちに復興、売春防止法施行以前は、浅草・吉原と並んで一代遊郭街を形成していた。大きな道路の東側地域が遊郭街。
大通りを南から北に望む。「大門通り」は、北に向かってほぼ一直線に京葉道路・江東橋、さらに北に進み、浅草「吉原大門」に続いていた。別名「親不孝通り」とも。
遊郭街もビル建設などでかつてのイメージを思い出す建物・施設は通りすがりでは全く目につかない。
洲崎神社(洲崎弁天社)境内にある「波除碑(なみよけひ)」の説明板。
「寛政3年(1791)、深川洲崎一帯に襲来した高潮によって付近の家屋がことごとく流されて多数の死者、行方不明者が出た。幕府はこの災害を重視し、洲崎弁天社から西方一帯を買い上げて空地とした。その広さは東西285間余、南北30間余、総坪数5467坪余(約1万8千㎡)に及んだ。そして空地の両端の北側地点波除碑を二基建立した。建設は寛政6年頃で、当時の碑は地上6尺、角1尺であったという。現在は二基ともかなり破損しており、特に平久橋碑は上部約3分の2を失っている。碑文は屋代弘賢と言われているが、二基とも判読不明である。・・・(中 略)・・・
材質は砂岩で総高は平久橋碑が130.8㎝、洲崎神社碑が160.1㎝。現在の位置は地点を若干移動しているものと思われる。江戸時代の人々と災害の関係を考える上で重要な碑である。平成23年3月建設 東京都教育委員会」昨年の東日本大震災で改めて見直された史跡でもある。
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平久橋西側の袂にある「波除碑」の説明板。
平久橋碑の解説文でもほぼ同様の内容だが、「砂岩」とあったのは、「伊豆五ヶ村石」とあり、また、脇に建てられた「津波警告の碑」の側面には「両碑は大正12年震災と昭和20年戦災によって破損した」とある。関東大震災と東京大空襲で大きな損害を被ったという。
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平久橋。鉄骨造の趣のある橋。
平久橋から平久川下流を望む。
北から流れてきた「大横川」は、洲崎神社付近で西に水路を変える。
木場公園の東側を流れる「大横川」。
木場公園。かつては、三ツ目通りをはさんで広大な「木場」だった。広々とした敷地の公園。「東京都現代美術館」などもある。
正面奥に、スカイツリー。
なるたけコンパクトで軽いものを、ということで約10㎏の重さのもの。電車にも運び込めるようにバッグもついでに。でも、かなり大きくて持つとけっこう重たい。実際にはどうかな? ライトも買って、チェーンもごついやつを買って、・・・。
練習がてら木場公園へ。1時間300円。その後は30分ごとに100円。ま、空いているし、ここでいいか。ここからまずは洲崎球場跡へ。そして、「洲崎パラダイス」、洲崎神社、平久橋と、ぐるりと約1時間30分。炎天下、走って来ました。乗り心地もまあまあ、人混みもすいすい。自転車でのちょっとした散策でした。今度は、郊外に遠出してみるかな。
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「寛政3年(1791)、深川洲崎一帯に襲来した高潮によって付近の家屋がことごとく流されて多数の死者、行方不明者が出た。幕府はこの災害を重視し、洲崎弁天社から西方一帯を買い上げて空地とした。その広さは東西285間余、南北30間余、総坪数5467坪余(約1万8千㎡)に及んだ。そして空地の両端の北側地点波除碑を二基建立した。建設は寛政6年頃で、当時の碑は地上6尺、角1尺であったという。現在は二基ともかなり破損しており、特に平久橋碑は上部約3分の2を失っている。碑文は屋代弘賢と言われているが、二基とも判読不明である。・・・(中 略)・・・
材質は砂岩で総高は平久橋碑が130.8㎝、洲崎神社碑が160.1㎝。現在の位置は地点を若干移動しているものと思われる。江戸時代の人々と災害の関係を考える上で重要な碑である。平成23年3月建設 東京都教育委員会」昨年の東日本大震災で改めて見直された史跡でもある。
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平久橋碑の解説文でもほぼ同様の内容だが、「砂岩」とあったのは、「伊豆五ヶ村石」とあり、また、脇に建てられた「津波警告の碑」の側面には「両碑は大正12年震災と昭和20年戦災によって破損した」とある。関東大震災と東京大空襲で大きな損害を被ったという。
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