南極で巨大氷塊が分離へ 海面上昇の恐れ
「英国の研究チームは6日、南極のラーセンC(Larsen C)棚氷から近く、米ニューヨーク(New York)のマンハッタン(Manhattan)島の100倍近い面積を持つ巨大な氷塊が分離する見込みだと発表した。」
「この氷塊単体では海面上昇は生じないが、分離によってラーセンC棚氷がせき止めている内陸部の氷河が海に流出する恐れがある。こうした氷のすべてが海へ流れ出た場合、地球全体で海面が約10センチ上昇すると予測されている。」
今回分離するであろう氷塊は、もともと海水上にあるもののようなので、これがより暖かい地域に流れて溶けたとしても、海面が上昇するわけではない。南極大陸の地面の上にある「内陸部の氷河」が溶けることが、海面上昇をもたらすわけである。
素人考えでは、南極大陸の沿岸部に「万里の長城」のようなものを築いて、氷河の流出を防ぐことも考えられるが、物理的に実現不能である。
「英国の研究チームは6日、南極のラーセンC(Larsen C)棚氷から近く、米ニューヨーク(New York)のマンハッタン(Manhattan)島の100倍近い面積を持つ巨大な氷塊が分離する見込みだと発表した。」
「この氷塊単体では海面上昇は生じないが、分離によってラーセンC棚氷がせき止めている内陸部の氷河が海に流出する恐れがある。こうした氷のすべてが海へ流れ出た場合、地球全体で海面が約10センチ上昇すると予測されている。」
今回分離するであろう氷塊は、もともと海水上にあるもののようなので、これがより暖かい地域に流れて溶けたとしても、海面が上昇するわけではない。南極大陸の地面の上にある「内陸部の氷河」が溶けることが、海面上昇をもたらすわけである。
素人考えでは、南極大陸の沿岸部に「万里の長城」のようなものを築いて、氷河の流出を防ぐことも考えられるが、物理的に実現不能である。