Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

分離

2017年01月23日 07時29分20秒 | Weblog
南極で巨大氷塊が分離へ 海面上昇の恐れ
 「英国の研究チームは6日、南極のラーセンC(Larsen C)棚氷から近く、米ニューヨーク(New York)のマンハッタン(Manhattan)島の100倍近い面積を持つ巨大な氷塊が分離する見込みだと発表した。」
 「この氷塊単体では海面上昇は生じないが、分離によってラーセンC棚氷がせき止めている内陸部の氷河が海に流出する恐れがある。こうした氷のすべてが海へ流れ出た場合、地球全体で海面が約10センチ上昇すると予測されている。」

 今回分離するであろう氷塊は、もともと海水上にあるもののようなので、これがより暖かい地域に流れて溶けたとしても、海面が上昇するわけではない。南極大陸の地面の上にある「内陸部の氷河」が溶けることが、海面上昇をもたらすわけである。
 素人考えでは、南極大陸の沿岸部に「万里の長城」のようなものを築いて、氷河の流出を防ぐことも考えられるが、物理的に実現不能である。 
 

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