パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

まだまだ、捨てたもんじゃないぞ!

2007年07月02日 21時36分33秒 | Weblog
ここ2週間ほど足の怪我で、松葉杖の不自由な生活が続いている
(今日はお世話にならずに済んだが)
その先週の出来事
昼ご飯に、吉野家に行った時
この店は自動ドアではなく引き戸だったので
松葉杖では少しばかり入るのが面倒だったのが
たまたま少し遅れて入る事になった
35歳くらいのサラリーマンの方が
急いでドアまで行って開けてくれた
当然「ありがとうございます」のお礼を述べたのだが
いかにも当たり前みたいな感じで次のドアも開けてくれた
なかなか、まだまだ捨てたもんじゃないぞ!
となんだか嬉しい気分だったが、店を出る時も
今度は別の人が開けてくれた

また別の店での話
今度は店の人が支払い終わった自分が出やすいように
ドアを開けておいてくれた
その店に入る時もやっぱり全然知らない人が手助けしてくれた

そこでフト考えた
テレビのニュース等では
世の中は乱れに乱れているようだが
現実に生きている庶民は、結構やさしかったり
人思いだったりするものだ
美しい国というのは、こうした事が自然にできる国の事だろうと!

国力とは経済力、軍事力だけではなく
このような人間としての、人を思いやる感覚を
持った人々が多い事が、一番の誇るべき国力ではないのか

だが難しいのは、こうした事を強制的にしようとすると
どこか胡散臭くなってしまう

自分を助けてくれた人々は、それこそ当たり前のように
自然とできていた
この国はもしかしたら素朴な庶民が一番人間らしくて、
えらいと言われる人々が(政治家、官僚、社長)
人としては、一番ダメな人種ではないだろうか?
(少しばかり言い過ぎかな?)
コメント
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