パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

子供達は大人達を映す鏡?

2007年07月12日 21時20分45秒 | Weblog
一般的に最近の子供達は辛抱強くないと言われる
確かに少年サッカーのコーチをしていてそのように思う事もある
しかし、辛抱強くないのはなにも子供達の専売特許ではなさそうだ
むしろ辛抱強くないのは大人達の方かもしれない
世の中を見渡してみれば
簡単にやせられる、無理せず英語が身に付く、
何々すれば(何々を持てば)運が開ける
楽してお金を手に入れられる
つまり辛抱とか我慢とかけ離れた
こんな誘いの言葉に容易に飛びついているのは
「最近の子供達は、、、」と嘆く大人達だ

自分にしてもこの気持ちがわからないではない
しかし、年齢を重ねて身に付けた経験や知恵は
楽して手に入れられるものはない、という事を教えている
くそったれ!と思いつつも辛抱強く行う
実はこれが一番成功の確率が高いことなのだ

だが悲しいかな、なかなか理性通りにはいかない
やっぱり一攫千金のラッキーを狙ってしまう
こんな大人の様を見て、子供達は辛抱強くなれるのだろうか?
背中を見て育つのなら、それは無理な事かな?
コメント
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