パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

多くの商品を並べるのは、消費者にとって親切?

2007年07月19日 21時58分45秒 | Weblog
先日iPodのイアフォンが壊れたので
家電屋さんに買いにいったときの事

「純正のはメーカーに聞いてみなければ、いつ入るか、いくらかもわかりません
 でも、そこの売り場に並んでいるやつならどれでも使えますよ」
待つ事が段々できなくなっているので、時間のかかる純正は諦めて
他のメーカーのものにする事にした
ところが売り場に立ってみると、ソニー、パナソニック、ビクターetc
あるわあるわ、色んな製品。

さてここで困ってしまった
いったい何がいいのだろう?
どこが違うのだろう?
値段だって同じ価格帯のものがいくつもある
価格によってどのくらい音が違うのだろう?

自分はあまり迷う方ではないのに、はたと考え込んでしまった
同じ機種でも色違いくらいならわかるのだが
あまり種類が多くて迷うばかりだ
視聴できる訳でもないし、いったい何を根拠に選べばいいのか
しばらくするイライラしてきた
それでも決定的に選ぶ根拠が見つからない
結局値段が安かった物を手にしたが
こんな風に商品が多く並べられているのは、
果たして消費者の便利、買いやすさになっているのだろうか?
むしろ自分と同じようにイライラを募らせるだけになってやしないだろうか?
そういえば母の日のプレゼント用に
コエンザイムQ10を買いにいったときもそうだった
コエンザイムQ10といっても**用とか##用とか
いろいろありすぎて全然わからない
価格の違いもどこが違うのかがわからない

このように店舗は品揃えが充実してる事を売りに
同じような製品を並べるが
実はそれは消費者のストレスを増やしているだけではないだろうか?

すくなくとも買い物が面倒だと思うような我々の世代の連中は
そんな親切は結構だと思う
それよりは「おすすめはこれです」と
3種類くらいの中から選ぶようにしてくれた方が
ずっとありがたいと思うのだが
これは横着な男だけの考え方だろうか
コメント
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