パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

なんだか変な感じ、、、

2007年11月26日 21時09分45秒 | Weblog
政府は、地球温暖化を防止するための京都議定書で約束した目標達成に向け、
ハンガリー政府から、温室効果ガスの排出枠を買うことを決めた

こんなニュースが新聞に載っていた
なるほど、なんにでもお金になるものだと思う反面
何か違うんじゃないのかな?
そんな気がしてならない
確かに総量の規制はこうした売買によって
現実的なものになるかもしれない
しかし、それでも心に引っ掛かる何かを払拭する事ができない

そういえば日照権だったか、その手の類いのもので
周辺都市の高層化住宅の権利を
都市部の連中が購入するシステムがあったようだが
これも何か変な気がしてならない

総量が守られれば、それでいいとか
金を払えば、ある場所の日照権(?)を
別のある場所のに変えられる、などというのは
そもそも、そうした規制のできた由来を
すっかり忘れてしまっているようで
あまりにも数字合わせ、ご都合主義に終始していないだろうか

残念なのは、だからと言ってそれに代わる現実的な方法や
売り手側の経済を豊かにする方法を
見つけ出す事ができない点だが
それでもこの手のものは売ったり買ったり
してはいけないもの、のように思う方が
人として「まともだ」と思うのだが、偏狭過ぎるだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする