願わくは花のもとにて春死なんその如月の望月のころ
西行の有名な歌なのだが、ずっと変だなと思っていた
花とは桜のことで、如月には桜は咲かないのに
なんでこんな歌を歌ったのか解らなかった
ところが「陰暦暮らし」
千葉 望著 ランダムハウス講談社を読んで
それが陰暦を前提に詠まれているのを知って
(当たり前と言えば当たり前なのだが)
なるほど、というか、もやもやしていたのが吹っ切れて
スッキリできた
それにしても、簡単に新暦に変えてしまうのは千葉氏の言うように
問題かもしれない
少なくとも節句や月見などの古い年中行事は
旧暦の方がしっくりきそうだ
なんでも便利な方に変えてしまうこの国は
神様もホテルの結婚式場まで出張してきてくれたり
祭りも人間の都合に合わせて本来とは違う土日にしてしまう
果たしてこんな事は本当にいい事なのだろうか
人間のためにいろんな事柄があるとは言うものの
なんだかちょっと違う様な
もう少し自然の姿、自然の欲求に謙虚になった方が
いい様な気がしてならない
西行の有名な歌なのだが、ずっと変だなと思っていた
花とは桜のことで、如月には桜は咲かないのに
なんでこんな歌を歌ったのか解らなかった
ところが「陰暦暮らし」
千葉 望著 ランダムハウス講談社を読んで
それが陰暦を前提に詠まれているのを知って
(当たり前と言えば当たり前なのだが)
なるほど、というか、もやもやしていたのが吹っ切れて
スッキリできた
それにしても、簡単に新暦に変えてしまうのは千葉氏の言うように
問題かもしれない
少なくとも節句や月見などの古い年中行事は
旧暦の方がしっくりきそうだ
なんでも便利な方に変えてしまうこの国は
神様もホテルの結婚式場まで出張してきてくれたり
祭りも人間の都合に合わせて本来とは違う土日にしてしまう
果たしてこんな事は本当にいい事なのだろうか
人間のためにいろんな事柄があるとは言うものの
なんだかちょっと違う様な
もう少し自然の姿、自然の欲求に謙虚になった方が
いい様な気がしてならない