パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

「暑い時は、無理しない」それができればいいのだが

2008年07月12日 15時41分19秒 | Weblog
暑い!
土曜休みだからいいものの、これが仕事だったら
短パン、Tシャツという訳にもいかず
それを考えるとゾッとする

そして一番辛いのは月曜の朝
それまで短パン、Tシャツでいたのが
スーツにネクタイ!
本当はクールビズどころか短パン、Tシャツで
仕事ができたら思う
なんだか気持ちまでのんびりしてしまいそうだが

それにしてもこんなに暑くしたのは
人間様の所為なのだが(?)
この暑い中エアコンを効かせて必死に働く!
ってのは豊かなことなのか?と思わざるをえない

暑くてどうにもならない時には
ダラーッと避暑地にいくとか
昼寝をするとか
それでやっていけるのなら、そんな風にできることこそが
豊かな生活の様に思える

ヨーロッパではバカンスとかウアラウプとか
日本では考えられないくらいの長期休暇をとることができる
彼らにとってはこの休みの為に働く!
みたいなところがあって
充分休むことによって仕事への熱意も
湧いてくるというものだろう

もちろん全部が全部そんな生活ができている訳ではないだろうが
それでも休みはお盆の1週間に集中して
時間のかかる海外旅行は学生時代だけとか
ササーッと名所旧跡を足早に訪れて
証拠の写真を撮りまくる日本の旅行の仕方を
間接的に決めてしまっているのは
長い休みを取れないこの国の
社会状況、精神風土だろう

なんだかな
みんな無理をして頑張っている
勤勉で(最近はそうではないらしいが)おとなしいこの国の
大半の人は、自分たちが昼光性の動物としての人間であることを
忘れてしまっていたり、忘れさせられたりしている

効率のため深夜も働く
それは果たして人間的なことなのか?

そうしなければコストも上がるし
売り上げも確保できないからという理由で
このシステムはおそらく続いていくだろうが
これは昨今でもてはやされるロハスなのだろうか?
(少なくとも持続可能とはなかなか思えない)

こんな風な考え方をすると
「負け犬」みたいなとられ方をするが
どう考えても今の経済至上主義が
人間にとってよい世界ではない様な気がしてならない
(だが自分にとっても目先の経済的な
 勝負に負けたくないのも事実だが)

結局、酔っぱらいの戯言みたいな愚痴に過ぎないのだろうが
こんなことを言う人が増えてきたら
少しは世の中も変るかも、、、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする