パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

久しぶりの5.6年担当のサッカー練習

2008年12月06日 22時19分44秒 | サッカー
今日はサッカー練習の子供たちを
(コーチ陣のシャッフルして)
いつもの1.2年生ではなく
5.6年を受け持った

まず練習の始めに
「先週はおめでとう!(公式戦で優勝)
よく頑張った。だけど一言文句がある」
「声が出なかった?」
空気を読んでボソッと誰かが言う
「そう、君ら声を出すのがいいとわかっていても
 一番最初に声を出すのは自分じゃない!と思っていなかったか?
 声を出す役を決めてなかったから
 出せなかった?
 でもそんなんじゃダメ!
 そうしたほうがいいと思ったら自分で判断して
 声を出すようにしなさい。
 サッカーは自分たちで判断するゲームで
 自分で決める癖をつけなくちゃダメ」
さすがに5.6年生は1.2年とは違う
言葉が彼らの体の中に吸い込まれていくようだ

もう一つ5.6年は低学年と違うと感じたのは集中力
約2.5時間の練習
中に休憩を挟んでいるが、それぞれの練習タイムも
真面目にやっている
コーチが代わって練習も変って気持ちが新鮮になれたのか
密度も濃い練習が出来た

最後はみんなの大好きなゲーム
いつものAチーム、Bチーム分けではなく
同等の能力の子をじゃんけんで分けて
なおかつポジション決めなし
ゴールキーパーもなし
ゴールは左右のコーナーポスト
そんなルールで行った

このようなゴールにする利点は
シュートを決めるにはゴールに近づかないと
ダメで、必然的に縦へのスピードがアップする

またよくやってしまいそうな
相手の囲まれて困った時とりあえず蹴っとけ!
を止めて、パスする相手の名前を言わせるようにした
(だがこれは早いゲームの中ではなかなか難しかった)

そのうちにわがチームの主力の4人の存在感が
圧倒的になりだしたので
その4人は今から右足でのプレー禁止
全部左足で行うこと!
とハンディーをつけた

我々のように週1回の練習では
より多くの練習のできるチームには
なかなか勝てない
そこで考え付いたのが利き足でないほうの
足の使い方の上達

実際利き足でないほうでやればいいのに
と言うプレーは試合中には頻繁にある
ところが利き足に持ち替えてしまうので
時間がなくなって上手くいかない
ここではまず利き足が自由に使えるまでは期待してはいない
とっさに左足が出るくらいでよしとしている

それにしても、今の6年生が3年の時に
担当してみていたが、ずいぶんたくましくなったものだ
狭い距離の中でのボールの方向転換や
なんとなく通じ合うパス交換

練習試合とはいうものの
格闘技の要素もある男らしい
自発的な自由度の多い
そして運動量の多いサッカーの試合に徐々になっていった
のびのびと、そして楽しんで

練習の終わった後の子供たちの満足そうな顔
こちらはやっぱり1.2年と同様喉が痛かったが
自分なりに良い練習が出来たといえるかな

5.6年はこのように楽しかったけれど
1.2年も今日は楽しかったのかな?
と心配になってしまった

来週はモンスターキッズの担当かな?
それもまたよし!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする