パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ブラッディー・マンデーと少年マガジン

2008年12月20日 21時29分50秒 | Weblog
珍しく最終回まで見てしまった
普段あまり見ないテレビ、
しかも続き物のドラマというのに

割合面白かった
しばしばご都合主義的なところがあったけれど
大目に見ることにして
主人公のハッカーの活躍よりも映像のどこか気持ち悪いようなところが
常に何かを裏切る話の展開も相まって
スリル満点だった

しかし、これはまだ続きがあるのかな?
女性テロリスト(吉瀬美智子はきれいだな)の依頼人は明らかにされていないし
危ないものは依然としてテロリストの手中にあるし

しかし、このドラマの視聴率はどんなものかな
結構こんつめて見ないと楽しめそうにないから
バラエティーになれた人たちにはしんどくて
テレビ局の人が望んだほどには数字はとれていないかな?

さてこのドラマ、原作が少年マガジンに連載中の漫画
ふと手にした号がブラッディー・マンデーの初回で
なんだか少年マガジンというより、アクションとかその手の漫画にふさわしい内容だな
と感じたのを覚えていて
ドラマが始まる時、あの漫画だな!と思い見続けることになった

少年マガジンは我々が育てた漫画雑誌
そんな自負心があった
誓いの魔球、黒い秘密兵器、巨人の星、明日のジョー
紫電快の鷹、ハリスの風、まるでだめお、デロリンマン
ほら吹きどんどん、1.2の三四郎
それらは自分らの生活とともにあった
中学の時テスト週間にも関わらず、いつもの本屋さんに
立ち読みに行ったこともあった
(そこの本屋さんはとても親切で別に細かいことはいわなかった
 だからではないが大きくなってから定期的に値の張る書籍を購入していたりしていた)

だが、ずいぶん長いことこの漫画とつきあってきたけれど
あるときから妙に話が子供っぽかったものが増えてきて
自分らが育てた漫画本から離れていったように思えて
そろそろ卒業!
と手にしなくなった

少年マガジンは雑誌名こそ少年の文字があるけれど
実は読み手は、かつて少年だった人に違いない
今日床屋さんで久々に始めから終わりの方まで眺めると
今度は随分大人っぽいものに変身していた(みたい)
これならまた見続けることができるかもしれない
(麻生さんが見るのはこの少年マガジンではないだろうけれど)



コメント
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