パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

答えは「スクロヴァチェフスキの指揮」

2009年12月02日 20時31分12秒 | 音楽
鳩山家の子供手当
冗談で、「お兄ちゃんだけ?」
と話題にしたけれど、なんのことはない
今日の朝刊に、「弟も~」
と、あっさり出ていた

兄弟に分け隔てなく渡す
そうでしょうね、普通に考えて!

でも半端な金額じゃないから
お金持ちの人のする事は分からない

話は変わって(毎度の事)昨日NHKFMラジオで
年末定番の楽曲 第9が流れていた
途中から聞いたのだけれど、こういう時の楽しみの一つに
「さて演奏者は誰かな?オーケストラはどこ?」
などを推理する事がある

非常に若々しいような演奏で
全てのパートがしっかり聞こえるような
楽器だけでなく普段は聞き流すようなフレーズも
なにやら意味を持って聞こえるようだった

これだけ細かに聞き取れるのは編成が小さいかな?
エリオット・ガーディナー?
しかし、古楽器の音じゃないみたいだし
指揮者は若いかな?
現代の人?

それにしても、各パートをこれだけ聞き取れる様にすると
何やら新しい発見があるのも実感
ベートーヴェンの職人的な腕のさえを
感じる事ができるような気さえする

結局、最後まで聞き通すわけにはいかず
(時間的に余裕がなかったので)
途中は抜けてしまったが
演奏者の紹介の部分だけは幸い聞く事ができた

その答えは
(管弦楽)ザールブリュッケン放送交響楽団
(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
だった

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキは
ブルックナーの交響曲でCDを持っていたような気がするけれど
そんなに印象の残る演奏ではなかった
だからこれだけシャキシャキした演奏は意外だった
もっともこの演奏は若い時のものかもしれない
(詳しく録音時期を調べたわけでもないので)
しかし、もう少しこの人の演奏を探して
聞いてみる価値はあるかもしれない

そういえば、半年ほど前CDで聞いた
ヘルマン・シェルヘンのベートーヴェンの第5も
古い人とは思えないような、いろんなパートが聞こえるような
若々しい演奏だった

懐古趣味に走るわけではないが
簡単に捨て去る事のできない「古き良きもの」が
まだまだ古いレコードやCDに残されている

誰かが、商業ベースだけでなく
何らかの価値基準とか価値判断をもって
大切に残しておかなければ!
等とついつい心配してしまう






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする