初詣を兼ねて犬山に行った
肝心の初詣、成田山はチャチャと済ませて
かねてから気になっていた城下町の散策
本町通を歩いた(案内窓口でアドバイスをもらった)
何かしら落ち着く町並み
何故か?
と考えてみた
まず必要以上に道幅が広くない
何か寄り添っている感じで、隣近所の感情の行き来まで濃密そう
そして建物の高さが一定、というか飛び抜けているものがない
つまりヒューマンサイズ
街が歩いて暮らしていけるサイズになっている
東京の馬鹿でかい建物、
それはそれで人間のある面の凄さを感じさせるけど
最近はそんなのはちょっと疲れてしまう
やっぱりこのくらいのサイズがいいかな!
本町通には無料で開放された町家、旧磯部邸がある
たくましい梁と高い天井
品のいい和室(当たり前か!)
趣味の良さとか文化とかが
見栄を張る為ではなく、もっと生活に密着したかたちで存在している
本当の豊かさはこんなんでは?
(もっともそれには財力が必要か!)