パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

なかなか身に付かない買い物のプロとしての能力

2011年01月05日 19時59分39秒 | Weblog

「何でも鑑定団」に登場する鑑定士のうち

誰だったか忘れてしまったけれど、見分けるコツは

「たくさん見る、これしか無い」と言った人がいた

(言い回しは違ったかもしれないが、だいたいはこんな内容)

 

勿論、ぼんやり見るだけでは何年経っても身に付かないに違いない

それなりに勉強して!が前提での話

 

これを骨董品でなく囲碁、将棋の世界に置き換えると

話は分かりやすくなるかもしれない

強くなる為には必死に闘うしかない

 

音楽の分野でも上手く演奏するには

また批評家にしても適切に批評するには

数を踏むしか無い

 

普通の市井の人々は骨董品、勝負事、音楽を

いつも経験する訳ではない

しかし、買い物は何度も、それこそ腐るほど経験する

 

だから本当は買い物のプロとして

物の値段を見抜く力がつけばいいのだが

残念ながら、どこどことの比較、前日との比較はできるけれど

モノ自体の価値観を見抜く事は欠けているようだ

 

最近、もの凄く得しなくていいから

適切なものを適切な価格で求めたい!

そんな気がしてならない

 

なのに、目の前にある商品は

値段だけが異常に安くなった商品ばかり

そしてメディアもこればっかり取り上げる

 

なんだかなあ、、、

人はそんなに価格だけで動くものではないと思うのだけれど、、、

 

 


 

コメント
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