「何でも鑑定団」に登場する鑑定士のうち
誰だったか忘れてしまったけれど、見分けるコツは
「たくさん見る、これしか無い」と言った人がいた
(言い回しは違ったかもしれないが、だいたいはこんな内容)
勿論、ぼんやり見るだけでは何年経っても身に付かないに違いない
それなりに勉強して!が前提での話
これを骨董品でなく囲碁、将棋の世界に置き換えると
話は分かりやすくなるかもしれない
強くなる為には必死に闘うしかない
音楽の分野でも上手く演奏するには
また批評家にしても適切に批評するには
数を踏むしか無い
普通の市井の人々は骨董品、勝負事、音楽を
いつも経験する訳ではない
しかし、買い物は何度も、それこそ腐るほど経験する
だから本当は買い物のプロとして
物の値段を見抜く力がつけばいいのだが
残念ながら、どこどことの比較、前日との比較はできるけれど
モノ自体の価値観を見抜く事は欠けているようだ
最近、もの凄く得しなくていいから
適切なものを適切な価格で求めたい!
そんな気がしてならない
なのに、目の前にある商品は
値段だけが異常に安くなった商品ばかり
そしてメディアもこればっかり取り上げる
なんだかなあ、、、
人はそんなに価格だけで動くものではないと思うのだけれど、、、