1976年 バイロイトでホルスト・シュタインの指揮が最初
2回目は上野の文化会館で
そして明日の10月8日、新国際劇場のオペラハウスで見る(聴く)事になるのが
ヴァーグナーの「パルジファル」
バイロイトでチケット無しの自分が実際に見ることができたのは
偶然に近いラッキーな出来事だったが
このパルジファルは、ヴァーグナーの作品の中では好きなもの
出来自体はトリスタンほど完成度は高くないかもしれないが
タンホイザーと同様チャンスがあったらみたい(聴きたい)演目
もちろんトリスタンも見逃すことはできない
パルジファルの何が好きかといえば、やっぱりあの響き
刺激的ではなく、演劇がかっているとかわざとらしい
と言われてもあの神聖っぽい音にはうっとりしてしまう
2回目の上野の上演は、その演出がパルジファルの出来事は
夢の中の出来事という設定で、最初にベッドで眠っていた男が
舞台に登場し、最後もやはりその男一人で終わるものだった
(演出家は誰か知らない)
その演出がどうのこうの言えるほど多くのオペラ演出を
見ているわけではないのでなんとも言えないが
ただがっかりしたのは聖金曜日のあの音楽のところ
時間が空間をうんぬんでパルジファルが森を抜けて
城まで行くときのシーン
森は映像(投影)で表現されたが、その森のスケール感のなさ
ドイツのあるいはヨーロッパの深い森ではなく
どこか日本の公演の木々の中みたいな感じで
とても貧弱だった
なにか違うなと感じたのを今も覚えている
バイロイトで経験したものは今みたいに
演出主導のものではなかった
つまりオーソドックスなヴァーグナーが指定したような舞台設定
この物語はもともと非現実なのだから指定通りにやっても
空想の話として捉えられるから、それでいいと思ったりするが
プロの演出家は一癖あるように何かしたいんだろうか
昔はバイロイトから門外不出と言われたパルジファル
とにかく明日は楽しみ
でもスタートが昼の2時から
眠くなってしまわないかが少し不安だ
2回目は上野の文化会館で
そして明日の10月8日、新国際劇場のオペラハウスで見る(聴く)事になるのが
ヴァーグナーの「パルジファル」
バイロイトでチケット無しの自分が実際に見ることができたのは
偶然に近いラッキーな出来事だったが
このパルジファルは、ヴァーグナーの作品の中では好きなもの
出来自体はトリスタンほど完成度は高くないかもしれないが
タンホイザーと同様チャンスがあったらみたい(聴きたい)演目
もちろんトリスタンも見逃すことはできない
パルジファルの何が好きかといえば、やっぱりあの響き
刺激的ではなく、演劇がかっているとかわざとらしい
と言われてもあの神聖っぽい音にはうっとりしてしまう
2回目の上野の上演は、その演出がパルジファルの出来事は
夢の中の出来事という設定で、最初にベッドで眠っていた男が
舞台に登場し、最後もやはりその男一人で終わるものだった
(演出家は誰か知らない)
その演出がどうのこうの言えるほど多くのオペラ演出を
見ているわけではないのでなんとも言えないが
ただがっかりしたのは聖金曜日のあの音楽のところ
時間が空間をうんぬんでパルジファルが森を抜けて
城まで行くときのシーン
森は映像(投影)で表現されたが、その森のスケール感のなさ
ドイツのあるいはヨーロッパの深い森ではなく
どこか日本の公演の木々の中みたいな感じで
とても貧弱だった
なにか違うなと感じたのを今も覚えている
バイロイトで経験したものは今みたいに
演出主導のものではなかった
つまりオーソドックスなヴァーグナーが指定したような舞台設定
この物語はもともと非現実なのだから指定通りにやっても
空想の話として捉えられるから、それでいいと思ったりするが
プロの演出家は一癖あるように何かしたいんだろうか
昔はバイロイトから門外不出と言われたパルジファル
とにかく明日は楽しみ
でもスタートが昼の2時から
眠くなってしまわないかが少し不安だ