パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

声をあげられるうちに声をあげる

2017年04月04日 11時25分19秒 | あれこれ考えること

「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」

マルティン・ニーメラー

今、この言葉が切実に響く
声をあげられるうちに思いっきり声をあげなくては!

教育勅語に対する閣議決定、数年前の教育基本法の改定、秘密保護法
防衛費増大、武器輸出緩和、安保法制、憲法改正への動き
この一つ一つが必然なものとしても、全体を通してみれば
どの方向に向かっているか、不安となる

とにかく、声をあげることができる時に大きな声をあげなくては! 
 

森友問題は財務省・航空局・私学審議会だけの文脈だけでなく
むしろ、あの学校・教育を推し進めて行きたかった連中が
半端じゃない力を持ちつつあることが一番の問題点
(海外メディアもその点に注目している)

反知性主義にも通じるある種の暴力的なネット上の言論
時代の空気が、とても不安


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新城市、議会改革検討会議 9日目

2017年04月04日 11時06分09秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

新城市以外の人には関係のない、面白くない話題
(現在進行中の議会改革検討会議を傍聴して独断・偏見による感想)

あの内容では傍聴者は減っていくのは仕方ないと思われる新城市の議会改革検討会議
聞いてる方も辛い
でも、ここまで独断と偏見で取り上げてきたのだから意地でも最後まで見届けるのが
きっと正しい姿勢なんだろう(と思いこむことにしている)

9回目の昨日は、メンバー全員が参加 傍聴議員は打桐議員(途中で退席)
テーマは、議長選挙のあり方について・政務活動費の公開について(報告担当 長田議員)

正直なところ議長選挙のあり方についてが何故、議会改革に繋がるのが素人にはわかりにくい
技術的な段取りだけの問題で、それをどうするかなど話し合ったところで
どのように市民に関係してくるかがとてもイメージしにくい
(なんでも情報開示・提供という文脈の流れならば、少しは分からないではないが)

ところで議長の役割というのは素人は、文字通り議会の長として議場を取り仕切る場面を見かける
ところが、その上手い下手は多少違いがあるかもしれないが、誰がやっても役職としての機能を果たして
いるだけで、そんなに違いはないと思ってしまうが、どうもそうではないらしい

議長の本当の役割は市議会での進行役以外のところにあるようだ
そこにはまずは二元代表制としての議会の存在が前提にある
市長(行政)と議会は車の両輪ではなくて、アクセルとブレーキという機能分担がある
議会が始まる前に議長にその議会で話し合われるべき案が提出されるようだ
それを議長は精査した後、その案について、例えば予算案など、、もう少しじっくり練ったものを
提出するように、、との提言をすることが出来るようだ

これが、アクセルとブレーキ、議会が行政の監視機関という機能を果たそうとするなら
ごく自然な成り行きだ(無理に難癖を付ける必要はないが)
ところが、現実には新城市に限らず他の自治体も、この事前のチェックが充分になされず
提出された案の進め方・議事進行だけが議長の役割となっているようだ

だからこそ、議長立候補者は所信表明やマニフェストの開示が必要となる
それは議員さんの内々の話ではなく、今後議会は市民に対してどのような方向に進むかを示すことになる
ここは大事なところだが、現実には議長を選ぶのは市議会議員、
大半の市民は議長候補者独自の考え方を知ることはないし、多分そうしたことに関心がない

こうしたことのお任せはいけないことかもしれないが、
物理的にある程度(信用して)お任せするするほうが現実的な面もある
住民は難しい問題は分からない(法的な面や背景など)ことが多い
だから自分たちの代理ではなくて代表として、しっかりした判断力を持つ存在としての議員さんを選ぶ
自分たちは難しい判断は出来ないが、いい人を議員として選ぶ能力は持っているとということなのだろうが
どうもそのところも、最近の出来事を見ていくと少しばかり怪しい
残念ながら議員さんたちは、選んだ人の期待に応えて活動しているか、、、
自分たちは本当に良い人を選んでいたか、、、

今年の秋の選挙は(議員さんは既に選挙モードになっているようだが)
自分も含めて失敗したな!と実感した人は
今度こそは間違えない判断をしなくては!

ところで、近々、議会報告会が開かれるようだ(4月17日から)
その議会報告会の進め方が、今行われている議会改革検討会議で勉強したところが
どのくらい反映されるか注目
住民の声を聞く機会として認識してるはずだが、果たして、、、

この日のテーマの後半の政務活動費の公開については
常識の範囲内で、進めるべき方法をちゃんとやってくれればいいだけのこと

この日、いつもは発言しないメンバーが珍しく発言した
ただそれは自らの考えの表明ではなくて、過去の出来事の紹介だけ
いつもよくわからない発言の多い議員さんはこの日は自重したのか
発言はなかった

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする