FBはおせっかいな機能があって、何年前にはこんな投稿をしていたと教えてくれる
今朝はこの画像を投稿した時のことがアップされていた
ドイツのバイロイト祝祭劇場の写真だ
夏になるとヴァーグナーの作品だけが約1ヶ月間だけ上演される劇場で
ノイシュヴァンシュタイン城を作ったルードヴィッヒ2世の懐を当てにして作った、
オケの上に蓋のようなものがあり音の響きが独特の劇場だ
この場所には7年前の2015年の今日訪れている
音楽祭もやっていないこの時期に訪れたのは昔を懐かしむためで
実は46年前(1976年)の夏、この劇場の前で「チケット探してます!」
とおばあさんと一緒にプラカードを掲げていたところ
運良く「トリスタンとイゾルデ」「パルジファル」のそれを手に入れて
貴重な体験できたのだった
その場所へ、、、あの時の気持を思い出すことができるか?
と訪ねてみたのだった
こんなに小さな劇場だったのか、、
もっと大きなものだと記憶の中では圧倒的な存在感を持っていたのだが
この祝祭歌劇場の他に、昔宿泊した家も訪ねてみた
46年前はこの家の二階に寝泊まりした
朝の食事の時間になると、近所の男の人が来ていて朝からビールを飲んでいた
大きなジョッキにビールを注いで、その中に実験で使うようなU字型の熱を発する
装置をいれてビールを温めていたのがとても衝撃で今も覚えている
この宿の主人は世代も経営者も変わって46年前の話はできなかった
今朝の投稿は記憶は曖昧になると嘆いたが、記憶の中で鮮明になるものもあるのだ
という事実にも少し驚く