彼(小川淳也氏)はシンプルに訴えた
「現在のプーチンの暴走を生んでいるのは、長期政権のせいだ
そしてそれが維持されているのは対抗勢力としての野党が存在しないからだ
更に情報がコントロールされきちんとした情報が伝えられていないからだ」
これはロシアの外にいる我々はさほど苦労しなきてもわかる
そしてこうした独裁の形態はロシアだけでなく
どの国も同じような歩みをすることも知っている
ところが、そうした状態に自国(日本)がなっているかもしれない!(なりつつある)
と想像することはとても難しいかのようだ
日本とロシアは違う!と単純にそう思っている人が大半だろう
しかし、本当に違うのか?
自民党の総裁任期は延長されたし、マスコミの報道自由度はどんどん低下してるし
北海道警が安倍さんの街頭演説中にやじを飛ばした人間を過度に拘束したり
つきまとったりした
これは流石に裁判で法律違反、賠償金を支払うよう!と結論が出たが、道警は控訴した
また文言は破棄されたようだが、反政府デモは危険なものとしての扱いとする
政府内部の方向性が一時的とは言え表に出るようになった
人は何から学ぶのか?
と考えると、一番は自分の経験だ
だが自己の経験はその絶対量に限界があるので、それを何らかの形で補わなければならない
その補うものに役立つのは想像力とか歴史だろう
歴史は自国のそれだけでなく、他の国の人が犯した失敗や被った被害もそうだ
良い人も、いつまでも良い人ではいられないかもしれない!
こうした現実的な考え方は、長期政権をさせない制度としてどの国もあるのだが
いつの間にかそれは崩されていく
民主主義は結局は少数者の支配に行く着く、、、
というのは今のところ我が国でも見られることだ
歴史からまた海外の情報から学んでいけば、日本がこのままでいいはずがない(と思う)
だがその気づきに至るのが(至らせるのは)なんと難しいことか
不安にまかせて愚痴ってみた