昨年だったか一昨年だったか忘れたが、結構興味深く読めた
下山事件がらみの本に引き続いて読み始めているのが「三鷹事件」
(片島 紀男著 新風者刊)
アマゾンで「松川事件」も合わせて購入したけれど
一つ困る事がある
それはこの本は文庫本の体裁をしているので
寝転がって読むには少し不便な事
それにしても、確かに1949年は変な年だったようだ
下山事件が起きて2週間と経たないうちに三鷹事件
そこには政治的な思惑うんぬんがあったかもしてないが
今自分が読んでいる部分までの感想は
「報道は間違った事を伝えているかもしれない」ということ
今回のこの本は、時代背景や事件直後の新聞報道を
多く載せているので、その当時の雰囲気を感じる事が出来るが
自分があの時代にいたなら、当初報道される事をそのまま信じてしまったかもしれない
後になって、変だとかおかしいと冷静になれたとしても
直後は、野次馬的興味も手伝ってセンセーショナルな報道を受け入れたがってしまう気がする
後で共産党の人々が無罪となっても、いったん広がってしまったマイナスのイメージは
それが間違いであったとしてもなかなか払拭できない
つまり、注意すべきは現在でも、同じ事が繰り返されてはいないだろうかという事
早く伝えることを優先するばかりに
正確な検証、確認がおろそかにされている
そして多くの事柄は間違っていたとしても
訂正される頃にはすっかり忘れ去られてしまっている
確かにすべてを疑ってかかるのは、それも問題だが
マスコミ報道をそのまま信じないで
正しい判断を出来るような訓練も必要だろう
(だから解説者の意見を聞いて分った気になるのではなくて
自分で考える癖を付けなくては!)
下山事件がらみの本に引き続いて読み始めているのが「三鷹事件」
(片島 紀男著 新風者刊)
アマゾンで「松川事件」も合わせて購入したけれど
一つ困る事がある
それはこの本は文庫本の体裁をしているので
寝転がって読むには少し不便な事
それにしても、確かに1949年は変な年だったようだ
下山事件が起きて2週間と経たないうちに三鷹事件
そこには政治的な思惑うんぬんがあったかもしてないが
今自分が読んでいる部分までの感想は
「報道は間違った事を伝えているかもしれない」ということ
今回のこの本は、時代背景や事件直後の新聞報道を
多く載せているので、その当時の雰囲気を感じる事が出来るが
自分があの時代にいたなら、当初報道される事をそのまま信じてしまったかもしれない
後になって、変だとかおかしいと冷静になれたとしても
直後は、野次馬的興味も手伝ってセンセーショナルな報道を受け入れたがってしまう気がする
後で共産党の人々が無罪となっても、いったん広がってしまったマイナスのイメージは
それが間違いであったとしてもなかなか払拭できない
つまり、注意すべきは現在でも、同じ事が繰り返されてはいないだろうかという事
早く伝えることを優先するばかりに
正確な検証、確認がおろそかにされている
そして多くの事柄は間違っていたとしても
訂正される頃にはすっかり忘れ去られてしまっている
確かにすべてを疑ってかかるのは、それも問題だが
マスコミ報道をそのまま信じないで
正しい判断を出来るような訓練も必要だろう
(だから解説者の意見を聞いて分った気になるのではなくて
自分で考える癖を付けなくては!)