パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

田原総一朗氏の小説「電通」

2022年10月23日 17時06分25秒 | 

 テレビ朝日の玉川さんがモーニングショーで「国葬には電通が絡んでいる」
と思いつきで番組内で口にしたもののだから
彼は10日間の自粛を余儀なくされたと騒いでいる人たちがいる
(それが本当かどうかはわからないが)

オリンピックの賄賂の事件が表に出てから「電通」の評判は
一般社会ではガタ落ちの様に見える
だが、玉川さんのお仕置きが、「電通」という言葉の所為なら
今でも相変わらず電通は力を持っていることになる

今も想像を超える力を持っていると思われる電通のことを
小説として残した人がいる
「朝まで生テレビ」でおなじみの田原総一朗氏だ


これはずっと昔に読んだ
その当時のCMから別名で登場していても、その企業はどこなのかわかった
だが、読後感は強大な力を持ったところには、かなわない、、といった
少しばかり後味の悪いものだった
テレビ番組の美味しいところにCMを入れようとすると、その時間帯は電通が
買い占めているから他の広告会社では入れない、、というものだった

不意に思い出したが、今こそこれは読んで損はないと思う
日本の社会の何かがおかしい、、と思われることの一つにはこの企業の存在がある
そう言えば、閣議決定で私人とされた方は、電通で働いていた経歴がある

社会は独占とか独裁は、よくない、、と今更ながら思う
(大広もADKも結局は圧倒的な電通の力に頼るしかなかった?)
独裁とか独占は知らないうちに進んで、にっちもさっちも行かなくなっている

まずは、きつい現実の把握が必要だろう
この本は、そのきっかけにもなりそうな気がするが、さて




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