パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

MVPは川島(日本対フランス戦)

2012年10月13日 19時10分48秒 | サッカー

日本1−0フランス

シンプルだけど早くて強いフランス
普段があのスピードの中で戦っているせいか
日本のプレスのスピードではプレーに余裕があったように見えた
「いつでも点は取れる」
ベンゼマを始め大半のフランス人選手は思ったに違いない
(ベンゼマの胸のトラップから浮いたボールを蹴りやすいところに
 足の甲のトラップで運んだのは素晴らしかった)

ところが、こうした態度が上手く行かなくなった時
立て直すのはなかなか難しい
そうこうするうちに反対に点を奪われる
今朝早朝の日本対フランスの試合は
全くそのパターンだった

勝つには勝ったが
次にやるときもいい結果が期待できるかといえば
おおいに疑問が残るが
それでも、攻められっぱなしでも失点しない
と言う経験は大きな実績と経験となる

前半攻められっぱなしで
攻撃になった時に感じたのは
ボールを前に運ぶ人がいない
ということ
サイドで突破やパスを試みても
真ん中から運ぶ人がいない
本田がいればその役を彼が担うのだけれど
この意味では本田の不在は大きい

香川は最終的に得点したけれど
タイプとしてはセカンドストライカー
スペースの中に入っていくタイプで
日本の言う10番タイプではない

もっとも10番の役割は徐々に
日本でも香川の役割に近づいてきたが
まだまだ機能するしないを考えると
ゲームを作る仕事が10番は要求される

さてネットではMVPは誰か?
との質問があったが
自分は「川島」をあげる
前半、ちょっとバウンドしたボールの判断が悪かったが
FKもよく防いだし、後半もファインセーブを連発し
「今日は当たってる」
と言う感じを相手に与えたかもしれない

さて16日にはブラジル戦
今度はまた違ったリズムで攻撃してくる
チョットやりにくい感じかもしれない

いずれにせよ、とにかくいろんなタイプを体感する
それが一番だ
吉田がプレミアリーグであのスピードのサッカーに
慣れるということは
本人にとっては勿論のこと
日本にとってもすごくいいことだと思う

香川はもう少し切れだけでなく
適切な判断をするようにしてほしいな

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先頭ランナー日本 | トップ | 何度も経験したくない »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

サッカー」カテゴリの最新記事