人口が5万人にみたない田舎のわが町に、今まであった洋菓子屋さんが無くなった
探せばどこかあるらしいが(鳳来の方に)パッと思いつくところはない
一方、和菓子屋さんは結構ある
働きすぎが嵩じて店を継続できなくなった(作りての病死で)
彼岸や節句には駐車場が満杯になる和菓子屋さんが無くなったのは残念だが
それに代わる店はどこかしこに存在する
お菓子は結構好きで、自分でも驚くのは初めて海外に旅行した時の
金銭出納帳にケーキを食べた記録が毎日の様に載っていたことだ
今でも甘党か左党かと問われると、前者の方に該当しそう
京都に出かけたときも楽しみにしているルーティンは「虎屋菓寮」でのひとときで
ちょいと高めだが、いつも何か新しい発見があるので、高くても「ま、いいか」
と思うことにしている
日本は洋風化されているが、和菓子はどっこい逞しく生き延びている
スーパーでも饅頭や柏餅、おはぎなどは目立つところに並べられて
洋菓子よりも存在感はある
そして最近購入するお菓子は、断然和菓子の方が頻度が高い
結局、生クリームより餡この方がしっくり来ると感じられるようになったのだろうか
それとも季節ごとにふさわしいお菓子を何の気無しに求めるようになっているのだろうか
(彼岸におはぎ、5月の柏餅、9月以降の栗蒸し羊羹)
そういえば、ひところ「かりんとう饅頭」に凝ったことがあった
あそこのが美味しいと聞けば、車で他市まで出かけて求めたものだった
その少し前は栗蒸し羊羹で、同じような事をした
京都では決まった日にしか販売されない笹屋伊織の「どらやき」を
そのために出かけたこともあったような、、、
また鶴屋吉信ではカンター席でお菓子を作ってもらったりしたこともあった
食は保守的と言われるが、確かにそうかも知れないと思う
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