大切なことは、目に見えない
「星の王子さま」からよく引用される言葉だが、いざ自覚して何かを行おうとすると難しい内容だ
このとても詩的な、静かな、直感的なひらめきに満ちた物語「星の王子さま」は
大人には帽子にしか見えない絵が、子どもにゾウを飲み込んだ蛇に見えるという
奇抜なストーリーから始まる
そして、読み進めるうちに「大人はかつて子どもであった」ということを少しばかり後悔の念をもって感じることになる
こころが疲れて、損得とか効用ばかり考えている生活に追われると
この様な混じりけのない物語を眺めて、こころの洗濯を行う時間が大人には必要なのかもしれない
「星の王子さま」には他にも気になる名言が多い
若干原文とは違うかもしれないが、現在気になっているのは
●本当に大切なものは、中に入っている目に見えない何か
●大切なものは目じゃなくて、ハートで見るもの
●目に見える「数」よりも大事なのは目に見えない「気持ち」
●「言葉」だけでなく「行動」で判断しよう
●子どもだけが自分が何を探しているか、知っているんだ
子どもには与えられた紛うことなき直感
それを疑うようになる大人としての知恵
人を進歩させてきたと思われる理性への盲信
しかし、個人のなかで理性と感情が戦うと勝ちを収めるのはいつも「感情」の方という事実
この秋、新城市では「将来を託す人」への選択が行われることになっている
その選択の根拠を人は何に求めるのだろう
大切なことは、目に見えない
その見えないものを、どうやって見ようとするのか、、、
●では、おまえ自身の裁判をしなさい。それが一ばんむずかしい裁判じゃ。他人を裁判するより、じぶんを裁判するほうが、はるかに困難じゃ、もし、おまえが、りっぱにじぶんを裁判できてたら、それは、おまえが、ほんとに賢い人間だからじゃ。
選ばれる人も選ぶ人も、真に賢い人間になるのは、難しすぎる、、、