れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

トキリマメ(吐切豆)・ヤブコウジ(藪柑子)の実・ジャノヒゲ(蛇髭)の実・フユイチゴ(冬苺)・コウヤボウキ(高野箒)・俳句鑑賞

2023-12-30 08:02:13 | 草の実と俳句鑑賞


トキリマメ(吐切豆)
 <マメ科タンキリマメ属>
つる状の多年草
他のものに絡みつく。

葉は互生し、長い葉柄を持つた3出複葉。
小葉は卵形で質は薄い。


飯能の天覧山に登っている最中に出会った。


今年はトキリマメの黄色い花には会ったが、
豆に出会ったのはこれがはじめてだったので、
嬉しかった!


▲ヤブコウジ(藪柑子)
 <ヤブコウジ科ヤブコウジ属>
常緑小低木。

飯能の天覧山までの道には、真っ赤な小さなヤブコウジの実がなって、
長い階段状の道を息を切らせながら歩き、
その赤い実に元気づけられながら登った。


緑の草の中で赤い小さな実は葉裏にあるのにもかかわらず、
よく見えた。


▲フユイチゴ(冬苺)
 <バラ科キイチゴ属>
登り口付近で出会ったフユイチゴの実


▲ジャノヒゲ(蛇髭)の実
 <キジカクシ科ジャノヒゲ属>
山で(・と言うほどの山ではないけれど)疲れた時、
斜面にジャノヒゲの実を見つけるのは楽しい。
日当たりがいい場所だと、葉ばかり伸びて、実を見つけるのが難しかったりするが、
山の日陰の斜面では、この青い実がそのまま見られる。






▲コウヤボウキ(高野箒)

 <キク科コウヤボウキ属>
もう、とっくに花は終わっているのだけれど、
たまに、薄ピンク色の綿毛に出会うのも楽しい。




<日記>
飯能まで特急だと1時間もかからないで行ける。
天覧山も多峯主山もきっと小学校の遠足で行っていたかもしれないと思ったが、
すっかり忘れている。
近場で楽しめる。暖かくなったらまた来てみよう。
その時は必ず鰻を食べて帰ろうと思っている。
まだまだ、古い家並みが残っていて、ここら辺なら住んでもいいかなと思うのだが、
もうそんな余力もなくなってきたのが残念だ。





途中の羅漢様


蔵造りの家も残っている。


大好きな破れ蓮【やれはす】・蓮の骨(はすのほね)などと言うが、
今は季語辞典にも蓮の骨はでていない。



        《俳句鑑賞は冬の季語煤払い(すすはらい)》
    
 煤掃(すすはき)・煤籠(すすごもり)煤逃(すすにげ)
          などと使うが、今はもう使う事も少なくなっている。
        
           なかなか見られないテイカカズラの実の綿毛姿

              あらぬ方見る振りの鶏煤払  山田 諒子

 

 

 

 

 

 


    
       










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ノアズキ(野小豆)の実・アメリカイヌホウズキ(亜米利加犬鬼灯)・モグラの穴・俳句鑑賞

2022-12-10 05:45:18 | 草の実と俳句鑑賞

アメリカイヌホウズキ(亜米利加犬鬼灯)
 <ナス科ナス属>
北アメリカ原産の帰化植物。
畑や道端で普通に見られる。
葉は先が尖った卵形で、不揃いの鋸歯がある。


花は直径4~6ミリで、淡紫色から、白色。

花冠は5つに裂けた星のような形をしている。


紫色もあって綺麗だ。


果実は球形で、黒く艶がある。



ノアズキ(野小豆)の実
 <マメ科アズキ属>
日当たりのよい野原や山麓に生える多年草。
茎はよく伸びて全体に短い軟毛がある。
葉は互生し、3出複葉となり小葉は菱形。


黄色い蝶形花をつける。


豆果は長さ4~5センチの線形で、短い毛が密に生え、中に6~7個の
種子が入っている。



<日記>
昨日はD院まで句会。
3句持参。
まぁまぁ・・こんなものだろうと言う感じ。
Sさんに窪美澄の本を2冊貸す。
芥川賞の方の本には感想が一言添えてあり、
鎌倉のお土産が入っていた。(鳩サブレーだよね)
今回はSさんがトップで、兼題を出す係になり
来年は「瓦斯」が兼題となった。

※昆虫が見つからないので今日はモグラの穴?山?

うふふ・・
何でもない景色だわ。モグラが盛った土🐝

 

      《俳句は冬の季語帰り花》

   画像は関係ないのだけれど・クリスマスも近い事だし~♪
 
   返り花(かえりばな)・二度咲きとも使う。

   春の夜の夢見て咲くやかへり花   加賀 千代女

 

コメント (2)
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