れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

アオギリ(青桐)の花

2011-06-30 07:34:19 | 野の花日記

アオギリ(青桐)の花
<アオギリ科・アオギリ属>

街路樹などによくみられる落葉高木。

幹は直立して樹皮は緑色でなめらか、若枝にはやわらかい星状毛がある。

葉は枝先に集まって互生し、大形の楕円形浅くさける。

雄花は赤みを帯びる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エゴノキの実

2011-06-29 09:12:05 | 野の花日記

エゴノキの実
<エゴノキ科・エゴノキ属>
雑木林などにふつうに生える落葉高木。

今は葉の下にびっしり実がなってぶら下がっています。

中にエゴの虫こぶのエゴノネコアシを見つけてください♪

よ~く探すと、きっと・・
見つかりますよ。変な形なので>^_^<

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスウリの花

2011-06-28 06:06:01 | 野の花日記

カラスウリの花
<ウリ科・カラスウリ属>

今年初めてのカラスウリの花だった。
まだ、時間が早かったので・
レース状のフリルを開いてはいなかったのが残念。

今年の我が家のカラスウリは・
野葡萄と野ささげに占領されているので
花をつけるかどうか心配だ。

<俳句歳時記>夏
烏瓜の花(からすうりのはな)

山の闇来てゐし烏瓜の花      石田 勝彦

からす瓜咲きつぐ闇へ帰り着く   安田くにえ

烏瓜の花の闇にて呼ばれたる   正木 千冬

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クチナシ(梔子)の花

2011-06-27 07:22:15 | 野の花日記

クチナシ(梔子)の花
<アカネ科・クチナシ属>
別名センブク
暖地の常緑樹林の淵などに自生する常緑低木。

樹皮は灰緑色~灰褐色。

葉は対生の長楕円形で光沢がある。

6~7月、芳香のある白い花を咲かせる。
大輪で八重咲きの園芸種を大八重クチナシと言うそうだ。

<俳句歳時記>夏
梔子の花(くちなしのはな)

 くちなしの白きを園のあわれとす   田上 石情

 あさきゆめ梔子の香が濃かりけり  平井 照敏

 錆びてより梔子の花長らへる     棚山 波朗

 くちなしの香や尼寺はこのあたり   黛 執

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネム(合歓)の花

2011-06-26 07:30:48 | 野の花日記

ネム(合歓)の花
<マメ科・ネムノキ属>

山地や原野、川岸にはえる。
都会では、公園などに植えてある。

樹皮は灰褐色で褐色の皮芽が目立ち、なめらか。
枝は太く無毛で横に広がる。

葉は互生し大形の偶数羽状複葉。
ふちには短毛があり、粉白色。

夜になると葉を閉じる。

花は初夏、枝先に淡紅色の花糸の花が咲く。

(俳句歳時記)夏
合歓(ねむ)の花
<ねぶのはな・花合歓>

  花合歓に夕日旅人はとどまらず   大野 林火

  ねぶの花旅の終わりは膝ふるえ  市野記余子

  合歓ねむり百姓はみな力ぬく    戸塚時不知

  つぎはぎの寺は残りて合歓の花  前田 保子

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマモモ

2011-06-25 04:32:02 | 野の花日記

ヤマモモ(山桃)
<ヤマモモ科・ヤマモモ属>
暖地の山地に生えるが、
この頃はよく、公園や庭木として植えられているのを見る。

葉は互生し、
4月頃目立たない花を咲かせる雌雄異株。

果実は直径1~2センチの球形で、突起が多く夏に赤く熟して食べられる。

画像はやっと色づいてきたもの。

「俳句歳時記」夏
楊梅(やまもも)
<山桃・やまうめ>

      海を見る楊梅をもぐさびしさは  岡井省二

     これが山もも山の男と歩きけり  長谷川久々子

     風の道くる素足の姉妹山桃と   澤 悦子

     楊桃や人に色濃く山の骨      奥山甲子男

     
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タケニグサ

2011-06-24 04:25:37 | 野の花日記

タケニグサ
<ケシ科・タケニグサ属>

山野の荒れ地や都会の空き地にも多い多年草。
和名は
竹と煮ると竹が柔らかくなるからという。
また、
茎が中空で竹に似ているからとも。

茎を折ると黄赤色の汁腋を出す。

高さは1~2メートル、茎や葉の裏は粉白色。

葉は互生して大きく切れ込む。

大形の円錐花序に小さな花を多数つける。有毒植物。

<俳句歳時記>夏
 竹煮草(たけにぐさ)

   竹煮草様は雲の湧くごとし     角川 源義

   竹煮草法界いつも灯の彼方    土橋石楠花

   竹煮草ほろほろ山がひくくなる   城座 郁子

   竹煮草白髪けぶるははが見え   嵯峨 柚子

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロウバイ(蝋梅)の実

2011-06-23 06:45:54 | 野の花日記

ロウバイ(蝋梅)の実
<ロウバイ科・ロウバイ属>

観賞用にもよく植えられている落葉低木。
1~2月、
葉に先だって香りのよい黄色い蝋のような花を咲かせる。

花托が大きくなって長卵形の壺のようになり、
中には紫褐色で長楕円形のそう果が1~4個ある。
種子は1~4個ある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカメガシワの花

2011-06-22 06:42:24 | 野の花日記

アカメガシワの花
<トウダイグサ科・アカメガシワ属>

山野にふつうに生える落葉高木。
樹皮は灰白色で浅い割れ目が縦に細かく入る。

若枝、冬芽・葉・花序の軸には星状毛がはえる。

葉は互生し倒卵状円形で先端がとがる。
葉の伸び始めは鮮やかな赤色。

7月頃、
枝先に円錐花序をだし、
花弁の無い小さな淡黄色の花を多数つける。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チガヤ

2011-06-21 05:05:26 | 野の花日記

チガヤ
<イネ科・チガヤ属>
河原や畑の周囲など、日当たりのよい乾いた草地に群生する多年草。

群生すると、白い穂が揺れて見事だ。
これは東京の道端で咲いていたものだ。

根は地中をはい、節々から先の鋭い線形の葉をだす。
晩春、葉に先だって花穂をつけ、のちに茎が長く伸びて高さ30~80センチになる。

白い毛を密生した花穂が、
一面に風にそよぐ光景は美しい。

若い花穂はつばな(茅花)と呼ばれ、
ツバナや白い根にはかすかな甘みがあり、
かつては子供たちがよく口にした。

<俳句歳時記>春
茅花(つばな)
<針花(つばな)・ちばな・茅萱の花(ちがやのはな)・浅茅が花・茅花野>

   つばな抱く娘に朗々と馬がくる    金子 兜太

   茅花野にかくれてしまふ私の鳥   川西 喜平

   茅花野や犬はやわらかくうづくまり  山田みづえ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする