アオギリ(青桐)の花
<アオギリ科・アオギリ属>
街路樹などによくみられる落葉高木。
幹は直立して樹皮は緑色でなめらか、若枝にはやわらかい星状毛がある。
葉は枝先に集まって互生し、大形の楕円形浅くさける。
雄花は赤みを帯びる。
アオギリ(青桐)の花
<アオギリ科・アオギリ属>
街路樹などによくみられる落葉高木。
幹は直立して樹皮は緑色でなめらか、若枝にはやわらかい星状毛がある。
葉は枝先に集まって互生し、大形の楕円形浅くさける。
雄花は赤みを帯びる。
エゴノキの実
<エゴノキ科・エゴノキ属>
雑木林などにふつうに生える落葉高木。
今は葉の下にびっしり実がなってぶら下がっています。
中にエゴの虫こぶのエゴノネコアシを見つけてください♪
よ~く探すと、きっと・・
見つかりますよ。変な形なので>^_^<
↓
カラスウリの花
<ウリ科・カラスウリ属>
今年初めてのカラスウリの花だった。
まだ、時間が早かったので・
レース状のフリルを開いてはいなかったのが残念。
今年の我が家のカラスウリは・
野葡萄と野ささげに占領されているので
花をつけるかどうか心配だ。
<俳句歳時記>夏
烏瓜の花(からすうりのはな)
山の闇来てゐし烏瓜の花 石田 勝彦
からす瓜咲きつぐ闇へ帰り着く 安田くにえ
烏瓜の花の闇にて呼ばれたる 正木 千冬
クチナシ(梔子)の花
<アカネ科・クチナシ属>
別名センブク
暖地の常緑樹林の淵などに自生する常緑低木。
樹皮は灰緑色~灰褐色。
葉は対生の長楕円形で光沢がある。
6~7月、芳香のある白い花を咲かせる。
大輪で八重咲きの園芸種を大八重クチナシと言うそうだ。
<俳句歳時記>夏
梔子の花(くちなしのはな)
くちなしの白きを園のあわれとす 田上 石情
あさきゆめ梔子の香が濃かりけり 平井 照敏
錆びてより梔子の花長らへる 棚山 波朗
くちなしの香や尼寺はこのあたり 黛 執
ネム(合歓)の花
<マメ科・ネムノキ属>
山地や原野、川岸にはえる。
都会では、公園などに植えてある。
樹皮は灰褐色で褐色の皮芽が目立ち、なめらか。
枝は太く無毛で横に広がる。
葉は互生し大形の偶数羽状複葉。
ふちには短毛があり、粉白色。
夜になると葉を閉じる。
花は初夏、枝先に淡紅色の花糸の花が咲く。
(俳句歳時記)夏
合歓(ねむ)の花
<ねぶのはな・花合歓>
花合歓に夕日旅人はとどまらず 大野 林火
ねぶの花旅の終わりは膝ふるえ 市野記余子
合歓ねむり百姓はみな力ぬく 戸塚時不知
つぎはぎの寺は残りて合歓の花 前田 保子
ヤマモモ(山桃)
<ヤマモモ科・ヤマモモ属>
暖地の山地に生えるが、
この頃はよく、公園や庭木として植えられているのを見る。
葉は互生し、
4月頃目立たない花を咲かせる雌雄異株。
果実は直径1~2センチの球形で、突起が多く夏に赤く熟して食べられる。
画像はやっと色づいてきたもの。
「俳句歳時記」夏
楊梅(やまもも)
<山桃・やまうめ>
海を見る楊梅をもぐさびしさは 岡井省二
これが山もも山の男と歩きけり 長谷川久々子
風の道くる素足の姉妹山桃と 澤 悦子
楊桃や人に色濃く山の骨 奥山甲子男
タケニグサ
<ケシ科・タケニグサ属>
山野の荒れ地や都会の空き地にも多い多年草。
和名は
竹と煮ると竹が柔らかくなるからという。
また、
茎が中空で竹に似ているからとも。
茎を折ると黄赤色の汁腋を出す。
高さは1~2メートル、茎や葉の裏は粉白色。
葉は互生して大きく切れ込む。
大形の円錐花序に小さな花を多数つける。有毒植物。
<俳句歳時記>夏
竹煮草(たけにぐさ)
竹煮草様は雲の湧くごとし 角川 源義
竹煮草法界いつも灯の彼方 土橋石楠花
竹煮草ほろほろ山がひくくなる 城座 郁子
竹煮草白髪けぶるははが見え 嵯峨 柚子
ロウバイ(蝋梅)の実
<ロウバイ科・ロウバイ属>
観賞用にもよく植えられている落葉低木。
1~2月、
葉に先だって香りのよい黄色い蝋のような花を咲かせる。
花托が大きくなって長卵形の壺のようになり、
中には紫褐色で長楕円形のそう果が1~4個ある。
種子は1~4個ある。
アカメガシワの花
<トウダイグサ科・アカメガシワ属>
山野にふつうに生える落葉高木。
樹皮は灰白色で浅い割れ目が縦に細かく入る。
若枝、冬芽・葉・花序の軸には星状毛がはえる。
葉は互生し倒卵状円形で先端がとがる。
葉の伸び始めは鮮やかな赤色。
7月頃、
枝先に円錐花序をだし、
花弁の無い小さな淡黄色の花を多数つける。
チガヤ
<イネ科・チガヤ属>
河原や畑の周囲など、日当たりのよい乾いた草地に群生する多年草。
群生すると、白い穂が揺れて見事だ。
これは東京の道端で咲いていたものだ。
根は地中をはい、節々から先の鋭い線形の葉をだす。
晩春、葉に先だって花穂をつけ、のちに茎が長く伸びて高さ30~80センチになる。
白い毛を密生した花穂が、
一面に風にそよぐ光景は美しい。
若い花穂はつばな(茅花)と呼ばれ、
ツバナや白い根にはかすかな甘みがあり、
かつては子供たちがよく口にした。
<俳句歳時記>春
茅花(つばな)
<針花(つばな)・ちばな・茅萱の花(ちがやのはな)・浅茅が花・茅花野>
つばな抱く娘に朗々と馬がくる 金子 兜太
茅花野にかくれてしまふ私の鳥 川西 喜平
茅花野や犬はやわらかくうづくまり 山田みづえ