れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

コバノズイナ(木葉髄菜)

2016-05-31 04:24:19 | 野の花日記

コバノズイナ(木葉髄菜)
<ユキノシタ科ズイナ属>
枝先に総状花序をだし、
小さ白な花を穂のようにつける。

葉は楕円形で互生。
葉の縁には鋸歯がある。
日本の髄菜(ズイナ)の葉は丸みを帯びるが、
この種は細くて先が尖る。

別名はアメリカズイナとも言う。



髄菜の名の由来は、
枝の髄を灯芯に、若葉を食用にしたことから
きている。

ズイナ(髄菜)は暖地の山地に生え、
よく分岐する。落葉低木。







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キキョウソウ(桔梗草)

2016-05-30 08:21:24 | 野の花日記

キキョウソウ(桔梗草)
<キキョウ科キキョウソウ属>
キキョウを思わせる青紫色の
直径1,5~1,8センチの小さな花が
咲く。


下から順々に咲きあがってくるので、
ダンダンギキョウとも言われる。


花は葉腋に1~3個付き、
はじめは下部にある、開かない閉鎖花が結実し
その後、上部の通常の花が咲いていく。


先が5つに分かれ
日当たりのよい乾いた道端などに生える。

小さいが綺麗な青紫色の花は愛らしい。

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キリンソウ(麒麟草)

2016-05-29 06:56:01 | 野の花日記

キリンソウ(麒麟草)
<ベンケイソウ科キリンソウ属>
山地の日当たりのよい場所に生える多年草。


肉質の茎を何本も生やす。


葉は互生し、倒卵形または長楕円形で,
ふちに鋸歯がある。



石神井公園の野草園のキリンソウは、
きれいな円を作っている。


茎の先端に集散花序をだし、
黄色の花が多数咲く。
花弁は披針形で先はとがる。


 

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ニワトコ(接骨木)

2016-05-28 05:49:24 | 野の花日記

ニワトコ(接骨木)
<スイカズラ科ニワトコ属>
落葉低木。
山野によくはえる。


枝や幹を黒焼きにしたものは、
骨折、打ち身などの薬になるので接骨木(せっこつぼく)
とも言う。

今は花も終わって赤い実をつけている。



梅雨の頃、実が赤くなる。

 

 

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サラサウツギ(更紗空木)

2016-05-27 05:18:12 | 野の花日記

サラサウツギ(更紗空木)
<ユキノシタ科ウツギ属>
ウツギには色々な種類があるが、
石神井公園では、この時期のサラサウツギが、
私は一番好きだ。


花は八重咲で、
下向きに花をつける。



葉は卵形または被針形で、対生する。
葉には柄があり、先が尖り、縁は鋸歯。


外側が紅紫色のものある。
石神井公園のものは白のみなので、
優しい感じがする。

いい匂いなので虫も集まってくる。


 

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ヒメコバンソウ(姫小判草)

2016-05-26 07:20:51 | 野の花日記

ヒメコバンソウ(姫小判草)
<イネ科コバンソウ属>
スズガヤとも言う。

ヨーロッパ原産の1年草。



海岸沿いに広く帰化している。


茎は高さ10~60センチになる。
花序は茎の先に円錐状につき、
糸状の細い枝に長さ4ミリほどの小穂を
多数つける。


小穂は4~8個の膨らんだ小花がつき、
熟すと黄褐色となり、カサカサなる。
和名はこれを小さな小判に見立てたこと。
下は
コバンソウ



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ヤブデマリ(藪手毬)

2016-05-25 06:54:54 | 野の花日記

ヤブデマリ(藪手毬)
<スイカズラ科ガマズミ属>
山野の谷沿いや川沿いに多い
落葉小高木。


枝先に散形花序をだし、
小さな両性花をつけ、
ふちを白い装飾花が取り巻く。


両性花の花冠は筒部が短く、
先は深く5裂して反り返る。


流れるように白いアジサイのような白い花が咲き
見事だ。


葉は対生し、
倒卵形または長楕円形。
先端がとがり、基部は円形またはくさび形で
ふちに鈍鋸歯がある。


見上げると、花の列だ。




5弁の装飾花の形は不揃いだ。




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ツルナ(蔓菜)

2016-05-24 08:45:13 | 野の花日記

ツルナ(蔓菜)
<ツルナ科ツルナ属>
海岸の砂地に生える多年草。


葉が美味しそうと思ったら、
摘んであるものを見つけたので、
調べたら食べられるそうだ。
今度はぜひ、摘んで食べてみたいものだ。


葉は厚く。三角状卵形で長さは
4~6センチ。
茎と葉に粒状の突起がある。


花は葉のわきに1~2個つく。


花弁は無く、萼片は3~5個で黄緑色。




葉さきを摘んで食べるので、
栽培もされているそうだ。

 

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コナスビ(小茄子)

2016-05-23 05:49:10 | 野の花日記

コナスビ(小茄子)
<サクラソウ科オカトラノオ属>
平地から山地の道端や草原に普通に生える
多年草の小さな草。


日本の他、
熱帯から温帯に広く分布する。



始めは斜めに立つが、
のちに地を這い、四方に広がる。



葉は対生し、広卵形。

葉のわきに黄色い花を1個づつ開く。


花冠は5~7ミリで、深く5つに裂ける。
花柄は花が終わると下に曲がる。
萼は深く5裂し、裂片の先はとがる。

和名は子茄子(こなすび)で、
小さな果実がナスに似ているからと言うが、
小さくて目立たないので、
じゃがんで拡大鏡で見るのがいいかも。


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ハマエンドウ(浜豌豆)

2016-05-22 05:29:05 | 野の花日記

ハマエンドウ(浜豌豆)
<マメ科レンリソウ属>
海岸の砂浜などに生える多年草。
横に這って伸びる。

葉は3~6対の小葉を持つ羽状複葉で、
巻きひげになる。
小葉は楕円形で托葉は小葉より大きい。


葉のわきから長い総状花序をだし、
蝶形花を開く。


花は長さ2,5~3センチあり、
赤紫色から青紫色に変わる。

豆果は長さ5センチほどで、
エンドウ豆そっくりだ。




 

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