れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ユウゲショウ(夕化粧)

2020-04-30 06:21:41 | 野の花日記

ユウゲショウ(夕化粧)
<アカバナ科ユウゲショウ属>
夕方にピンク色の花を開くことから、
アカバナユウゲショウとも呼ぶ。
実際には日の出前に咲いて、夕方日没の頃に萎む。

草丈20~50センチ。 
花の直径は1,5センチ程度。
雌しべは4裂する。



紅紫色の花弁は4枚。



上部の葉腋に直径12ミリ~15ミリの淡紅色の花をつけ、
花弁は丸く、紅色の脈が目立ちます。

雄しべは8個で、葯は白色。
雌しべの先端は4裂し、十字状になる。

和名では夕方から花が開くとされていますが、
実際には昼咲きの花で夕方に萎んでしまう。

土手や野原に普通に生える南アフリカ原産の多年草。

 

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ハルジオン(春紫苑)

2020-04-29 05:03:17 | 野の花日記

ハルジオン(春紫苑)
<キク科ムカシヨモギ属>

お散歩道
一番出会うのが今は、このハルジオン。
ヒメジオンに似るが、茎の中が空っぽ、蕾がうなだれている。
葉は基部で茎を抱くので、すぐわかります。

都会でも里山でもおなじみの花。
淡紅白色の花で、頭花は直径2~2,5センチで、
糸状の舌状花がたくさん集まってつく。

つぼみの時は首を垂れています。
茎は全体に毛があり、中空で、葉は基部を抱く。

紅色が鮮やかでかわいい。

コンクリートのわきからも元気に生えだして奇麗に咲いています。

北アメリカ原産の帰化植物。
多年草。

 

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タコノアシ(蛸足)

2020-04-27 06:43:20 | 野の花日記

タコノアシ(蛸足)
<ベンケイソウ科タコノアシ属>
沼や河原、水田跡などの湿地帯に生える多年草。
守られている場所には残っているが、
自然に見る場所では次の年には無くなっていることが多い
保護されて守られている場所で無いと見ることができません


茎は直立し高さ30~85センチ。
葉は互生し狭披針形。
茎の先や葉のわきから花序の枝を数本分け、
片側に黄白色の小さな花を多数つける。

先週見たときはまだこんな風に枯れているような状態でした。

本来は(これは去年の9月の画像です)このような花を咲かせます。

花がついた後の花序が
茹でたタコノアシの吸盤に見える事によります。

休耕田などで見つけると嬉しいものですが。
此の頃はなかなか出会えません。

 

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アジュガまたはセイヨウキランソウ(西洋金瘡小草)

2020-04-26 07:07:36 | 野の花日記

アジュガまたはセイヨウキランソウ(西洋金瘡小草)
<シソ科キランソウ属>
西洋キランソウから作られた園芸品種で今はあちこちで見られる。



ヨーロッパから中央アジアの広い地域に分布する。
草丈は10~30センチで、茎を四方に這わせ、
先端に子株をつけながら広がって行く。

まっすぐに伸びた茎の先に、1~2センチほどの小さな花を
たくさんつける。

日当たりの悪い所や芝生代わりのグランドカバーなど、
ガーデニングの様々な場面で活躍している。


群生すると見事で、ガーデニングのアクセントとしてもよく使われている。

↓は、
キランソウ(金瘡小草)で別名はジゴクノカマノフタ(地獄窯蓋)

地面に張り付くように生える多年草。

↓はジュウニヒトエ(十二単)
去年の4月に高尾山で出会ったものだ。
今年はコロナの事で行かれないので写真は撮れませんでした。

明るい林内や道端に生え、全体に長くて白い毛に覆われます。
今年は出会えないかもしれないけれど、
来年には会いに行きます。

 

 

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アカツメクサ(赤詰草)

2020-04-25 07:48:38 | 野の花日記

アカツメクサ(赤詰草)
<マメ科シャジクソウ属>

ムラサキツメクサと、図鑑にはでていて、
こちらの方が正式名称だとあるのだが、
あえて・
アカツメクサと呼ぶほうが親しみ深いのでこうした。
花のすぐ下に葉をつけるのが特徴。




明治初期に牧草として北海道に導入され、
日本全土で野生化している多年草。

花の咲く時期には立ち上がりよく枝分かれする。
葉腋に長さ1,5センチほどの花が球状に集まって咲く。

草丈は20~60センチで、茎には白い毛がある。
小葉は長楕円形で先がとがり、
V字形の薄い斑紋が入ることが多い。

まだ、咲き始めたばかり。



花がたくさん集まって球状になる。
花は下から咲きマメ科らしい蝶形花をしている。
花が終わると下を向く。

たまに白花も見つかります。
日当たりのよい荒れ地や田畑の周りなどに生える。

 

 

 

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オオアマナ(大甘菜)

2020-04-24 06:37:46 | 野の花日記

オオアマナ(大甘菜)
<キジカクシ科オオアマナ属>
よくある花で、はじめは気にも留めなかっったのだが・
アマナよりも大きいのが名前の由来で、
別名の「ベツレヘムの星」とも呼ばれることを知ってから
好きになった花♪群生して咲くと奇麗だ。


帰化植物で小さな球根をたくさん作る。
花は直径2,5センチほどで、花弁状の花被片は6枚。

観賞用に栽培されていたものが野生化して大群落になる。

雄しべの根元は扁平で、6個合わせるとまるで大冠のような形になる。

 

高さ20センチほどの花径から枝分かれした長い花茎は、
地面に水平に伸びる。

種子はできないことが多い。

よく似たものにそれほど細くないホソバオオアマナがあり、
本種とは異なり球根は大きく、分裂する。

 

 

 

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コメツブツメクサ(米粒詰草)

2020-04-23 06:07:16 | 野の花日記

コメツブツメクサ(米粒詰草)
<マメ科シャジクソウ属>
荒れ地に生える黄色い小さな球形の花
道端や公園、河原などに群生する帰化植物。


長さ3ミリほどの黄色い花を5~20個集めた花の塊は、
直径7ミリほどで小さい。

茎はよく分岐し、地面を這うように生える。

葉は3枚1組で芝生など、よく踏まれる場所に生え、
草丈は20~40センチ。



花が終わると、小さくしぼんでしまう。

このコメツブツメクサより、少し大きめのものに、
クスダマツメクサがある。(友人に教えてもらい写真も見せてもらいました。)
花が終わると、クスダマツメクサの花序は茶色になり、
垂れ残って、縦長の球状になるそうです。
クスダマツメクサにも出会ってみたいものです。

 

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シロバナツタバウンラン(白花蔦葉海蘭)

2020-04-22 07:27:19 | 野の花日記

シロバナツタバウンラン(白花蔦葉海蘭)
<オオバコ科ツタバウンラン属>
どこにでもはえる帰化植物のツタバウンランのシロバナです。

近年、道端や生垣のコンクリートの隙間などにもよく生えている。
ただし、色花は珍しい。


毎年、このシロバナを探しに行く。
今年もコンクリートの隙間から生えているのに出会えてほっとした。

葉が蔦の形に似ていることからこの名がある。

花の長さは7~9ミリで、
普通は薄青色に暗い紫色のすじが入る。
花は上下に分かれて、下のつけ根が二つ突き出し、
白から黄色になってよく目立つ。
花の後ろに部分に距があり、密がたまっている。



葉はつたのような円形で、直径1センチ程度のものが多いが、
5センチほどの大きさになる葉もあつて、
オオツタバウンランと言う。

↓は普通のツタバウンラン

 

 

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ウワミズザクラ(上溝桜)

2020-04-21 07:31:27 | 木の花

ウワミズザクラ(上溝桜)
<バラ科サクラ属>
イヌザクラといつも悩むのだが、
葉の先端がより長く尖り、花序の基部に葉がある。
樹皮は暗紫褐色をしており幾分か桜の樹皮に似る。


山野に生える落葉高木。
樹皮は暗紫褐色で横に長いはっきりした皮目がある。

前年枝は黒紫色で光沢がある。

葉は互生し、長さ8~11センチ卵形または卵状長楕円形で、
先は尾状にとがり、基部は鈍形。
ふちには刺状の鋸歯がある。
成葉は無毛。
葉の基部に腺点がある。

長さ6~8センチの総状花序を出し、白色5弁の花を多数密に開く。

花弁は倒卵形で長さ約3ミリ、
雄しべは多数あり、花弁より長い。
花柱は雄しべと同じ長さ無毛。
萼筒は鐘形。
萼片は長さ1~1,5ミリの長楕円で内側は有毛。

果実は赤黄色から黒く熟し、食用になる。

 

 

 

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シロツメクサ(白爪草)

2020-04-20 07:54:56 | 野の花日記

シロツメクサ(白詰草)
<マメ科シャジクソウ属>
四葉のクローバーを探して幸せを探そう!
江戸時代にオランダからガラス器具を輸入したときに、
クッション代わりに詰め物にされたことが名前の由来だそうです。

牧草として世界中に広がる。
茎は地をはって伸び、3枚の小葉で、
カタバミ類の葉に似るが、小葉の先がくぼまない。

長さ1センチくらいの白い花が数十個集まって
球状の花序になる。

花は受粉すると外側から順に垂れる。

ミツバチやハナバチ類がよく集まる。

 

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