れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ミツバツツジ

2009-03-31 06:54:42 | 野の花日記
ミツバツツジ(三葉躑躅)
(ツツジ科)

山地に生える。
落葉低木。
葉に先立って、
枝先に赤紫の花を咲かせる。

まだ、緑の芽吹きの少ない山の中で、
鮮やかな花を見つけるのは嬉しい。

「俳句歳時記」晩春
山躑躅・蓮華躑躅・霧島躑躅

深山つつじ朝々霧のおろしけむ    臼田亜浪

死ぬものは死にゆく躑躅燃えており  臼田亜浪

つつじ燃え庫裡にころころにぎりめし 大貫つるじ

躑躅紅し立つにんげんのさびしらに  丸山久雄
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カキドウシ

2009-03-30 05:41:59 | 野の花日記
カキドウシ
(シソ科・カキドオシ属)

一本づつ咲いているように見えるが、
つる性の多年草で、
花が終わる頃に、
倒れてそこからまた根を出して伸びていく。

葉は、腎形で、先は丸い。
花は淡紫色で、口唇形。

和名の「垣通し」は、
垣を通り越して根を張ることからきているそうだ。

野原や道端に見られる。
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トキワマンサク(白)

2009-03-29 06:08:24 | 野の花日記
トキワマンサク(常盤満作)
(マンサク科・トキワマンサク属)

図鑑には、白花が載っていて、
それがトキワマンサクとなっているが、
私が公園などで良く見かけるのは、
赤いトキワマンサクのほうだ。

一般に、マンサクは春の初めに、
黄色い、ちじれた花を咲かす。

これは、新しくグリーンベルトに植えられて、
今年はじめて咲いたのを見たものです。

暖地の山地に生えるとある。
常緑低木。
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菜の花

2009-03-28 05:47:12 | 野の花日記
菜の花
(アブラナ科)
やわらかそうな浅緑の葉の上に、
黄色い十字の花をたくさんつける。

菜の花畑は、モンシロチョウがお似合い♪


「俳句歳時記」晩春
菜の花
(菜種の花・花菜)
 
 菜畑に花見がほなる雀かな       許六

 菜の花の暮れてなほある水明かり  長谷川素逝

 菜が咲いて鳰も去りにき我も去る  加藤楸邨

 菜の花に少年海を好みけり     五所平八郎

 ながき貨車過ぎて一面花菜畑    奥村すみれ
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クサボケ

2009-03-27 06:55:39 | 野の花日記
クサボケ(草木瓜)
<バラ科・ボケ属>

日当たりのよい山野に生える。
茎の下部は、地に付して小枝には棘がある。

土手で見つけた。
土手はきれいに刈られるので、
橙色の鮮やかな花は、
草の緑の中でこっそり咲いていた。


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白の諸葛菜(しょかつさい)

2009-03-26 06:42:41 | 野の花日記
白の諸葛菜(しょかつさい)

我が家の裏庭で、
ひっそり一輪のみ咲いていた。

以前には、
空き地の庭を覆うほどに咲いていたものだった。

久しぶりに日差しのあたらぬ裏庭に行ったら、
ムラサキハナナ(諸葛菜)も、
少なくなったが、けなげに咲いていた。

草むしりの後は、
くしゃみと鼻水が止まらなくなった。
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ミツバアケビの花

2009-03-25 06:40:31 | 野の花日記
ミツバアケビ(三葉木通)の花
<アケビ科・アケビ属>

山野に生え、
蔓状になって他の木に絡まる。

葉が三枚のものと、
五枚のものがあって、
5枚のものが、五葉木通(ごようあけび)。

花も可憐だ。
花を見つけると嬉しくなる。
実になるのを楽しみにするが、
東京ではなかなか実はつかない。

山野で見つけると・
こんな嬉しいことはない♪




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シナワスレナグサ

2009-03-24 06:19:28 | 野の花日記
シナワスレナグサ

私の好きな勿忘草だ。
毎年、咲いてくれる。
今年も、元気にプランターの中で咲き出した。
冬の
雪の降る日に、咲いていたことがあった花だ。

普通のワスレナグサより、強いのかもしれない。

英名の花言葉「フォーゲットミーノット」
を訳したものが和名になったそうだ。

恋人のために花を摘もうと、川に落ち、
「我な忘れそ」と言い水中に消えたと言う花物語がある。


「俳句歳時記」晩春

勿忘草(わすれなぐさ)
<わするな草・ミヨソティス・藍微塵(あいみじん)>

小さう咲いて勿忘草や妹が許  村上鬼城

藍微塵遠き師の恋歌の恋    石原八石

勿忘草星が思い出盗りに来る  我妻豊子




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スミレ

2009-03-23 05:39:04 | 野の花日記
スミレ(菫)
(スミレ科・スミレ属)

野にごく当たり前に咲く。

紫色の花が何とも愛らしい。
春を告げ花の代表だ。

タチツボスミレか??
コスミレかも?

「俳句歳時記」三春
菫(すみれ)
<菫野・花菫・菫草・一夜草・菫摘むなど>

  山路来て何やらゆかしすみれ草    芭蕉

  菫ほどな小さき人に生まれたし  夏目漱石

  すみれ野に罪あるごとく来て二人 鈴木真砂女

  手にありし菫の花のいつかなし  松本たかし

  かたまって薄き光の菫かな    渡辺水巴
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ムラサキケマン

2009-03-22 05:42:08 | 野の花日記
ムラサキケマン
(ケシ科・キケマン属)
野原や雑木林の木の下に咲く。

和名は、紫華鬘(むらさきけまん)で、
華鬘と言うのは、
仏殿の欄間にある装飾品のことだそうです。

去年咲いていた場所は、
まだ空き地だったので、今年も探しに行ったら、
咲いていました。

東京で見つけるのが、
だんだん難しくなってきました。
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