れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

センダンの花

2008-05-31 06:06:20 | 野の花日記
センダンの花
(栴檀)別名オオチ
暖地の海岸近くに自生する。
街路樹や公園、お寺にもよく植えられている。
なんだか抹香臭い名前の木だと思う。

新しく伸びた枝の葉脈から複葉散花序をだして、
淡い紫色の小さな花をたくさんつける。

秋にたくさんの黄色い実をつける。
果実は薬用にするらしく、
抹香臭い名前の通り(笑)核は?(図鑑にそう・ある)
数珠の玉になる。
(ムクロジに似ている?)
おうちの花って、どんな花かと思っていたら、
栴檀の花だったのね。

「俳句歳時記」より
 楝(おうち・あふち)の花
 樗の花 花樗 栴檀(せんだん)の花

 どむみりとあふちや雨の花曇     芭蕉

 ひろがりて雲もむらさき花樗   古賀まり子

 花樗旅人われも佇ち憩ふ      大竹孤悠
  
 せんだんの花の月夜の庫裡に酔ふ  堀 葦男

 




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ヒルガオ

2008-05-30 07:07:50 | 野の花日記
ヒルガオ
野原や道端に見られる多年草。
地上の茎は、つるになって左巻きに周りのものに絡み付く。

万葉集にでてくるカオバナ(容花、貌花)は、
ヒルガオだそうだ。

漢名は、旋花(センカ)
方言には、アメフリバナ、ハタケアサガオ、チョクバナ、カッポウ(?♪)
などと呼ばれる。

 「俳句歳時記」
   昼顔(ひるがほ)
 鼓子草(ひるがほ)
  
 昼顔に認めし紅の淋しさよ   松本たかし

 昼顔は摘まぬ花なり石の門   中村苑子

 昼顔の露に踏み入る二歩三歩  藤田湘子

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キキョウソウ

2008-05-29 08:55:05 | 野の花日記
キキョウソウ
別名(ダンダンギキョウ)

花は、綺麗な薄紫で、1センチ前後の小さな花を、
茎をどんどん伸ばして、咲かせる。

柄のない丸い葉がダンダンになっているから、
ダンダンギキョウとも呼ぶらしい。

以前、里の河原で一本頂いてきたのが、
毎年、プランターのどこからか咲いてくるのです。

丸い葉が伸びてくるので、
あぁ・・今年も健気にキキョウソウがでてきたな・
と思い抜かずに置くのです。

紫色の花だけ見れば、園芸品種のカンパネラ類、
アルペンブルーの青い星の花によく似ています。

ただ、いかにも雑草らしい風情があるし、
何と言っても素朴な味わいがある。

以前に、東京の空地で群棲したのを見たことがある。
結構、可愛い花の割には?
根性もあるらしい??♪




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ユスラウメ

2008-05-28 07:03:51 | 野の花日記
ユスラウメ
(サクラ属)
春に淡紅色の小さな花が枝に多数ついて咲く。
小さな梅の花・というより桜の花のほうに近いかな?

ユスラウメは、花より勿論実を楽しむ。
真っ赤に熟した実は、甘くて・ちょっと酸っぱくて美味しい。

大体見つけた時には、いつも取られた後です。
私は、一粒だけ
味見させてもらいました♪
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チチコグサ

2008-05-27 03:32:28 | 野の花日記
チチコグサ
(キク科ハハコグサ属)
たぶん(笑)チチコグサモドキだろうと思う。

チチコグサの仲間にも、
チチコグサ、タチチチコグサ、チチコグサモドキが在る事を知った。

チチコグサモドキが一番、貧相に見える。
白い綿毛や、丸みを帯びた葉が特徴的な帰化植物だ。

頭花が、花の脇に固まって綿毛がすっぽりと包まれるので、
日本原産のチチコグサと区別できる。
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ホタルブクロ

2008-05-26 05:10:37 | 野の花日記
ホタルブクロ
(キキョウ科ホタルブクロ属)
各地の山野に見られる。
図鑑では、普通によく見られる・とあるが、
この頃は、庭で育てられているのはよく見受けられます。

チョウチンバナ、トッカンバナとも呼ばれ親しまれている。
ホタルブクロの名も、
昔の提灯の呼び名の「灯垂る袋」から来ているそうだ。
この花の中に、昔は蛍を入れて遊んだ事から名づけられた。

俯いた鐘のような形の先っちょの花びらが反り返る。
白色があり、今は園芸品種の紫色も我が家では咲いている。

「俳句歳時記」より
  蛍袋(ホタルブクロ)
    釣鐘草・提灯花・風鈴草
 
   宵月を蛍袋の花で指す   中村草田男

   山の雨蛍袋も少し濡れ   高田風人子

   おさなくて蛍袋の中に棲む 野澤節子   
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山椒の実

2008-05-25 09:12:53 | 野の花日記
サンショウ
(山椒)
山椒のまだ青い実

春に目立たない細かな黄色い花をつけた。
今は、緑色の小さな丸い実になった。

若葉は、木の芽和えや、筍の煮付けの上に、
パンと葉を叩いて添えるといい香りがして食欲をそそる。

秋に赤い実になり熟すと割れて中から黒い目玉のような種子が覗く。
これが、香辛料の山椒になる。



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マンネングサ

2008-05-24 05:47:54 | 野の花日記
マンネングサ
(ベンケイソウ科キリンソウ属)

緑の絨毯に、黄色い星のような花が、咲く。

道端や、野原でよくみられる。
都会の石垣や道路の隅にはびこっていたりもする。
中国原産の帰化植物らしい。

コモチマンネングサとツルマンネングサがあるが、
どちらもよく似ていて私には区別がよくわからない。

コモチマンネングサは、二年草で全体がやわらかく弱弱しい・と
図鑑に在る。
マンネングサが弱弱しいとは思えない~(笑)

ツルマンネングサは、全体が無毛で多肉質の多年草だそうだ。
う~~~ん
どうだったかなぁ。


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木苺

2008-05-23 06:13:22 | 野の花日記
木苺の実

買い物途中で、見つけた。
もう熟れて、
美味しそうな橙色の粒粒がなっているのを見つけた。
一つだけ摘んでいただく。
懐かしい味。
幼い頃、我が家の庭にあって、よく摘んで食べたものです。

なぜか?私の植物辞典に木苺は載っていない。
だから(笑)詳しい事はよく解からない~。

今日は、いただいた甘夏で、
皮を使ってピールを作ろう。
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梅の実

2008-05-22 06:30:30 | 野の花日記
梅の実
(バラ科サクラ属)
早春を彩った梅の花は、
いまこんなに太った青梅になった。

我が家にあった梅の木は、
毎年たくさんの実をつけていたので、
木によじ登ってとるのが私の役目だった。

二壜漬け込んでも、まだ余ったので、
よく近隣に分けたものでした。

もうそんなこともなくなりました。

我が家の梅は今はなく、
それでも隣家の庭に、
かろうじて残されてあるが、
こちらからは、見えない家の作りになっていて
元気に花を咲かせたと言う話は、その又隣の方から聞いた話です。

今年も又、梅の実をつけていることだろうが、
梅の実はそのまま落下することでしょう。
 
「俳句歳時記」
 青梅(実梅)
       
   雨重ねきて青梅の澄みゆく香   渡辺千枝子
      
   高きより青梅降らす声若し     角田独峰

   梅の実を盥にあける音のよし    野村喜舟

   

     




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