れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤハズソウ(矢筈草)とメドハギ(蓍萩)とキタキチョウ

2021-08-31 05:54:38 | 野の花日記

ヤハズソウ(矢筈草)
<マメ科ヤハズソウ属>
ヤハズソウもメドハギもまだ時期が早く、
目の前のスキー場の草地に踏み場もないほど生えていたのに、
花が咲いてるものがほとんどなかった。
メドハギも、まだ少し早すぎて花が少ない画像になってしまった。
それにしても・ヤハズソウ(矢筈草)もメドハギ(蓍萩)も、
漢字で書くのが難解だが、それで名前の由来が解る。

日当たりのよい野原や道端に生える。
まだ、咲き始めたばかりで回りにいっぱい生えてはいるのだが、
花をつけてるのを探すのに苦労した。


葉は長倒卵形の3小葉を持つ複葉で、小葉の先は丸いかややへこむ。
花は淡紅色の小さな蝶形花。


和名の矢筈草(やはずそう)は、葉をちぎると
矢の弓の弦に当たる部分の矢筈の形になることから。


         ちょっと休憩

メドハギ(蓍萩)
<マメ科ハギ属>
メドハギも花には早すぎた。
本当だと枝にいっぱい花がつくのだが・・。
これにはキタキチョウが卵を産む食草だ
見事な蛹の黄色は、まるでメドハギの葉っぱそっくりだ。


茎の高さは1メートル近くになるものもある。
よく枝分かれして低木状になる。葉は3小葉を持つ複葉で密に互生する。


花は、葉のわきに2~4個集まってつく。
白黄色で紫色の線がある。メドハギ(蓍萩)は
ゼイチク(筮竹)占いに使った。茎を筮(めどぎ)に使ったので
この名がある。

      メドハギは、キタキチョウの食草


メドハギに産んだキタキチョウの卵(少し細長い)


   元気なキタキチョウの幼虫




       キタキチョウの蛹
(きれいな黄色で目立ちそうだが実際は葉っぱに同化している)



          キタキチョウ

          キタキチョウ

     俳句季語秋の蝶
     秋蝶(秋蝶)とも使う。

      秋の蝶山に私を置き去りぬ 阿部 みどり女

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ウマノスズクサ(馬鈴草)とジャコウアゲハの幼虫(卵と蛹)ジャコウアゲハ

2021-08-30 06:38:34 | 野の花日記

ウマノスズクサ(馬鈴草)
<ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
去年、楽しみに出かけて行ったら、ウマノスズクサがすべて刈りとられていて、
がっかりした。春に行った時、少し生えているのを見つけてほっとしたが、
花の時期に行っても、まったく咲いてなくて成長もしていない。
あぁ‥ここらあたりでは、ここしか見ることができないのに・・と、
思っていたが、昨日、ちょっと遠出の自転車で出かけてみたら!
咲いていたし、すごく太ったジャコウアゲハの幼虫も数匹見つけた。
そばをジャコウアゲハの雌が飛んでいた。
卵を産みに来たのだろう。よかった・・。

ウマノスズクサは変な花だ。
ホルンのような形で、基部が球状に膨らみ、
先端が斜めに切れた形で三角状にとがる。

果実はまれにつくそうだが、私はまだ見たことがない。
有毒植物です。

  ★ここから先はジャコウアゲハの幼虫の画像なので嫌いな方は
    ご注意ください。

まずは、卵。


すごく太っていて元気そうだったので、嬉しかったが、
そうは言っても、この色合いと形態は未だにちょっと好まれそうもない。



 

私が見ただけでも3匹はいたので、もっとさがせばいたかもしれない。
ちょうど、ジャコウアゲハのお母さん♀が、産卵しに飛んできた。

これは、春に野川公園で見つけたジャコウアゲハの♀

これは♂?かな。

蛹はなかなか出会えず、いつもこの野川公園で出会った蛹
(オキク虫)を使用させてもらう。

超可愛い!おきくちゃん♪
また、会いたいのだけれど、なかなか出会えない。

そんなこんなで、
今日は昨日出会ったジャコウアゲハの幼虫になってしまった。

   俳句季語秋の空で、
 秋空(あきぞら)・秋の天(あきのてん)秋天(秋天)とも使う。

   秋天にわれがぐんぐんぐんぐんと 高浜 虚子

   去る者は去りまた充ちて秋の空  飯田 龍太

 

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カワラケツメイ(河原決明)とミヤコグサ(都草)とクワコ(桑蚕)

2021-08-29 07:30:23 | 野の花と昆虫

クサネム(草合歓)
<マメ科クサネム科>

ハナNさん、間違いを指摘してくださり。ありがとう。

カワラケツメイ(河原決明)
<マメ科ジャケツイバラ属>
この頃、里山に出かけても見なくなったなぁと思う。
久しぶりに出会えて懐かしかった。

犬も泊まれるペンションの裏は、スキー場になっているので、
横道から登って行った。
頂上付近(今はもう使用されていない感じだった)の道の両脇にたくさん群れて
咲いていてくれた。

葉は互生し羽状複葉。
日当たりのよい河原や草地に生える多年草。
葉のわきに、黄色の小さな花を開く。
和名は河原決明(かわらけつめい)で、決明はハブソウの漢名。

スキー場の山から下り、食料持参で急斜のある道を緑の田んぼ迄降りた。
まだ、2時だから、登りはきついけれど4時過ぎには帰れるだろうと、
思ってノンビリ歩いていたら、ペンションのマスター夫婦が、
心配して探しに来てくれた。え?山には入り込まずに降りてきて、
魚沼産コシヒカリの稲の花を見ようと思っただけなのよ。
ドローンを飛ばして、山を探していないから、お天気も急に悪くなって
(山用の完全雨具、リュックに入ってます)これは大変と!車で探して、
出会ったからよかったと、乗せてくれたので急登を登らずに済んだけれど、
主人はいつも携帯に鍵かけて、ほとんど出ない・これが問題の原因だ!
警察か消防団に4時過ぎでも帰らなかったら連絡しようと話していたと。
犬の捜索は、何回かしたことがあるが、人間は初めて!とか言われてしまった。
これも、このペンションのご夫婦のやさしさだと思うし、
私たちの非常に呑気なことがよく解った。

ミヤコグサ(都草)
<マメ科ミヤコグサ属>
道端や芝生などに生える多年草。
地面を這って増える。


もう、黒いさやが左端にできている。
葉のわきに花柄をだし、長さ1~1,6センチの黄色い蝶形の花をつける。


ここいらのミヤコグサはなんて元気なんだろうと思った。
群生して立ち上がって咲いてるものもあった。

     桑の葉にクワコ(桑蚕)を見つけた。


近くを探したら、数匹いた。無事に育つといいけれど。


     下は今、インスタ映えで有名な「清津峡」


 

 

     俳句は季語夏休(なつやすみ)で。

     旅終へてよりB面の夏休  黛 まどか

 

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ゲンノショウコ(現証拠)とオニヤンマとその後のオオスカシバ日記

2021-08-28 07:39:39 | 野の花日記

ゲンノショウコ(現証拠)
<フウロソウ科フウロソウ属>
今回、私が行った新潟の湯沢あたりは、白のゲンノショウコ
しか見られなかった。東京では、平均的に紅白咲く。(私が見る限り)

胃腸病の特効薬だ。花の直径は1~1,5センチほど。
(私の図鑑では関東は白花、西日本では紅色が多いとある。)

緑の中に白い花が咲いているので、つい目が向いてしまう。


花が大きく写っているので、フウロかと思ってしまうが、
関東でも紅紫色のゲンノショウコはよく見られる。

こちらは、アサマフウロで、花の大きさが径3~4センチもあり、
紅紫色が美しい高原などに生える、この種の中では最も大きな花
を咲かせて見事。

ちょうど、「アルプの里」を散策していたら、オニヤンマの産卵に出会った。
近辺でも、よくオニヤンマを見かけた。

産卵中です。
水が無くなっても、ヤゴになるので平気なのでしょうか?

 

あまり大きくて、カメラに入りきれなかった!
(ちょっとかくれんぼでしたが。)

 私のオオスカシバは・帰宅したら卵は無くなっていたので
 1齢になれたかと、探しが、白いキッチンペーパーの上で
 動かなくなっていました。残念です。
 部屋の中は暑くて湿気もあったかもしれません。

こんな小さくて・・。もう動きませんでした。

こちらは、なんとか・・。
新鮮な柔らかそうな葉を与えています。
さて・・大きく育ってくれるかしら?

だいぶ、大きくなってきました(これでも・)
フンも少ししてくれています。

  俳句は季語八月

 八月の雨の肋を探り居る  佐藤 鬼房

 八月の蝉風の高さにて   広瀬 直人

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オオハンゴンソウ(大反魂草)とハンゴンソウ(反魂草)

2021-08-27 06:20:42 | 風景

オオハンゴンソウ(大反魂草)
<キク科オオハンゴンソウ属>
ワンコを連れての夏休みで、新潟(・と言っても湯沢あたりまでは、そんなに遠くない。)
犬も泊まれるペンションを中心に(我が家の犬は車に弱いので遠出は2百キロ圏内)
近くを散策するのが常だ。
ペンションの裏山がスキー場になっているので、そこを散策するので、十分楽しい。
あ・・そんなことより反魂草(ハンゴンソウ)の謂れが気になる。
魂が反る・・すごい名前だ。つまり、生き返るのだ。
しかし、残念ながら、ある薬草につけられた名前を間違ってしまったそうな・
お粗末な結果で、とても残念です。
特にオオハンゴンソウは帰化植物で本来日本にあった花ではありません。


(この近辺を、お散歩すると、よく、オオハンゴンソウが咲いていた。)
北アメリカ原産の多年草。
河岸や草原に見られる。
大形の植物で、6~7センチもある黄色い頭花を上向きにたくさんつける。

頭花は舌状花と多数の筒状花よりなる。
葉は互生し、下部のものは有柄で、羽状に3~7裂する。


下はハンゴンソウ


ハンゴンソウ(反魂草)
<キク科キオン属>
キオン(黄苑)に花が似ているが、
葉っぱで区別する。これも大型の多年草。

葉が羽状に3~7深裂している。




土樽の線路近くに咲いていた。ベニバナセンブリ(紅花千振)

べニバナセンブリ(紅花千振)
<リンドウ科シマセンブリ属>
二年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。


この頃、センブリ(千振)にも出会えません。
ベニバナセンブリに出会えただけでも嬉しかったです。

毛渡沢橋梁の近くの魚野川の河原で遊んだ。


毛渡沢橋梁

        おまけは、アキアカネ

     俳句蜻蛉(とんぼ)
     蜻蛉生る・夏茜(なつあかね)・川蜻蛉(かわとんぼ)
     糸蜻蛉(糸蜻蛉)などと使われる。
    
     蜻蛉釣けふは何処まで行ったやら   加賀 千代序
     蜻蛉が寂しい机にとまりに来てくれた 尾崎 放哉
     あの頃へ行こう蜻蛉が水たたく    坪内 稔典

   

 

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マテバシイ(馬刀葉椎)の実とオオスカシバは卵から極小幼虫へ♪

2021-08-23 04:32:00 | 野の花日記

マテバシイ(馬刀葉椎)の実
<ブナ科マテバシイ属>
実は・マテバシイは哀しい名前だ。
椎(特にスダジイ)のように美味しくない事から、

暫く待てば椎のように美味しくなるとの由来によるそうだ。

時々、大きな実がなっています。
常緑高木。葉は互生し長さ5~20センチの倒卵状楕円形。
厚い革質で、裏面は灰緑褐色。

いつか・椎の実のようになるのだろうか?

堅果は長さ2~3センチの長楕円形で、翌年の秋に成熟し、
食べられる。殻斗は皿形で苞片が瓦状に並ぶ。


   

       ちょっと翅が傷んだミスジチョウではなく
       
ホシミスジと、えていただきました。

       hさん、いつもありがとう。お世話になります。

   

     昨日、卵からかえった極小のオオスカシバの極小1齢
(確かに朝は卵でした。3時過ぎに見ると、あれ?尻の黒い刺が見えます。

    え??どこでしょう?

円の中でも解りませんね。

でも確かに細かなフンがテッシュの上にありました。

解りやすいのはまず、お尻の黒い刺を見つけることです!

さて、柔らかそうな葉を足して、静かな少し暗い場所にテッシュに十分水を吸わせて、
置いていきます。26日の夕方には帰るから、元気でいてね。

今朝は幼虫が見つかりません。
でも、幼虫の近くに極小のフンが見えたので、まずは安心です。
他にも卵が2個あります。
葉を増やしてあげたので見つかりませんが大丈夫でしょう。
26日まで、元気でいてね。



   今朝の状態。これに蓋をして行きます。(卵は見えますよ。)

         俳句は季語夏帽子で、
        夏帽・麦藁帽(麦藁帽)などとも使う。
      
       母と子の夏帽子重ねおくベンチ 山田 弘子
      
       少年が未来へ飛ばす夏帽子 小倉 ケイ子
      

 

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キツリフネ(黄釣舟)とああ~オオスカシバ!卵から

2021-08-22 06:49:31 | 風景

キツリフネ(黄釣舟)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
ツリフネソウと同じ仲間で、花色が黄色。
ツリフネソウのように距が巻かない。

山地の渓流沿いや湿地に生える。
花の形が帆かけ船を吊り下げたように見えることから
ツリフネソウで、花色が黄色いのでキツリフネ。


葉質は薄く、花は3~4センチのほら貝形で花柄にぶら下がる。
花弁のような袋状の萼片の基部が距になっている。
(ツリフネソウ↓は距が巻く)


  ああ!!!昨日のオオスカシバよ!
   何ということだ!キッチンぺーパーを替え、
   水を含ませたティツシュを枝に巻いて
   飼育籠に入れたはずなのに!!!どう見ても居ない!
  大体細かい糞が無い!って?え???間違って?
あんなに注意したつもりなのに・・ティッシュを変える時に間違って捨てた???
 ちょっとショックでふて寝した。可愛かったのに・・ごめんなさい。
  暫くたって、わんことお散歩へ、外のテーブルでブランチして気分転換。
この緑地帯には梔子が植栽されていて、食われた跡がいっぱいあった。
幼虫を探したが、見つからない。日中の暑さからだろうか?

そばを蜂や蝶が飛び交う。卵は4個見つけた。
 もう、卵から飼うしかない!と決心したら、なんかすっきりしたが、
どのくらいかかるのだろうか?
卵もなんか小さくて産み付けられたばかりのような気がした。
まぁ、これで頑張ってみようと思っている。

卵が解りますか?


卵が見えます。

見えなかった方のために。


普通に写真を撮るとこんな感じです。

今の携帯は、私のデジカメよりよっぽどきれいに撮れます。

明日から3泊4日で夏休みを犬も泊まれるペンションで過ごします。
卵なら、大丈夫でしょう。
帰ったら卵に変化があるのを楽しみにしています。

  ちょうど、緑地帯に飛んできたゴマダラチョウ


始めて出会いました。
結構、大きな蝶に感じました。
ミスジチョウを追っていた後だったから尚のことかもしれません。

     俳句夏座敷
    襖外すなどとも使う。
    陽の匂ひつれて暮れゆく夏座敷 岩崎 虎雄

 

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ミズタマソウ(水玉草)とオオスカシバを飼う♪

2021-08-21 07:15:35 | 野の花日記

ミズタマソウ(水玉草)
<アカバナ科ミズタマソウ属>
丸い果実に白い毛が密生して可愛い水玉に見えるので、
この名がある。数年前には、いつか出会いたいと思っていたのに、
この頃は、野川でも高尾でもよく見られるので嬉しい。


山野の日影でも花が咲く。
花は白くて小さくて目立たない。


葉は対生し、節は赤褐色がかることもある。


ミズタマソウの果実は、腺毛の先端に粘液があり、
昆虫から花や果実を守っている。

ここ暫く、梔子(くちなし)を見つけると、
食われた葉の近くなど、(オオスカシバの食草)
犬のお散歩中によく探していたのだが、なかなか見つからなかった。
昨日、たぶん卵からかえったばかりぐらいの
オオスカシバの幼虫を見つけた。
昨日から、飼育籠に入れて飼い始めたので毎日、
その成長を記していこうと思っている。

以前、同じ梔子の木で見つけたオオスカシバの卵
卵から飼うのは難しいと思いここでは諦めていた時。

本当はもうすぐ蛹になりそうなくらいの大きさから飼いたかったのだが、
今はどう探しても見つけられない。
なんてこと! それなのに・・。
たぶん、私が飼い始めたのは、まだ1齢の幼虫だろうと思うのだ。
最後まで、見守りたいと思う。


画像は、大きくしたので何とかどこにいるか見つかりますか?


見つけましたか?


若葉の緑と同じ色なので見つけるのにいまだに苦労しています。


大分、大きくした画像のフンです。
フンも見落としそうなくらい細かいです。

極小のフンです。

 

      俳句は秋の鰯雲(いわしぐも)で
       鱗雲(鱗雲)とも使う。

     鰯雲人に告ぐべきことならず  加藤 楸邨
   

 

 

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ウリの木の実とウズマキグモ

2021-08-20 06:54:30 | 木の実

ウリ(瓜)の木の実
<ウリノキ科ウリノキ属>
ウリノキは、葉も花も可愛くて愉しめる木です。
花や実がついてないと山でも見逃すことが多いです。
藍色に熟した実が美しい。

山地に生える落葉低木。
葉は互生し、長さ10~20センチで3~5浅裂し、質は薄い。
裏面には軟毛がある。

果実は長さ7~8ミリの楕円状球形で藍色に熟す。

5~6月、葉のわきに白い花を数個吊り下げる。
花弁は長さ3~3,5センチの線形で6個あり、強く反り返る。

 

          ウズマキグモ
  円の網で、渦巻きのようなかくれ帯をつくる。

        ウズグモ科で、蜘蛛は5ミリ前後。
        

         俳句は夏の季語蜘蛛
   蜘蛛の巣・蜘蛛の囲・女郎蜘蛛などと使うこともある。
        
      大蜘蛛の虚空を渡る木の間かな  村上 鬼城

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スベリヒユ(滑莧)とヒメグモ?

2021-08-19 06:29:41 | 野の花日記

スベリヒユ(滑莧)
<スベリヒユ科スベリヒユ属>
道端によく見る花だが、茹でて食べられる。
ぬめりがあるところから、この名があるみたいだ。
黄色い5枚の花弁が地味だが目立つ。


畑や道端に生える多肉質の1年草。
山形では「ひょう」と呼ばれ、よく食べられている。

茎は地を這う。
葉は肉質で長さ,1,5~2,5センチ。

径6~8ミリので黄色の5弁花は日を浴びて開く。

   お散歩途中のつつじの葉に網を張っていたので
   何蜘蛛だろうと、調べてみた。
    結構、近場にたくさんいたが蜘蛛と言うよりは、
   橙色の実のような感じでした。
  (2ミリほどで網を張っているので蜘蛛だと思う)
       ヒメグモに一番近そうだ。




    間違っていたら、ご指導ください。

     俳句は秋の季語芋虫

    芋虫が肥えて気儘な空の艶  飯田 龍太

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