れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

キヌタソウ(砧草)

2019-06-30 04:34:01 | 野の花日記

キヌタソウ(砧草)
<アカネ科ヤエムグラ属>
山地の林下や、ふちなどに生える多年草。



茎は無毛で高さ30~50センチとなる。

葉は卵形で先が鋭くとがり、
長さ3~6センチで4枚が輪生し、目立った3本の縦の脈がある。

花は茎の上部に枝を分けて円錐状に多数つき、
花冠は4裂し2~3ミリの白い花をつける。



和名の砧(キヌタ)は、
柄のついた果実を砧(衣類を柔らかくするために使う槌)に見立てたものだそうです。




 

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オランダガラシ(阿蘭陀辛子)

2019-06-29 10:21:01 | 野の花日記

オランダガラシ(阿蘭陀辛子)
<アブラナ科オランダガラシ属>
流水中や水質地に群生する多年草。
茎は這うか水面に浮かび、高さ20~30センチになる。



葉は奇数羽状に分裂して互生する。



白色の十字状花を密に開く。

花期は6月~7月の水辺や流水中で、
クレソンとも呼ばれる帰化植物。
肉料理の付け合わせやサラダなどの付け合わせに食用とされる。

 

 

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ハグロソウ(葉黒草)

2019-06-28 04:40:31 | 野の花日記

ハグロソウ(葉黒草)
<キツネノマゴ科ハグロソウ属>
上下2枚に分かれた花弁が特徴の花です。
いつも寄る公園でよく見ていた花なのですが、
今年はあまり花がついていませんでした。


葉は長さ2~10センチほど、
暗い緑色で対生する。

花は2枚の苞の間から顔を出し、
上下二枚に分かれた唇形をしていて、
下唇のほうが大きい。
上唇は先端が上方に反り返っている。

花の色は紅紫色で、花冠の内側に赤褐色の斑点模様がある。

葉が黒っぽいことから、
葉黒草と名付けられた。

山地のうす暗い林内や反日蔭となる林のふちに生える。

 

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ウマノスズクサ(馬鈴草)

2019-06-27 05:21:53 | 野の花日記

ウマノスズクサ(馬鈴草)
<ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
土手や茶畑などに見られる多年草のつる草。

私には秘密の場所があって、楽しみに出かけて行く。
花の形も面白いのだが、何といってもジャコウアゲハの食草だということだ。


5月の中頃に見に行った時は、ジャコウアゲハの幼虫をたくさん見つけた。
それも、よく太った元気な子だった。
花は1輪だけで、まだ蕾だった。
先日見に行き、できれば蛹(お菊虫とも呼ばれる)を探したが、
もう旅だったのか?見つけることができなかったが、
花はたくさん咲いている最中だった。

 葉は三角形に近い形で、基部は両側が耳のように張り出す。

花には花弁がなく、3つの萼片が合着して、長い筒のような形になっている。
雄蕊と雌蕊のある部分が、丸く膨らみ、先端がラッパのように広がっている。

嫌いな方はごめんなさい。
下は、ジャコウアゲハの幼虫です。

 

上は蛹(可愛いのでお菊さんと呼んでいます)




上はジャコウアゲハの♀

上はジャコウアゲハの♂

蝶に関してはよくわからないので、
間違っていたら指摘してください。

パソコンが壊れて、使い慣れず難儀していますので、
見づらい点や間違ってることなどあるかもしれません。


 

 

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ナツツバキ(夏椿)

2019-06-15 04:31:36 | 木の花

ナツツバキ(夏椿)
<ツバキ科ナツツバキ属>
山地に生えるが、よく庭木に植えられる落葉高木。


樹皮は帯黒赤褐色で薄くはがれる。



葉は互生し、長さ4~12センチの倒卵形で
やや厚い。
裏面にはまばらに毛がある。

 



葉腋に直径5~6センチの白い花を咲かす。
花弁は5個で、縁に細かい鋸歯がある。
花の下には萼片より短い2個の苞がある。



下はヒメシャラ(姫沙羅)



花はナツツバキより小さく、
直径約2センチほど。

 

 

上もヒメシャラの花です。

 

 

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モクゲンジ(木欒子)

2019-06-14 05:21:59 | 木の花

モクゲンジ(木欒子)
<ムクロジ科モクゲンジ属>
私の図鑑にはオオモクゲンジ(大木欒子)が載っていた。
以前、お寺でみたものには、モクゲンジと、
あったので、どちらかは確かではないのだが、
一応、モクゲンジとした。
落葉高木。

 

 

葉は長さ約30センチの奇数2回羽状複葉。
小葉は長さ3,5~9センチの長楕円状卵形で、
厚い洋室紙。

 

夏に枝先の大形の円錐花序に黄金色の小さな花を多数開く。

 

 

ムクロジ科と言うのがよく解る。

 

 

グリーンベルトに植えてあるので、
毎年楽しみに見に行く。
去年は、この下に大好きなオカトラノオが咲いていた。
それを目当てに行ったのだが、
今年は花後の後も?見つからなかった。

 

↓は果実で約4センチほど淡紅色の袋状に種子がつく。
(これは褐色に見えるが。)

 

下は袋状のものが裂けて種子がみえているものです。
こちらは淡紅色で綺麗です。

 

 

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ヒメイ(姫藺)

2019-06-13 04:40:54 | 野の花日記

ヒメイ(姫藺)
<イグサ科イグサ属>
始めは、クサイ(草藺)かと思ったが・・
なんとなく・花の形が違うので、イグサ(藺草)かな?と思ったが、
私が知っているイグサは、1メートルぐらいあったので、
悩んだ。
いつものように「教えてgoo」に投稿して教えてもらいました。



湿地や浅い水中に生える植物で、泥に根を下ろす。
先のとがった細い茎ばかりが束になったような姿をしている。

 



日本では全国に分布し、平地から山地まで生育範囲も広い。
種内の変異が大きく、山地に出現する小柄なものを
ヒメイ(姫藺)と呼ぶが、
中間型があって明確な区別はできない。

また、花の柄がごく短く花序が頭状になるものをタマイという。

またまた、迷ってしまうので、
細かい分類にはこだわらず、イグサでもいいかもしれません。

 

 

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ニワトコ(庭床)の実

2019-06-12 05:38:12 | 木の実

ニワトコ(庭床)の実
<スイカズラ科ニワトコ属>
各地の山野に生える落葉低木。
若い枝は樹皮が縦に裂けて落ち、灰褐色になる。
もう、赤い実になっていた。

 

枝や幹の黒焼きが骨折、打ち身などの薬になるので、
接骨木とも言う。


葉は奇数羽状複葉で互生する。
小葉は2~3対あり、
長さ5~15センチの長楕円形または広楕円形で、
先が尖り基部が円形。
ふちに細かい鋸歯がある。

 

春に淡黄白色の小さな花を多数つける。

果実は直径3~5ミリの卵球形で赤く熟し、
中に種子が3~5個ある。

 

 

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ハナキササゲ(花木大角豆)

2019-06-11 07:22:35 | 木の花

ハナキササゲ(花木大角豆)
<ノウゼンカツラ科キササゲ属>
落葉高木。
歩く会で、八国山から北山菖蒲園まで歩いた時、
菖蒲園の入り口の高い所に咲いているのに出会う。
花は盛りを過ぎていたけれど。



樹皮は灰褐色で浅く裂ける。
葉は長さ12~25センチの広楕円形。



花は長さ4~4,5センチと大きく、
白色で内側に紫色のすじがある。
裂片のふちは少し縮れる。

 

 

庭木や街路樹などに見られる。

 

 

下は以前河原で見つけたものの花
たぶん、こちらはキササゲ(木大角豆)だと思う。

 

下はササゲになっているもの。

 

果実は細長い蒴果で長さ30センチほどになる。

 

 

 


 


 

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ヒルガオ(昼顔)

2019-06-10 05:36:35 | 野の花日記

ヒルガオ(昼顔)
<ヒルガオ科ヒルガオ属>
夏の盛りにも花を咲かせることから、
朝顔に対して昼顔のながある。

野原や道端など普通に見られるつる性多年草。

 

 

白く細い茎を地中に伸ばし増える。
地上の茎はつるとなって左巻きになり、
絡みつく。



葉は長楕円形で長さ5~10センチあり、
基部の両側は耳状にとがる。

花は葉のわきからでた柄の先に1個つき、5センチほど。
つけ根に小さな萼とそれを挟み込むように長さ2~2,5センチほどの
卵形をした苞葉が2個付く。
この苞葉がヒルガオ属の特徴。

果実は滅多に実らず、地下茎で増える。
万葉集のなかのカオバナ(容花・貌花)はヒルガオだと言われている。

 

 

 

 

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