ハナヤエムグラ(花八重葎)改めオオフタバムグラ(大双葉葎)
<アカネ科ハナヤエムグラ属>
オオフタバムグラ(大双葉葎)
<アカネ科オオフタバムグラ属>
植物の同定はなんと私には難解な事か・・
ブルーの文字が本当の記事です。
私が初めて出会ったのは、不思議にバラ展を見に行った時で、
西武球場の駅に降りた時、端っこの雑草に見つけたのが、
淡いピンク色をしたこのハナヤエムグラの花だった。
だから、本当はもっと早くに咲く花なのだろう。
薔薇展を見に行くのに、このハナヤエムグラを楽しみに出かけていたものだったが、
去年から西武球場のバラ展は無くなってしまった。
これもこの猛暑の最中に狩野川の川口の砂州で見つけたものです。

本来は畑などで見られる越年草。
私の植物辞典には載っておらず、「日本帰化植物辞典」に出ていた。
植物辞典には北アメリカ原産の1年草で、第二次世界大戦後、各地の海岸や河原などの
砂地に広がった。(あぁ・納得します)

初めて出会った時は、繊細そうで優しい花だと思ってひとめぼれしたが、
よくよく見ると、結構、帰化植物らしく、茎はよく分岐して地表を力強く這い、
先端が直立している。
茎は下部で枝を分け、高さ10~30センチとなり、
節ごとに4花弁で4~5ミリの花をつける。

茎は4陵で陵上に下向きの刺がある。
(こんな優しい顔をしてまぁ・)
葉は長さ2センチほどの線形、両面がざらついて4~6枚輪生する。
果実は3~4ミリで4個の耳に似た萼片がつき、
托葉の長い刺状の毛に囲まれる。

春から夏にかけて枝の先に8枚の苞葉に包まれた花序を出し、
長さ1センチほどの筒状で先端の4裂した淡紅色の花を数個付ける。

1961年に千葉県で見つかり、その後は関東、東海地方で畑などに発生している。
よく見れば、葉も分厚い感じでデリカシーがなさそうかも・・。
花は可愛いよね。お前に罪は無いし、
出会ったらとても嬉しい花には違いがないです。(#^.^#)
花期は7~9月、生育地は海岸、河原
たぶん・・私が西武球場の駅わきで見たのはハナヤエムグラで、
この狩野川の砂州で見つけた花はオオフタバムグラだと思います。
(ブルーの文字がオオフタバムグラの説明です)