れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

クサギ(臭木)の実・ナンキンハゼ(南京櫨)の実・ハナヒョウタンボク(花瓢箪木)の実・紅葉・ウマバエ?俳句鑑賞

2024-11-30 06:54:42 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞


クサギ(臭木)の実
 <クマツヅラ科クサギ属>
落葉小高木。
夏に長い柄のある集散花序をだし、
白い花をつける。
葉や枝は臭いが、花は好い匂いだ。
果実は球形で藍色に熟す。


果実をわらの灰汁で煮だした液で布を染めると、アサギ色になる。
是非、一度やってみたいと思うのだが、なかなか取れる実が無くなってしまった。



ナンキンハゼ(南京櫨)の実
 <トウダイグサ科シラキ属>
落葉高木で、紅葉が美しい。

蒴果は、直径約,1,3センチで、白い蝋質包まれた種子から蝋や油をとる。




ハナヒョウタンボク(花瓢箪木)の実
 <スイカズラ科スイカズラ属>
落葉低木。
温帯の山地に生える。
枝先の葉腋に2個づつ花を咲かし、液果は約5ミリの球形で
赤く熟す。


▲メタセコイヤの紅葉

 


真っ赤な葉

※昆虫コーナー
冬場はなかなか見つかりません。。。

グーグル検索ではウシキバエと出たけれど??


※ツマグロヒョウモン♂

     《俳句鑑賞は冬の季語霜(しも)》
  強霜(つよしも)・霜晴(しもばれ)・霜日和(しもびより)・霜の声などと使われる。

   霜履きし箒しばらくして倒る   能村 登四郎

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センダン(栴檀)の実・・ウスバフユシャク♂♀・クロスジホソサジヨコバイ・キマダラカメムシ・チャバネカメムシ・日記・俳句鑑賞

2024-01-21 06:33:51 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

センダン(栴檀)の実
 <センダン科センダン属>
栴檀は双葉より芳し
のセンダンとは
お香のビャクダン(白檀)の事で間違えやすい。

実は葉が落ちた後も長く枝に残る。
果実は薬用にし、核は数珠の玉に使われる。


樹皮は縦に裂け苦棟皮と言って、駆虫剤になる。


初夏に淡紫色の花が咲いて美しい。

※昆虫コーナー

※ウスバフユシャク♀

ウスバフユシャク♀


※ウスバクロシャク♂


※クロスジホソサジヨコバイ
 八つ手の葉裏によくいる。目があるように見える方が後。


※キマダラカメムシ


ボケたけれど・ツヤアオカメムシ


※チャバネカメムシ


※ヒラタグモの巣


※ちょっと可哀そうだったけれど、

ごめんなさい-巣を壊して中を見させていただきました。(-_-;)
ヒラタグモ


卵が出た後(カメムシ)?


まだ中にいるかもしれないカメムシの卵?


相変わらずのジャコウアゲハの蛹のオキクムシ

<日記>
久しぶりのMさんについて、石神井公園での観察会。
まず、花を見ようと言う事になり、梅見に連れて行ってくれた。
万葉集の中で一番歌われているものは、梅とか桜とか思ったら
萩が一番歌われているそうで、二番目が梅だそうで、
万葉の歌まで教えてくれた。
「梅の花今盛りなり百鳥の声の恋しき春来るらし」
それから、たくさんの冬芽や虫との出会いがあったりして、
色々説明して、知らないことも教えて下さったので
愉しい観察会でした。
フユシャクは分類学上の名前ではなく、
幼虫がシャクトリムシと呼ばれるシャクガの中で、
晩秋から早春にかけて成虫が出現するものだ。
シャクトリムシがこのシャクガの幼虫だったことも初めて知った。

カントウカンアオイ

           《俳句鑑賞は春の季語梅(うめ)》
        白梅・梅の香・梅一輪・枝垂れ梅・野梅・臥竜梅・盆梅・
            飛梅・老梅・梅林などと使う。
            

           梅一輪一輪ほどのあたたかさ    服部 嵐雪

    

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ナンキンハゼ(南京櫨)の紅葉・・ハンノキ(榛木)の実・オオホシカメムシ他・俳句鑑賞

2022-11-25 06:45:33 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞


ナンキンハゼ(南京黄櫨)の紅葉
 <トウダイグサ科ナンキンハゼ属>
ナンキンハゼは紅葉が美しい。
石神井公園の紅葉だってこんなに綺麗だ。
落葉高木。
葉は互生し、菱形状広卵形で先は尖つている。


蒴果は直径1,3センチ、白い蝋(ろう)質に包まれた種子から蝋や油をとる。


暫し紅葉を楽しんだ。




新宿御苑のナンキンハゼは、まだ葉が緑色で、実も爆ぜてなかった。


▲ハンノキ(榛木)
 <カバノキ科ハンノキ属>
落葉高木。
今は長い雄花序が目立つ。
雌花序はその先にある小さな短い穂状のもの。
右上に去年の実がなつている。



この画像なら解り易いと思う。

3本の雄花序の先っぽに小さな雌花序がみえるから。


ちょっと呆けたけれど・・
手前に去年の実。クリスマスリースに使える!(^^)!


<日記>
昨日は新宿御苑で観察会だった。
10時半からたった数時間ほどなので、
出会う花も説明もなんだか中途半端な気がするのだけれど、
ちょっと勉強になったこともあるから、
感謝しないといけないかな。
花や虫が専門の方に当たると出会いがあって愉しいのだが、
今の時期、なかなか出会いが無い。
知人とお弁当を食べてから、別れて一人でたぶん咲いてる
ヒマラヤ桜と、大きなユリノキの実に会いに行った。
明日、掲載いたします。

※昆虫コーナーはヒメジュウジカメムシかなぁ?
暗く写ったので判定しづらいかも。オオホシカメムシ

※himesijimiさん、オオホシカメムシと教えて下さり、

有難うございます。


これは?
ウラバの種類かな

スカートを広げてるみたいで可愛い。💛

            《俳句は季語冬の蝶》
       
     冬蝶(ふゆちょう)・凍蝶(いてちょう)などと使う。

          転生の深き河あり冬の蝶  鈴木栄子


   

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クスノキ(楠)の実・センダン(栴檀)の実・コウゾリナ(髪剃菜)・アオクサカメムシ?俳句鑑賞

2022-11-24 05:05:27 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

クスノキ(楠木)の実
 <クスノキ科クスノキ属>
常緑高木。
巨木になったりする。
樹皮は、暗褐色で短冊状に縦に裂ける。
葉は互生し、卵形または楕円形で先は尖り、基部は広いくさび形で、3脈が目立つ。


葉を切ると樟脳の匂いがする。

乾いた葉をくしゃくしゃにした方が私は樟脳の匂いがすると思う。)


果実は直径8~9ミリの球形で、黒く熟す。


センダン(栴檀)の実
 <センダン科センダン属>
落葉高木。
葉は大形の奇数2~3回、羽状複葉で互生する。
今はまだ青い実がなっていて葉も落ちていない状態。
春の薄紫色の花も美しい。


実は葉が落ちた後も黄褐色になって枝に残る。



コウゾリナ(髪剃菜)
 <キク科コウゾリナ属>
こんな時期に、まだコウゾリナが咲いていた。
確か、去年も同じような場所で同じような時期に咲いているのを見た。
髪剃(こうぞり)とは剃刀(かみそり)の事で、
茎や葉などに尖った赤褐色の剛毛が生え、
手で触るとざらつく。


葉の形には変化があり、下部の葉は細長く、葉柄に翼がある。
中ほどの葉は、つけ根の部分が茎を抱く。


枝先に直径2~2,5センチほどの黄色い花をつける。
花の外側の総苞は、黒つぽい緑色で、刺が多い。
花のない時期にこの黄色いコウゾリナだけが緑の中で目立っていた。


<日記>
なぜか・よく涙が出るこの頃。
歳だから?若い気ではいるけれど、空しい気がしてくる。
あ~陥っては駄目!
読書などして、気を紛らわす。
感情的には解る気がするのだが、婚活アプリだの出会い系だの
私たちの時代には考えられない事を現代の若い人たちは当たり前に
本当にやっているんだろうか?
小説は静かで優しい内容だが、なんか強烈に、私の時代とのギャツプを
感じてしまうお話だった。(小説だからね。)

コナラのドングリ


※昆虫コーナーはアオクサカメムシ?ヘラクヌギカメムシ

※himesijimiさ~ん
このカメムシの名前、教えて下さい~
アオクサカメムシまでたどり着いたけど・・ちょっと違うみたい。
ヘラクヌギカメムシと教えて戴きました。



ピンボケですみません。
逃げ足が速いの。


カゲロウの一種?
極小でした。

      《俳句は冬の季語外套(がいとう)》
      
        画像は真夜
   外套(がいとう)・オーバー・コートなどと使う。

    一日の外套の重み妻に渡す  飯島 晴子

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ヤドリギ(寄生木)の実・チガヤ(千茅)ジョロウグモとザトウムシ・俳句鑑賞

2022-11-15 05:33:36 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

ヤドリギ(寄生木)
 <ヤドリギ科ヤドリギ属>
ついつい、野草図鑑を調べてしまったが、樹木図鑑でした。
常緑小低木。
エノキ・ケヤキ・ブナ・ミズナラ・クリ・サクラなど、
落葉樹の大木に寄生し、宿主の幹にくいこんで寄生根から養分や水分を吸いとる。


こんもりと丸くなり、冬になると宿主の葉が落ちるので目立つ。

葉は対生し、先は丸く基部はくさび形。
雌雄異株。
果実は直径6ミリほどの球形で、淡黄色に熟す。


果肉は粘る。種子は1個あり、扁平で深緑色。
枝は昔から漢方で、婦人病薬に用いられる。

 


チガヤ(千茅)
 <イネ科チガヤ属>
帰り道の途中で休憩した河原に生えていてとても懐かしかった。
山地の草地や道端に群落となる。
開花前の花序をツバナと呼び、噛むと淡い甘味を感じる。


草丈30~80センチ、葉は長さ20~50センチ。
赤い雄しべがある花期よりも、
果期の白い綿毛が目立つ。



ミツバのクローバーの霜


紅葉



※昆虫コーナーはジョロウグモと、ザトウムシ🕷

お腹の赤い辺りが膨れているので、そばに小さなオスもいなかったので、
もしかしたらお腹の中かな・・
特に♂を食べるつもりでは無いそうで、目が悪いので動くものを餌として捕えて、
食べられてしまうようだ。

おなじみの足長おじさんのザトウムシ🕷

           《俳句は季語干し柿》
    
    (去年の我が家の干し柿12月末)
         今年はまだ、干したばかり。

   吊し柿・釣柿・串柿・白柿・柿干す・柿吊す・ころ柿・
   枯露柿(ころがき・柿簾)などとも使う。

   吊柿干す倶利伽羅狐があさり来る 山田 耕子

      

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ノイバラ(野茨)の実・ボタンズル(牡丹蔓)の枯れ花・トホシカメムシ ・俳句鑑賞

2022-11-14 05:37:38 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

ノイバラ(野薔薇)の実
 <バラ科バラ属>
落葉低木。
枝に鋭い刺が多い。葉は奇数羽状複葉で互生する。
通常裏面と葉軸に短毛が生える。


果実は直径6~9ミリの球形で赤く熟す。


冷え込みの強い場所では、黒く乾いている。





▲ボタンズル(牡丹蔓)の枯れ花
 <キンポウゲ科センニンソウ属>
花はセンニンソウと見分けがつかないくらいだが、
花後は解り易い。センニンソウの花後は仙人の髭のような実が見つけやすい。
長野辺りは、センニンソウよりボタンヅルが多く見られる・と、
私は思っている。
日当たりのよい山野に生える木質のつる性植物。


白い,もわもわふわふわ感が愉しい。





まりと走った空間



※昆虫コーナーは(黄色い)アオクサカメムシ(・でヒットしたんだけれど
検索で色いろ、調べれば調べるほど解らなくなるから不思議!)

himesijimiさんに聞くのが一番かな?
すいませ~ん💛宜しくお願いします。ありがとうございます。

和名:トホシカメムシ

節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>半翅目>異翅亜目>カメムシ科 体長24ミリぐらいで、大型のカメムシ。 胸部背面に4個、その後に6個の斑点がある。







     《俳句は山椒の芽だと春だけど・》
  
      画像も山椒の実だけれど~♪

   一言多き母なり娘なり山椒の芽 鈴木 栄子
  

 

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ツルウメモドキ(蔓梅擬)紅葉・コアオハナムグリ・俳句鑑賞

2022-11-11 06:26:09 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

ツルウメモドキ(蔓梅擬)
 <ニシキギ科ツルウメモドキ属>
落葉つる性。
葉は互生し、倒卵形または楕円形で先は急にとがり、縁に鈍い鋸歯がある。
何と言っても今が一番華やか。秋に黄色に熟し、3つに裂けて中から
橙色の仮種皮に包まれた種子が現れる。


山野に普通に生える。


蒴果は直径7~8ミリの球形。

私事なのだが、つい先だって迄週一で、わんこと一緒に車で遠出した。
春夏秋冬、3泊~1週間ほど犬も泊まれるホテルやペンションで過ごした。

ここ数年は、月に一度か二度、ちょっと遠出するぐらいとなり、
来年の1月に最後の思い出の場所に行って免許証は返納と言う事に決めた。
人がよく行くような場所ではなく・里山のような所が好きでした。
永遠ということは無くて・いつか終わりが来る。
我が家の気儘な仕事も、もうすぐ終わりになるだろう。
ワンコと一緒に行けないのが寂しくなるけれど、これからは・
近場の公園や里山散歩に出かけるつもりでいる。









※昆虫はコアオハナムグリ

アオドウガネにしては‥毛が生えているのが気になる。
間違っていたら、ご指摘ください。(?_?)

💛himesijimiさ~ん、
お時間がある時でいいですので、宜しくお願い致します。 ^^) _旦~~

ありがとう~💘
コアオハナムグリでした!

           《俳句は季節はずれの春なのだけれど・
                 お気に入りの句で》
          
              子福桜(コフクサクラ)

   
             絵本の中きつと途中で桜咲く  桂 信子

 

 

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サネカズラ(実葛)クロガネモチ(黒金餅)水晶色のハバチ?俳句鑑賞

2022-11-03 06:21:20 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞


サネカズラ(実葛)
 <モクレン科サネカズラ属>
ビナンカズラ(美男蔓)とも言う。
水に樹皮を浸してとるネバネバした液体が、
髪型を整えるために使われたことから名づけられた。
山野に生え、枝には粘液が多い。
葉は互生し、長楕円形または長卵形。
裏面は紫色の事もある。


雌花は花後花床が球形に膨らみ、球形の赤い果実をつける。








クロガネモチ(黒鉄黐)
 <モチノキ科モチノキ属>
常緑高木。

樹皮は常緑灰白色でなめらか。
葉は互生し、楕円形または広楕円形。
革質で表面は光沢があり、裏面は淡緑色。


雌雄異株で果実は直径5~8ミリの球形で赤く熟す。



※昆虫コーナーは水晶色のハバチの幼虫🐝


ハバチの幼虫の名前を調べてみましたが、解りませんでした。 


薄緑色のハバチの幼虫です。

※himesijimi さんから、ヨウロウヒラクチハバチではないかと、
教えて戴きました。(#^.^#)いつも、ありがとう🐝

 

         《俳句は秋の季語木の実》
 
  木の実(きのみ・このみ)木の実落つ・木の実降る
   木の実雨・
木の実独楽(こま)
      
 もの縫ひて夜は夜の憂ひ木の実降る  桂 信子       

 

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アオツヅラフジ(青葛藤)イスノキ(柞木)クサカゲロウの幼虫・今朝のシモフリスズメ・俳句鑑賞

2022-10-20 08:16:18 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

アオツヅラフジ(青葛藤)の実
 <ツヅラフジ科アオツヅラフジ属>
山野に生え、つるが長く伸びる。
葉は長さ3~12センチの広卵形で縁は、3浅裂するものもある。
雌雄異株。


夏に黄白色の小さな花を開く。


果実は直径6~7ミリの球形で藍黒色に熟して白粉をかぶる。





イスノキ(柞木)の実
 <マンサク科イスノキ属>
山地に生える常緑高木。
葉は互生し、長さ5~8センチの長楕円形で革質。
葉に虫えいが出来る。
(いつもなら葉は虫瘤だらけなのだが、
今年はたくさんの実をつけているし、葉に虫えいがついて無い方が珍しい)


蒴果は長卵形で、緑から黄褐色になり毛が密生し、
熟すと2裂して黒い種子を出す。
(俳句ではよくこの実をひょんの実と呼んで鳴らして遊んだので、
   季語に使われている。)



※昆虫コーナーはゴミかと思うクサカゲロウの幼虫!


今朝のシモフリスズメの幼虫
今朝は新聞紙の下で静かにしていました。
何だか可哀そうになって・・「やっぱり土の中がいいよね」と、
思って、小さな鉢の中に土や枝を入れたところに置いてやりました。
暫く、静かに動いていましたが、潜っていきました。

こっちの方が寝心地はいいでしょう。


でも、狭いかなぁ・・とか親心で結局、昆虫籠の中に土を敷くことにしました。
何だか、今のところは居心地が悪いのか・・
よく動いて、土の中に潜り込みません。

たまに、土の中をほじくらせてね♪
傷つけないように、これからも観察していきたいと思います。
上手く行くといいのだけれど・・。

     《俳句秋の季語・瓢(ひょん)の実
     イスノキの葉には必ずと言っていいほど、虫瘤がつき、
     それを昔の子供たちは、虫瘤の中の虫が出た後の穴に、
   口を当てて吹くとひゅうひゅうとか・ひょんひょんとか音が出たので、
   ひょんの笛と呼ばれて遊びに使ったものです。
   <実(み)はまた別で、この虫瘤の葉の方をひょんの笛と呼びます。>

      

    瓢の笛・(ひょんのふえ)・蚊母樹(いすのき)の実
   猿笛(さるぶえ)猿瓢(さるひょう)・きひょん・ぷす

         などと使う。

     ひょんの笛梢吹く風の音色とも 井出 直
   
    

    

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エノキ(榎)の実・ムクノキ(椋木)の実・フシグロヒョウモンの♂今朝の変色したシモフリスズメの幼虫・俳句鑑賞

2022-10-18 07:22:20 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

エノキ(榎)の実
 <ニレ科エノキ属>
山地に生える落葉高木。
昔は一里塚によく植えられた。
里山などでは、よく一里塚として見られたものだったが・・
今はどうだろうか?


葉は互生し、広卵形または楕円形でふちの上部に鈍鋸歯がある。


果実は6~8ミリで赤褐色に熟す。
少し乾燥し熟しきった実は甘くてじゃりじゃり感は残るが美味しい❓かも。


野川公園の大榎


ムクノキ(椋木)の実
 <ニレ科ムクノキ属>
山地よく生えよく枝を分ける落葉高木。
樹皮は淡灰褐色で、皮目が浅い筋になつて割れ、薄片となつて剥がれる。
葉は互生し、質はやや薄く、表面はざらつく。


果実は直径7~12ミリの卵状球形で黒く熟す。


果肉は甘みがあり、食べられる。

昆虫コーナーはフシグロヒョウモンの♂

フシグロヒョウモン♂

※今朝のシモフリスズメの変身色!

おお~🐝♪
キット、蛹になると昨日思っていたが、蛹にはならず、
色が変わった!あんな緑色をしていた幼虫が、
(土に潜るため?)茶褐色に変身した!
でも、まだよく動き回っているだけで、変化は見られない。
明日が楽しみ!💛🐝
手がかからなくなる(食草の確保)のは嬉しいが、
少し寂しい気もする。

      《俳句は秋の季語野菊(のぎく)》

シラヤマギク
          野菊(のぎく)

   紺菊(こんぎく)・野紺菊(のこんぎく)
     ・野路菊(のじぎく)とも使う。

  別れ来て淋しさに折る野菊かな  尾崎 放哉

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