れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ミゾソバ

2013-10-31 04:27:56 | 野の花日記

ミゾソバ
<タデ科タデ属>


水辺に咲いているのがミゾソバだと、
短絡的に思っていた。
花はママコノシリヌグイにそっくりだけど、
棘がないので解ったつもりでいた。
アキノウナギツカミは葉が披針形で棘があるから、
違うと思った・・
図鑑では・・ミゾソバも茎に下向きの棘があるとあり、
ますます迷う。
あとは自分の感だけです。

清瀬の柳瀬川近くの小川添いには、
見慣れている淡紅色から、白、橙色などがあり、
色の多様さが楽しめた。



山野の水辺に普通に群生する一年草。
茎は地を這い、上部はたちあがる。
葉は、ほこ形。
十個ほどの小さな花が、頭状に集まってつく。



白もあり、橙色もある。




和名は溝にはえるソバに似た葉の草だから。
別名の牛の額(ウシノヒタイ)は葉の形によるのだそうだ。


 

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サンシュユの実

2013-10-30 04:11:22 | 木の実

サンシュユの実
<ミズキ科ミズキ属>
山茱萸(さんしゅゆ)
落葉小高木。
樹皮は帯褐色で鱗状にはがれる。



清瀬の城山付近の公園には山茱萸の実が真っ赤に熟れていた。


葉は卵状楕円形で先は尖る。
3月頃、
葉に先立ち枝一面に
黄色い小さな花を20~30個密につける。



果実は長さ1,5センチの楕円形で赤く熟す。

実は薬用にする。


俳句歳時記では花は春の季語になっている。

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イシミカワ

2013-10-29 05:55:41 | 草の実

 

↓は9月30日の牧野記念庭園のイシミカワ

 

イシミカワ
<タデ科タデ属>
河原や道端などにはえるつる性の一年草。
茎には鋭い下向きの棘がある。
葉は三角形で長い柄があり、
つけ根に皿状の杔葉があり茎を巻く。



やっと見つけたイシミカワの藍色の実

花穂は短く、枝先に丸くつく。

画像は清瀬の柳瀬川近辺にて。




果時は萼が藍色の肉質となって果実を包む。



 

 

 

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モチノキの実

2013-10-28 04:38:23 | 木の実

公園の林の中で、常緑の葉の裏に真っ赤な実を見つけた。
モチノキの実だ。

モチノキの実
<モチノキ科モチノキ属>
[黐の木(もちのき)]

常緑高木。
葉は互生。裏葉が白く革質。


4月頃、黄緑色の小さな花を密につける。


果実は直径1センチの球形で赤く熟し、
鳥がよく食べる。

樹皮から染料や鳥もちをつくる。

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タイワンホトトギス

2013-10-27 06:24:44 | 野の花日記

タイワンホトトギス
<ユリ科ホトトギス属>
山地の半日蔭や湿り気のある場所などに生える多年草。



茎は直立し、
葉は互生、長楕円状披針形で基部は茎を抱く。

花は径2,5センチほどで、漏斗状鐘形。

和名は杜鵑草(ほととぎす)で、
花にある斑点になぞらえた。


上はツキヌキホトトギス

下は白色ホトトギス

<俳句歳時記>
杜鵑草(ほととぎす)
<時鳥草(ほととぎす)>

はなびらに血の斑ちらしてほととぎす  澤木 欣一

水に映りて斑をふやす杜鵑草       檜 紀代

ゆく水に触れて色濃し杜鵑         山口いさお

杜鵑草夜明けの色の壺に挿す       後藤比奈夫

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アワダチソウ

2013-10-26 06:57:11 | 野の花日記

アワダチソウ
<キク科アキノキリンソウ属>

各地の土手や荒れ地、休耕田などに大群落を作る。
北アメリカ原産の多年草。


種子でも繁殖するが、地下茎が地中を走り、
他の植物が育つのに害がある物質を出し、
勢力範囲を広げる。

以前より、繁茂が少なくなったのは、
その害のある物質により自滅したからだと言う。



秋に茎の先に黄色い花を多数開く。

荒れ地に群生していたが、次に行ったら
全部刈り取られていた・

<俳句歳時記>
泡立草(あわだちそう)
<背高泡立草>
あわだち草茫々堪えるは五臓六腑   加川 憲一

海鳴りを埋め立てている泡立草     穴井 太

野も山もあわだち草の黄金色      吉田ひろし

バビロンへ漕ぎ出す背高泡立ち草   沢木 京





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ウメモドキの実

2013-10-25 05:47:30 | 木の実

ウメモドキの実
(梅擬)
<モチノキ科モチノキ属>
山中や湿地に生る落葉低木。
庭木としてもよく植えられている。

葉は互生し楕円形で先がとがる。
6月頃、淡紫色の小さな花をつける。
雌雄異株
果実は直径5ミリほどの球形で赤く熟す。



上はシロウメモドキの実

<俳句歳時記>秋
梅擬(うめもどき)
 
 大空に風すこしあるうめもどき        飯田 龍太
 
 こめかみに風のあつまる梅もどき      篠崎 圭介

 子らをあつめて山国のうめもどき       青柳志解樹

 はづかしき男と女うめもどき          伊藤 通明


  
 

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マルバシャリンバイの実

2013-10-24 04:45:21 | 木の実

マルバシャリンバイの実
<バラ科シャリンバイ属>
普通は暖地の海岸に自生する常緑低木。

東京では公園などによく植えられている。


枝は車輪状に出て、
葉は枝先に互生して卵形、質は厚く表面に光沢がある。

下は花と実


花は1~1,5センチの白花5弁花。

果実は球形で黒紫色に熟し、白粉をかぶる。

シャリンバイは樹皮が大島紬の染料になる。

 

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ヒヨドリジョウゴの実

2013-10-23 04:36:17 | 草の実

ヒヨドリジョウゴの実
<ナス科ナス属>
林の縁などに生えるつる性の多年草。



東京でもよく見られる草だ。
まだ花をつけているものが多く、赤い実になっているのは少ない。
お散歩途中の、林の中で見事になっているのに出会った。

ヒヨドリジョウゴの花

葉は互生し、茎や葉にやわらかい毛が密生する
花のつく枝は葉と対生の位置にでて、
二股状に枝分かれする。
花冠は白色で1センチほど5個の花弁が反り返る。


果実は艶のある朱赤色の球形。



和名の鵯上戸(ひよどりじょうご)は、
ヒヨドリが好んでこの実を食べることに寄る。





 

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コブシの実

2013-10-22 03:57:34 | 木の実

☆集合果はこぶが多くて一寸グロテスクに見える

コブシの実
<モクレン科モクレン属>
山野に生える落葉小高木。
春に芳香のある6弁の白い花を多数咲かせた。

熟すと袋果が裂け、赤色の種子をだす。

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