れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ハンケチ(手巾)の木の実・ゴンズイ(権蘂)の実・カジノキ(梶木)の実・イオウイロハシリグモ・ナガコガネグモ・ハリカメムシ・俳句鑑賞

2024-10-03 11:06:05 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞


ハンケチノキ(手巾木)の実
 <ミズキ科ダヴィデア属>
1属1種の樹木
葉は互生し、広卵形で紅葉が美しい。


果実は、褐色に熟す。


花は5~6月、白い総苞片が目立つ。


▲ゴンズイ(権蘂)の実
 <ウツギ科ミツバウツギ属>
落葉小高木。
樹皮は黒緑色で灰渇白色の皮目が多く、縦に不規則な割れ目が入る。
葉は奇数羽状複葉で対生する。


5~6月、枝先に円錐花序をだし、淡黄白色の花を多数開く。
果実は半月形の袋果で、赤く熟し裂けると、光沢のある黒い種子を出す。


カジノキ(梶木)の実
 <クワ科コウジ属>
落葉高木。
葉は広卵形で、質は厚くざらつく。
雌雄異株。
雌花序は直径約2センチの球形で紅紫色の花糸が糸状に伸びて出る。
集合果は、赤く熟す。




※昆虫コーナー

※イオウイロハシリグモ


※ナガコガネグモ


※クサグモ

※ハリカメムシ


どなた?

《俳句鑑賞は秋の季語雁渡し(かりわたし)》


雁の画像が無いので、カリガネソウ(雁金草)で。

みな大き袋を負へり雁渡る    西東 三鬼

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オオヤマレンゲ(大山蓮華)・ニワフジ(庭藤)・ウリノキ(瓜木)・シラキ(白木)・フサザクラ(房桜)・キブシ(木五倍子)・ジョウカイボン・ユスリカ・ナミアゲハ羽化・俳句鑑賞

2024-06-02 05:46:55 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞


オオヤマレンゲ(大山蓮華)
 <モクレン科モクレン属>
前回の高尾山の続き、下山して599ミュージアムの近くで、
オオヤマレンゲが咲いているとの事で,
お饅頭を食べてから、寄ってみた。
深山に生える落葉低木。
葉は有柄で互生し、長さ7~15センチの倒卵形または広倒卵形で、
裏面は粉白色を帯びる。


枝先に直径8~10センチの芳香のある白い花が下向きに咲く。
花弁は6~9倒卵形。雄しべは多数。葯は紅色か薄い紅色。


ニワフジ(庭藤)
 <マメ科コマツナギ属>
落葉小低木。
川岸などに生え、高さ30~60センチになる。
小葉は3~5対あり、長さ2,5~4センチの長楕円形で、
裏面は有毛。


紅色、時に白色の長さ約1,5センチの蝶形花が咲く。






▲ウリノキ(瓜木)
 <ミズキ科ウリノキ属>
山地に生え、高さ3~4メートルになる。
葉は互生し、長さ10~20センチで3~5浅裂し、質は薄い。
裏面には軟毛がある。


葉のわきに集散花序をだし、白い花を数個吊り下げる。
花弁は線形で6個あり、強く反り返る。



▲シラキ(白木)
 <トウダイグサ科シラキ属>
山地に生える落葉小低木。
樹皮は灰白色でなめらか。枝や葉を傷つけると白い乳液が出る。


葉は互生し、長さ5~15センチの楕円形~広卵形で先は尖り、基部は円形。
表面は光沢があり、裏面は緑白色。
若い葉柄は紫色を帯びる。
若枝の先に長さ5~10センチの総状花序をだし、上部に黄色の雄花を多数つけ、
基部に1~3個の雌花をつける。



▲フサザクラ(房桜)
 <フサザクラ科フサザクラ属>
湿気の多い谷あいや渓流沿いに生える落葉高木。



春の赤いフサザクラは美しい。

大夫以前に見ただけで、この頃は、遠目にしか見ていない。


キブシ(木五倍子)
 <キブシ科キブシ属>
キブシの若い実。
山地に生える落葉低木。



よく分岐する落葉低木。
樹皮は褐色。
葉は互生し長さ5~13センチの楕円状卵形または長楕円形で、先端は鋭く尖り
基部は丸い。縁には鋸歯がある。
淡黄色の花を鈴なりにつける早春の風景も又よい。
今は、緑の8ミリほどの果実をつけている。


キブシの奥に何か虫がいます♪


サルナシの花


ユキノシタ(雪の下)


キヨスミシダ
 

※昆虫など

ジョウカイボン



※ユスリカ


土蜘蛛の巣


どなた?


※キブシに何かいた!


※ナミアゲハの旅立ち
4月27日卵を見つける。29日小さな幼虫になる。
5月12日青虫になる。5月19日蛹になる。6月1日午後羽化する。
あまり上手に飛べないので心配したが、なんとか飛んで行った💛


幼虫の時代が一番楽しい♪あとは羽化を待つのみ。(#^.^#)


※元気に育っているキアゲハの幼虫

      《俳句鑑賞は夏の季語蚊屋(かや)》
蚊張(かちょう)とも言う

         画像は俳句とは関係なし。

       二重人格に肖(に)し吾れがふと蚊屋に居し  竹下 しづの女




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キリ(桐)の実・スジグロシロチョウ・日記・俳句鑑賞

2023-06-30 06:58:58 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

キリノミ(桐の実)
 <ゴマノハグサ科キリ属>
古くからよく栽培されているものだったが、今は少なくなって。
自生状態のものも減ってきている。
成長が早く、樹皮は灰白色で皮目が多い。
葉は対生し、広卵形。


蒴果は、長さ約3センチの先のとがった卵形で、熟すと2裂し、
翼のある小さな種子を
多数出す





5月頃、枝先に大きな円錐花序を直立し
長さ5~6センチの紫の花を多数つける。

<日記>
ささやかな・嫌なことがあったので、
直接本人に電話した。
どうしてそうなったのか・理由が解かった分、
すっきりした。
何も言わないで我慢していると、
一日気分が悪かったろうと思う。
はっきり、物事は言った方がいい部分もあることがある。
今日はMさんのお誘いで、
お昼のお弁当持参しなくていいと言う事で日暮里で待ち合わせ。
谷根千を歩く。
本当はいまいち体調がすぐれないのだが、
頑張って行ってこようと思う。

※昆虫コーナー

スジグロシロチョウに出会えて嬉しい!


虫瘤を作ったのは誰?


何かな?ただのゴミかな?

         俳句鑑賞は夏の季語雷(かみなり)》
     雷(らい)・いかづち・はたた神・日雷(ひかみなり)
       遠雷(えんらい)・雷神(らいじん)などと使う。

  

   画像は関係ないけれど、花が見たかったルイヨウボタンの実

       湖畔亭にヘヤピンこぼれ雷匂う   西東 三鬼

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アワブキ(泡吹)・クマノミズキ(熊野水木)の花とミズキ(水木)の実・ヒメギス・コミスジ・我が家の虫たち・日記・俳句鑑賞

2023-06-07 16:36:54 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

アワブキ(泡吹)
 <アワブキ科アワブキ属>
山地に生える落葉高木。
樹皮は皮目がよく目立つ。
若枝は褐色で、褐色の短い毛におおわれている。
葉は互生し、長楕円形または倒卵状楕円形で洋紙質。


枝先に長さ15~25センチの円錐花序を出す。
花序は密に枝分かれして広三角形になり、淡黄白色の小さな花を多数開く。

花は直径,2,5~3ミリ。花弁は5個ありそのうち
普通2個が完全で、3個は鱗片状に退化している。


クマノミズキ(熊野水木)
 <ミズキ科ミズキ属>
山地に生える落葉高木。
葉は対生し、卵状長楕円形で、ミズキより幅が狭い。
ミズキよりひと月ほど遅く咲く。




▲ミズキ(水木)
 <ミズキ科ミズキ属>
クマノミズキが咲く頃には、青い果実になっている。
葉は枝先に集まつて互生し、
広卵形または広楕円形。


ヤセウツボ


▲ガガイモの花

※昆虫コーナー

ヒメギス


コミスジ


サナエトンボかな?
※ヘムリン氏から、ダビドサナエと教えて頂きました。
ありがとうございます。


どなたかしら?オトシブミさんかしら?


たぶん・・ハムシさん?かしら


▲ハンゲショウも少し色づいてきました。

<日記>
今日は少しゆっくり静かに過ごした。
膝が少し痛かったので、ソフアーに横になっている間に
眠っていました。
そう言えば・・今日は3時に目が覚めてしまい、
画像処理などしていた。
昼食後、横になったら、すぐ寝てしまった。
ブログを書き終えたら、まりとお散歩へいこう~。
毎日、大きな梅の実が落ちていて拾っていたら
結構な数になった(笑)
大きなジップロックに入れてお砂糖をたくさん入れてある。
毎日、裏返したりしてるのでお砂糖が沁みてくる夏頃には、
美味しい梅ジュースができてるだろう(#^.^#)

▲カンアオイ

※我が家の幼虫たち

キンカンの葉をとってきたとき(卵)、ついてきたナミアゲハ2匹
1匹は逃亡犯(今日はいい子にしてたかな?)


キンカンの葉のナミアゲハの青虫は籠の上に糸で体をつけて
蛹になる最中です。


ツマグロヒョウモンの幼虫は、我が家のすみれの葉も食べます♪
今日はワン友ママが、パンジーの葉を下さいましたので、
お食べ(#^.^#)


        《俳句鑑賞は夏の季語郭公(かっこう)》
           閑古鳥〈かんこどり〉とも言う。

オニグルミもこんな実になった♪
        
        あるけばかっこういそげばかっこう   種田 山頭火
        
        郭公や樹齢は抱へがたきもの        只野 柯舟

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ショウジョウソウ(猩々草)ナンキンハゼ(南京櫨)の花・ヤマトシジミ・マメコガネ・今日のアゲハ

2022-07-29 08:03:44 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

ショウジョウソウ(猩々草)
 <トウダイグサ科トウダイグサ属>
花期に頂部の苞葉が赤く色づき、園芸用に栽培されるが、
世界中の熱帯を中心に帰化植物として分布を広げている。
北アメリカ原産の帰化植物。

日本では散歩道や畑の畔に咲いているのをよく見かける。


毎年、お散歩道で見つけると嬉しい花だ。

 

 

ナンキンハゼ(南京黄櫨)の花
 <トウダイグサ科シラキ属>
これは、公園のナンキンハゼの花で、小さな実もついている。
昨日は、我が家のナンキンハゼの枝を切ったばかりだ。
昔から・ナンキンハゼとムクロジの実が大好きで、
小さな苗を植えたのは、数年前のはずが、成長がすごく早くて
もう、2階のベランダまで届いている。
裏庭の狭い場所で、お隣にはみだしていたので大分切った。
今年初めて、花が咲いたかもしれないのだが。


本来の花は黄色で長さ6~18センチの総状花序で垂れさがる。


雄花は花序の上部に多数つき、雌花は基部に2~3個つく。



紅葉のナンキンハゼの木


蒴果は白い蝋質に包まれた種子からロウや油を取る。


始めは黒い蒴果に包まれている。

昆虫コーナーヤマトシジミ

ちょっと、恥ずかしいので見られたくないの。💘


マメコガネもあちこちで仲良しさんしてました。💘

※今日も、定位置のアゲハ
何と、几帳面で頑固な性格でしょう♪
オスかメスかは解らないけれど、「男らしい!」「女らしい!」


大丈夫です!
他の葉も入れてあります。齧ったあとも見られますが・・
やっぱりなぜか?この葉”にこだわっています。
フンもしています。
このこだわりが、たまらない💛


この葉をどこまで食べつくすつもりなんだろうか?
定位置は?どうするのかな??


※アカボシゴマダラの卵、色が、白から褐色に変わってきました。

            俳句季語夏の空
           夏空(夏空)とも使う。

      夏空やシャチの耳骨に響く笛  河井 ゆずる

         昨日の「プレバト」の一位の作品です。
        夏井いつきさんが絶賛してましたね。(#^.^#)

 

 



             


 

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キササゲ(木大角豆)エンジュ(槐)チゴザサ(稚児笹)カナブン・今日のクワコ♪俳句鑑賞

2022-07-13 07:12:15 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

キササゲ(木大角豆)
 <ノウゼンカツラ科キササゲ属>
久しぶりにひょんな場所で出会えて嬉しかった。
川岸などで野生化している落葉高木。
樹皮は灰褐色で縦に割れ目がある。
葉は対生し、長さ10~25センチの広卵形で、普通3浅裂する。


枝先に円錐花序を出し、内側に暗紫色の斑点のある淡黄色の花を開く。


花冠は長さ2センチくらいの広い漏斗形で、先は5裂してやや唇状になる。


裂片のふちは縮れる。


果実は細長い蒴果で長さ30センチほどある。



▲エンジュ(槐)の花
 <マメ科クララ属>
高さ20メートルほどになる落葉高木。
内樹皮は黄色で独特の臭気がある。(嗅いでみたことが無いので
今度出合ったら嗅いでみよう)


葉は奇数羽状複葉で互生する。
小葉は4~7対あり、長さ3~5センチの卵形で、表面は深緑色、

裏面は緑白色。


枝先に円錐花序を出し、淡黄白色で長さ1~1,5センチの蝶形花を開く。


エンジュの実
豆果は長さ4~7センチで数珠状にくびれる。

             休憩

▲チゴザサ(稚児笹)
<イネ科チゴザサ属>
湿地や沼地に地下茎を伸ばして群生する。

昆虫コーナーは、カナブン

▲カナブン
<コウチュウ目コガネムシ科>
金属光沢が美しい。




▲マメコガネ
(コウチュウ目コガネムシ科)
植物食の小形のコガネムシ。

※今日のクワコ

え?なんで今日は同じぐらいの丈なの???
伸びてる時とずいぶん背丈が違うのよね‥(=^・^=)
元気だから、いいのよ💘

 

           俳句季語黄金虫(こがねむし)
        金亀虫(こがねむし)・かなぶん・ぶんぶんなどと使う。

          黄金虫ゆうべの月の匂いする  貝森 光大

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ミヤママタタビ(深山木天蓼)の花・ヒメコウゾ(姫楮)の花・カヤ(榧)の実・カタツムリ・ミミズ・俳句鑑賞

2022-06-27 06:12:56 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

▲ミヤママタタビ(深山木天蓼)の花
<マタタビ科マタタビ属>
いつも、遠くのマタタビの木を眺めていた。
今は、葉が白く染まって見える。
これは、道沿いに咲いていたので、葉が白くなっているものが無かった。
葉は互生し、長さ約5~10センチの卵円形で、先端は尖り、
基部は心形。ふちに細かい鋸歯がある。


葉脈に直径約1,5センチほどの5弁の白い花を開く。
雌雄異株だがまれに両生花がつく。


雄花は1~3個、雌花は普通1個づつつく・と、図鑑にはあるが・
これは・・雄花がたくさんついている。


間違いなく・・マタタビの花だと思うのだけれど、
図鑑の解説と違うと自信が無くなってくる。

▲ヒメコウゾ(姫楮)の実
 <クワ科コウゾ属>
以前は、コウゾと呼ばれたが、今はヒメコウゾが一般的な呼び名。
落葉高木。和紙製造のため各地で栽培されていた。
樹皮は非常に強い。
葉は互生し、長さ5~15センチの卵形または卵円形で先は尖り、
基部は丸くて浅い心形。


ふちに鋸歯があり、しばしば深く2~3裂あるいは、5裂する。
質は薄く、表面はざらつき、裏面は淡色。


集合果は球形で、赤く熟し甘味がある。
樹皮の繊維から和紙を作る。


カヤ(榧)の実
 <イチイ科カヤ属>
私は、カヤの葉に触れて痛いけれど、この清浄な香りが好きだ。
常緑高木。
樹皮は青灰色で、老木になると縦に薄くはがれる。
葉は長さ2~3センチの線形で硬く、先は鋭く尖る。


雌雄異株。

果実は長さ2~4センチの楕円形で肉質の仮種皮に包まれ、楕円形で翌年の
10月頃、紫褐色に熟して裂ける
炒って、食することが出来る。カシューナツツのような味がします。


将棋盤に使う。

             休憩


↑オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
これから、茎が伸びて咲きだします。

        俳句は秋の季語榧の実

    榧の木に榧の実のつくさびしさよ 北原 白秋

    榧の実はひとなつかしく径に降る  長谷川 素逝

   

 昆虫コーナーカタツムリ

 
 ※ミスジマイマイ

 
 高尾山のミミズは太くて長くて大きい!

   ★リリコさんの北原白秋の「まみむめもイラスト」・まいまいかたつむり♪

 

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