ヤセウツボ(痩靭)
<ハマウツボ科ハマウツボ属>
近年増えてよく見かける寄生植物。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
花は淡黄褐色で
紫色のすじがある。
葉緑素を全く持たない寄生植物。
分布を拡大中で公園や草地でよく見かける。
ヤセウツボ(痩靭)
<ハマウツボ科ハマウツボ属>
近年増えてよく見かける寄生植物。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
花は淡黄褐色で
紫色のすじがある。
葉緑素を全く持たない寄生植物。
分布を拡大中で公園や草地でよく見かける。
サギゴケ(鷺苔)
<サギゴケ科サギゴケ属>
田などの畔に群落氏匍匐茎を伸ばす。
紫色の小さな花が地面に広がる。
花は筒状で先端が上下に分かれ、
下唇の方が大きく黄色と赤の斑点がある。
雄しべの先はへら形で上下に分かれ
触れると閉じ、しばらくすると開く柱頭運動をする。
花が終わるころ、
地を這う枝を伸ばして広がる。
よく似たトキワハゼは花が小さく
匍匐茎がない。
イヌザクラ(犬桜)
<バラ科サクラ属>
山野に生える落葉高木。
葉は互生し、長楕円形で先は尖り、
縁に細かい鋸歯がある。
この枝はちょっと花が痛んで黄色くなっていた。
なんか・遭えて嬉しい。
総状花序に径5~7ミリの白い花を咲かせる。
(似ているウワミズザクラは葉が円形)
花弁は5個で雄しべは沢山あって長い。
オオカワジシャ(大川萵苣)
<ゴマノハグサ科クワガタソウ属>
埼玉の都幾川によく行く。
ずっと名前はクワガタソウかと思っていた。
帰化植物辞典でオオカワジシャ(大川萵苣)と解った。
茎が直立し、葉は長楕円形または披針形。
花は葉腋に穂状につく。
赤紫色の花を多数つける。
川岸や田の畔、溝などに生育し、
群落を作ったりする。
在来種のカワジシャ(川萵苣)と雑種をつくる。
特定外来種に指定されているそうだ。
ツクバネウツギ(衝羽根空木)
<スイカズラ科ツクバネウツギ属>
日当たりのよい山地に生える落葉低木。
葉は対生し、広卵形または長楕円形で
縁にあらい鋸歯がある。
淡黄色の花を2個つける。
花冠は筒状釣鐘形で5浅裂し、
内側に黄赤色の斑紋がある。
果実は線形で先端にプロペラのような
萼が残るのが特徴。
ツクシスミレ(土筆菫)
<スミレ科ツクシスミレ属>
花は淡いピンクで中心が黄色を帯びる。
唇弁はほかの弁より極端に極小で、紫の筋が目立つ。
葉は卵形で、地上茎が伸びて四方に這って広がる。
この頃は、公園にもみられて帰化植物ではないかと
言われている。
牧野庭園にて。
ツボスミレ(坪菫)
<スミレ科スミレ属>
または、ニョイスミレ(如意菫)とも。
山野の湿ったところに生える多年草。
ツボスミレの坪は庭の意味で、
別名のニョイスミレの如意は葉の形
が僧の持つ如意(仏具)に似ることによる。
花は白く径1センチくらいの可愛い小さなスミレです。
唇弁に紫の筋があり、距は丸く短い。
托葉は披針形。
アオダモ(青梻)
<モクセイ科トネリコ属>
山地に生える落葉高木。
雌雄異株。
地主さんの家の前に植えてあった。
樹皮は暗灰色、枝は灰褐色。
葉は奇数羽状複葉。
4~5月、
本年度の枝先や葉腋から円錐花序をだし、
小さな白い花をたくさん咲かす。
花冠は4全裂し、線形。
名前の由来は雨上がりに樹皮が緑青色になること。
この枝を水に浸けて暫くすると水が青い蛍光色になるそうだ。
雨上がりに一度見てみたいものです。
ゲンゲ(紫雲英)
<マメ科ゲンゲ属>
以前はよく田植え前のレンゲ畑がよく見られたが、
今は肥料が進んでいるので、
縁肥として使うことも無くなり
すっかりゲンゲの畑は見られなくなった。
一般にはレンゲソウの名前で呼ばれる。
葉腋から長い花柄をだし
7~10個の花を輪状につける。
花の長さは約1,5センチ。
茎が多数枝分かれして地を這って広がる。
蜜蜂は花の蜜を吸って
蜂蜜を作る。
花をなめても甘くないが、
蜜は花の奥に隠されている。
ゲンゲ畑に出会えないので
毎年、我が家の植木鉢で育てている。
ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
<オミナエシ科カノコソウ属>
ずっと、名前が解らなかった花だった。
名前に似合わない花。
セリ科とかナデシコ科の花の感じが強い。
ちっとも、鹿の子草らしくない。
私が見たのは、花色が白としか思えなかった。
図鑑「花のハイキング」によれば、花序の色が
桃色の鹿の子絞りに見える・と書いてあるが、
桃色の感じは殆ど無いので要注意。
ツル(蔓)とつくが、
決して蔓があるわけではなく、
基部からランナーを四方に出して繁殖するのだ。
花色が鹿の子に見えるのは蕾状の時だけみたいで、
混乱するのです。
千葉の道端で出会って以来、ずっと印象にあり
いつか名前を知りたいと思った花でした。
なんと、スーパーの自転車置き場の片隅に
昨日、見つけた花でした。