れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ツノハシバミ

2012-03-31 07:16:41 | 野の花日記

ツノハシバミ(角榛)
<カバノキ科・ハシバミ属>

山地に生える落葉低木。
葉は互生し
卵形または広卵形で基部は普通円形。
若葉は
よく紫斑がでる。

花は3~4月に咲く。
雌花序は数個の花が頭状に集まり、
枝先や雄花序より上部につく。
開花時には赤い花柱が芽鱗からのぞく。

堅果は長さ6~8センチの、
くちばし状の筒になり刺毛の密生した総苞に包まれ
食べることができる。

雄花序は長さ3~7センチで、
前年枝から垂れ下がる↓

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ヒスイカズラ

2012-03-30 05:28:30 | 野の花日記

ヒスイカズラ(翡翠蔓)
マメ科

限られた地域の
熱帯雨林にしか自生しないマメ科の蔓性の植物。
花房は 1メートル以上もあり、
垂れ下がります。翡翠のような青碧色です。

このことから,和名は訳した形になっています。

また,そのまま「ジェード・バイン」と呼ばれることもあります。

神代寺植物園の温室にて

 

 

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アズマイチゲ

2012-03-29 06:47:58 | 野の花日記

アズマイチゲ
<キンポゲ科・イチリンソウ属>

落葉樹林のふちや草原、
山麓の土手などの明るい場所に生える多年草。

花弁に見えるのはすべてがく片である。
裏側は薄い紅色を帯びる。

キクザキイチゲとよく似ているが、
アズマイチゲの葉は3小葉に分かれ、
先は丸みがあって少し垂れ下がっているように見える。


 

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フサザクラ

2012-03-28 10:02:09 | 野の花日記

フサザクラ
<フサザクラ科・フサザクラ属>
湿気の多い谷あいや渓流沿いに生える落葉高木。
樹皮は暗緑褐色で横長の皮目がある。
若枝は赤褐色。
葉は互生し広卵形で、
先は急に尾状にとがり縁に鋭い鋸歯がある。
表面は緑色で
裏面は白っぽい。
3~4月、
葉に先立って暗紅色の花が咲く。
花には花弁も萼もなく、
多数の雄蕊が垂れさがる。
葯は線形で暗紅色。
雌蕊も多数あり、柱頭はゴルフのクラブのように膨らむ。
果実は
扁平な翼状で、黄褐色に熟すと風に飛ばされる。
種子は1個。

 

 

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ヒュウガミズキ

2012-03-27 06:01:59 | 野の花日記

ヒュウガミズキ(日向水木)
<マンサク科・トサミズキ属>
落葉低木。
葉は卵形で裏面は有毛。
3~4月
長さ約2センチの短い穂状花序に黄色い花を1~3個つける。
雄蕊は
花弁より少し短い。
葯は黄赤色、

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レンギョウ(連翹)

2012-03-26 05:44:12 | 野の花日記

レンギョウ(連翹)
<モクセイ科・レンギョウ属>
中国原産の落葉低木。

枝垂れた枝は地に付くと根を張る。
髄は中空。
葉は対生の卵形で、
春、葉より早く前年度の葉腋に黄金色の花をつける。
庭木・公園樹に良く見られる。

果は長卵形。
種子には狭い翼がある。

実は漢方薬にするそうで・
秋になったら、
気をつけて見つけたいと思う。
まだ・・
見たことが無いので。

<俳句歳時記>春
連翹(れんぎょう)
<いたちぐさ>

  連翹とおまえが泡立っている路上      大石雄介

  れんぎょう雪やなぎあんたんとして髪だ   阪口 涯子

  雨の中連翹の黄の流れ出す         長谷川 櫂

  連翹のどこか投げ槍なる黄色        櫂 未知子

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カヤ(榧)の花

2012-03-25 07:48:49 | 野の花日記

カヤ(榧)の花
<イチイ科・カヤ属>

これは、イヌガヤと思う・
<イヌガヤ科・イヌガヤ属>

山地に生え、
樹皮は暗褐色。
葉は線形でやわらかく触っても痛くない。
(榧の樹皮は青灰色で葉は線形で触れると痛い)

春に開花
雌雄異株で、
これは雄花で、前年度の葉の先に球状につく。
翌年の秋に褐紫色に熟すが苦くて食べられない。

ちなみに榧の実は
干して炒って食べると、カシューナッツの味がする。

<俳句歳時記>秋
榧(かや)の実
<新榧(しんかや)>

てのひらは野にあり榧の実匂う鬼や  金子 皆子

榧の木山に榧を降らして小さい祖母  真庭 とよ子

榧の実落つひとつひとつの行末へ   山上 樹実雄

山寺や干して榧の実胡桃の実      山崎 ひさを


 

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フッキソウ

2012-03-24 06:23:09 | 野の花日記

フッキソウ
<ツゲ科・フッキソウ属>

山地の林の中に生える常緑の亜低木。
茎の下部は地をはい、
上部は立ちあがる。

葉は互生するが、
輪生状に見える。

茎の先に穂状花序をつける。
和名は富貴草で
常緑の葉が茂ることから繁栄の意味で名付けられた。

 

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シキミ(樒)の花

2012-03-23 03:09:53 | 野の花日記

シキミ(樒)の花
モクレン科・シキミ属>

別名ハナノキ・ハナシバ
暖地の山地に自生。
墓地によく植えられる。
葉は互生し、
倒卵状広披針形で厚い。

3~4月、
葉脈に淡黄白色の花を咲かせる。
花弁、萼片とも線状披針形。

果実は有毒

<俳句歳時記>春
樒(しきみ)の花
<花樒 (はなしきみ)・しきびの花・まっこうの花・こうのきの花・はかばな>

  仏法の白さつくしぬ花樒              加倉井秋を

  村人の見ざる樒の花を見る           相生垣 瓜人

  虚子塔をたづね樒の花に逢ふ          宮下 翠舟

  樒咲くこの谷を出ず風と婆            山上 樹実雄


  

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ユキワリイチゲ

2012-03-22 06:54:05 | 野の花日記

ユキワリイチゲ
<キンポウゲ科・イチリンソウ属>
山麓の林のふちや
竹林の中などにはえる多年草。

根生葉は3小葉からなり、
三角状卵形で鋸歯がある。
表面は
白い斑紋があり、裏面は紫色を帯びる。

茎葉は3枚が輪生する。
花は淡紫(または淡いピンク色)色。


牧野植物園にて

 

 

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