れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

クロマツ(黒松)とタイサンボク(泰山木)の新芽

2022-02-20 05:18:13 | 樹木

クロマツ(黒松)の松ぼっくり
<マツ科マツ属>
常緑高木。
樹皮は灰黒色で、幼木では浅く裂けるが、老木になると深い亀甲状に
裂け目が出来て、やや厚い不規則な鱗片となって剥がれ落ちる。


葉は2個づつ束生し、
長さ5~16センチの針状でかたく、基部は褐色の鞘に覆われている。

雄花は今年伸びた枝の下部に多数群がつて付き、
雌花は紫紅色でほぼ球形。

球果は、翌年の秋に成熟し、
長さ5~7センチの卵状円錐形で淡褐色。

下はタイサンボク(泰山木)の新芽

タイサンボク(泰山木)
<モクレン科モクレン属>
常緑高木
葉は長さ12~25センチ長楕円形で革質。
表面は光沢があり、裏面にはさび色の毛が密生する。


5~6月、直径12~15センチの芳香のある大きな6個の花弁を持つ
白い花を咲かす。
真ん中で膨らんでいるのは、花芽だと思う。

                休憩

ナツミカン(夏蜜柑)

         


 

 

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ユズリハ(譲葉)の新芽とアオサギとツヤアオカメムシとフユシャク♀と卵

2022-01-26 08:29:31 | 樹木

ユズリハ(譲葉)の新芽
<トウダイグサ科ユズリハ属>
お正月のお飾りに使われるが、
そういった行事もだんだん少なくなり、淋しくなった。
お飾りもお洒落なリースが断然多くなった。
私もそろそろ譲る子は不在だが、
次の時代に譲っていこうと思っているこの頃だ。

山地に生える常緑高木。
葉は枝先に輪生状に集まつて互生し、長さ15~20センチの狭長楕円形で、
先端は尖る。革質で深緑色、裏は白つぽい。


葉柄は紅色を帯びる。


裏葉の白っぽさが良く解る。
秋に白粉を帯びた黒い実をつける。

                休憩

アオサギ
全身灰色の大きな鷺でじっとたたずんでいることが多い。
じつと待ち伏せして餌を捕らえる。



おまけのスワンボート(#^.^#)

実は、この日は又フユシャクを探しに行ったのだった。

★昆虫コーナーは、ツヤアオカメムシ

緑一色のカメムシでアオカメムシと言うのもいるらしいが、
これは艶つぽいので、ツヤアオカメムシだと思います。
ミカン、カキ、ナシなどの果実について
汁を吸う害虫として扱われているが、私個人は、であえて嬉しかった!



本当は、フユシャクに逢いに行ったので、
嬉しくも出会えたので、
フユシャク雌(羽が無い)


チョウ目シャクガ科
メスは羽が退化・成虫はエサをとらないことが多い。

画像がぶれているが、この卵を肉眼で見つけるのは並大抵な事ではありません。
本当に、ルーペで見ないと、解りません。
でも、見つけた時の感動は、忘れられないでしょう。

         俳句は季語楪(ゆずりは)

     楪の何に別るる月日かな  山田 みづえ

   新しい葉が生え育つてから、古い葉が落ちることから
   代替わりしてゆくことの象徴としている。

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ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)の紅葉とツチアケビ・クロヤツシロランのその後

2021-12-18 07:48:20 | 樹木

ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)
<ツツジ科ドウダンツツジ属>
花も可愛いが、葉の紅葉が真っ赤で美しい。
そして、マツチ棒のような新芽がまた愛らしい。
今は紅葉が楽しめる。

落葉低木。
葉は枝先に輪生状に互生する。


紅葉が美しい。

下はツチアケビのその後

山野の落葉樹林の下や、笹藪などに生える腐生植物。
花は、7月頃、黄褐色の花を咲かす。



今はもう見る影もないが・。

9月頃のツチアケビはこんな風に赤いソーセージのようだ。


下はクロヤツシロランのその後

花の時期に逢いたかった!




私はまだ、出会ったことが無いのです。
画像はお借りしてきました。

             休憩

ムラサキカタバミ(イモカタバミは、中が赤い)

こちらは、イモカタバミっぽい。


       俳句は季語冬の川
      または冬川とも使う。

     鈍色の野を貫けり冬の川 伊東 さよ
        心まで冷えてしまいそう・・
      それでも力強く流れる冬の川だ。
      

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エンコウカエデ(猿猴楓)とウリカエデ(瓜楓)とイヌツゲメタマフシ

2021-12-12 08:48:25 | 樹木

エンコウカエデ(猿猴楓)
<カエデ科カエデ属>
名前は聞いたことがあるが、よくは知らなかった。
何しろ、長い葉柄が特色であると覚えた。
エンコウ(猿猴)がどんな意味なのか知らなかった。
要するに・葉の裂片が細長く裂け、柄が5~12センチもあって
長い事から、「猿猴=テナガザル・サルの手の甲」に見立てて
この名がついたようだ。

葉の縁にはギザギザが無く、深く5~7つに裂ける。
樹齢が低いほど細長くなる。


新芽はやや赤みを帯びるが季節の移ろいとともに秋になると
黄葉する。



下はウリカエデ

ウリカエデ(瓜楓)
<カエデ科カエデ属>
山地にはえる落葉小高木。
葉は対生し、長さ4~8センチの卵形。
裂けないものもあるが、3裂しふちに鈍鋸歯がある。

雌雄異株で翼果は長さ2センチほどで水平に開き、赤みを帯びる。
残念ながら、今回は実に出会えなかった。

          休憩

センニンソウの実が残っていた。
綿毛が美しい・。

★昆虫コーナーと言っても・・イヌツゲメタマフシ

イヌツゲにできた虫瘤です。
イヌツゲタマバエが寄生してできた虫瘤で、
★植物名+虫瘤のできる場所+虫瘤の形+フシが名前のつけ方です。
イヌツゲメタマフシです。

      俳句は季語雪女
      雪女郎とも使う。

     赤い靴履かせてみたき雪女  大関 美津
   
    似合いそう~♪

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ノムラカエデ(野村楓)とイタヤカエデ(板屋楓)ハウチワカエデ(羽団扇楓)と

2021-12-04 07:44:25 | 樹木

ノムラカエデ(野村楓)
<カエデ科カエデ属>
名札がついてなかったら、解りませんでした。

オオモミジの園芸品種で、春から夏まで紅色の美しい葉を保ちます。

特に新芽どきが綺麗なので、注意してみましょう。

ノムラカエデは、漢字で引くと野村楓とありましたが、
他に濃紫楓と言う漢字にも出会いました。


下はイタヤカエデ


イタヤカエデ(板屋楓)
<カエデ科カエデ属>
山地に生える落葉高木。
葉は対生し、直径7~15センチの扁円形で、5~7中裂または浅く
裂ける。裂片の先は鋭く尖る。

葉の大きさや裂け方、毛の有無などは変異が多い。



下はハウチワカエデ(羽団扇楓)

ハウチワカエデ(羽団扇楓)
<カエデ科カエデ属>
山地に生える落葉高木。
葉は、対生し直径7~12センチと大きく、基部は心形で
掌状に浅く9~11裂する。

翼果は長さ約2センチで斜めに開く。



             休憩



タコノアシ(蛸脚)
紅葉すると尚の事、蛸の吸盤に見立てた名前に似てきます。

★昆虫は、コバネイナゴ

コバネイナゴ

バッタ目バッタ科
体色は明るい緑色で、側面に黒色の線が頭部から尾部まで
走っている。
背中は肌色、または緑色で稀に紅色。
名の通り翅が短く、腹端を越えない場合が多い。

       俳句は季語寒波

     寒波来る重心ずれる鍋の蓋  れんげ

   久しぶりに、点が入った私の句です。
   俳句はその時の運です。(でも、嬉しかつたのも事実。)

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ケヤキ(欅)

2019-12-09 06:56:11 | 樹木

ケヤキ(欅・槻)
<ニレ科ケヤキ属>
日本の代表的な広葉樹の一つ。落葉高木。


樹皮は灰褐色で、老木になると鱗片状にはがれる。
樹幹は扇を開いたような円形状になる。

 

 

新宿御苑の欅(ケヤキ)の樹



 




果実は長さ4~5ミリの平たいゆがんだ球形でかたい。
果実のつく枝にある葉は、普通の葉より小さい。(若い枝につくからか?)




街路樹などに多い。

 

 

 

 

 

 

 

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河内の大杉

2019-01-12 07:01:10 | 樹木

河内の大杉
<スギ科スギ属>
沼津、西浦河内の堂山にある大杉は、
その居様に伐採を逃れ市内最大の杉として、
天然記念物に指定されている。

樹形は地上3,5メートルの所で7本に分岐。
根回り13メートル。

日本特産で各地に広く自生し、
有用樹種として最も多く植材されている。

 

 

河内の大杉の看板
この近くにイズセンリョウの白い実がたくさんなっていた。

ここを入る。

我が家のワンコと行きました。

 

 

 

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ビャクシン(柏槇)またはイブキ(伊吹)

2019-01-10 06:20:41 | 樹木

ビャクシン(柏槇)またはイブキ(伊吹)
<ヒノキ科ビャクシン属>
図鑑ではイブキ(伊吹)とあるが、
一般的にビャクシン(柏槇)が通っているので、
ビャクシンとした。
以下、伊豆の大瀬崎(おせざき)のビャクシンです。



海岸近くに生え、巨木になる常緑高木。

樹冠は円錐形で先端が尖る。
樹皮は赤褐色で縦に薄くはがれる。

葉は鱗片状のものと、先の尖った針状のものが混じる。

花は4月に開く。雌雄異株。
稀に同株。
雄花は黄褐色。雌花は淡白緑色で、ともに小枝の先につく。

球果は肉質で直径7~9ミリほどでほぼ球形。



 


 

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クヌギの新芽

2018-03-03 07:26:45 | 樹木

クヌギ(橡・椚・櫟)の新芽
<ブナ科コナラ属>
山地に生える落葉高木。
樹皮は灰褐色で厚く、縦に不規則な裂けめがある。


冬芽は水滴形で、芽鱗が多数重なり、
縁に灰色の短毛がある。
☆カマキリの卵のうが、ついてます♪

 


 

 

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ハンノキ(榛木)

2018-03-02 07:51:29 | 樹木

ハンノキ(榛木)
<カバノキ科ハンノキ属>
低地の湿ったところによく生える落葉高木。

樹皮は紫褐色で不規則に浅く裂けてはがれる。
若枝は灰褐色。


花は2~3月、
葉の出る前に開く。
雄花序は枝先に2~5個つき、始め直立しているが、
開花時には長く尾状に垂れ下がり、黒紫色で長さ4~7センチ。


雄花序には柄がある。
雌花序は雄花序の下部の葉脈に1~5個つく。
雌花は紅紫色で花被はない。


春になっても残っている果穂。
成熟すると長さ1,5~2センチの木質の果穂となる。






 

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