ケヤマウコギ(毛山五加)の実
<ウコギ科ウコギ属>
初めて見たがウコギの種類だと思った。
調べたらケヤマウコギ(毛山五加)だった。
黒い丸くなった実が目立つ。
山地にはえ、枝には棘がある落葉低木。
7~9月、
黄緑白色で5弁の小さな花を球状につけ、
両性花で実を結ぶ。
果実は球状に黒く熟す。
白樺湖にて
ケヤマウコギ(毛山五加)の実
<ウコギ科ウコギ属>
初めて見たがウコギの種類だと思った。
調べたらケヤマウコギ(毛山五加)だった。
黒い丸くなった実が目立つ。
山地にはえ、枝には棘がある落葉低木。
7~9月、
黄緑白色で5弁の小さな花を球状につけ、
両性花で実を結ぶ。
果実は球状に黒く熟す。
白樺湖にて
ナンテンハギ(南天萩)
<マメ科ソラマメ属>
木質の根茎がある多年草。
はじめは、ツルフジバカマかと思ったが、
葉っぱが違った。
葉は互生し、
二枚の小葉からなる羽状複葉。
小葉は卵形。
葉のわきから総状花序をだし、
紅紫色の蝶形の花をつける。
花期は6月~10月
神奈川のサービスエリアにて。
アキノキリンソウ(秋麒麟草)
<キク科アキノキリンソウ属>
日当たりのよい山地にはえる多年草。
下部の葉は卵形、
上部の葉は披針形。
この季節黄金色に咲く花を山道で
よく見かける。
花は茎の先に散房状または総状に多数つく。
舌状花と筒状花があり、
内側の筒状花が結実する。
ナギナタコウジュ((薙刀香薷)
<シソ科ナギナタコウジュ属>
日当たりの良い山地にはえる。
全体に強い匂いがある1年草。
葉は対生し長卵形。
花は、茎の先端に花穂をつけ、
淡紫色の花を片側にだけ密につける。
この花の様子が、
薙刀(なぎなた)のように見えることから、
ナギナタコウジュと呼ばれる。
狭山丘陵にて。
上は赤塚植物園にて
ガガイモ(蘿摩 )の実
<ガガイモ科ガガイモ属>
下は花
夏に淡紫色の花をつけていたのが、
先日行った石神井公園で青い実をつけていた。
表面にいぼがあり、
中には白い繊維と実がびっちり詰まっていて実は固い。
下は冬姿
実が熟すと皮は茶色に乾いて、
縦に裂け、中から白い絹のような綿毛の先に、
種をつけて、風に吹かれてふわふわと飛ぶ。
ガガイモは日本神話にでてくる。
この実を舟にみたてたお話だ。
リュウノウギク(竜脳菊)
<キク科キク属>
日当たりの良い山地に生える多年草。
和名は竜脳に似た香りの油が含まれることによる。
(竜脳は樟脳(しょうのう)に似た
芳香をもつ無色の昇華性の結晶。)
葉は互生、
卵形の軟らかそうな葉で3中裂し、
灰白色を帯びる。
舌状花は白色。
のちに淡紅色になる。
アワコガネギク(粟黄金菊)
<キク科キク属>
図鑑ではキクタニギクとあるが、
ここでは、名前が知れているアワコガネギクとする。
何と言ってもこの黄色い丸みを帯びた小菊は、
目立つし、愛らしい。
山地の谷間のやや乾いた崖や
山麓の土手などに生える多年草。
葉は互生して長卵形で5深裂する。
茎の先端に多数の黄色い頭花をつける。
舌状花は短く多数で、中心の筒状花も多い。
このこんもり咲く風情がいい。
石神井公園「野草園」にて。
コウヤボウキ(高野箒)
<キク科コウヤボウキ属>
狭山丘陵の道のわきにはよく見られた。
やや日当たりの良い乾いた林の下に生え
よく枝分かれする。
本年枝には卵形の葉が互生し、
前年枝には節ごとに細長い葉を数個づつつける。
花は本年度の枝の先端に白い頭花を
1個づつつける。
筒状花は長さ1,5センチほどで、
反り返った裂片が可愛い。
高野山でコウヤボウキの枝を束ねて
ほうきを作った事からこの名がある。
オトコヨウゾメ(男ようぞめ)
<スイカズラ科ガマズミ属>
山野の日当たりの良いところにはえる落葉低木。
5~6月に枝先から散房花序を垂らして
淡紅色を帯びた白い花をつける。
下は日光植物園にて
花も可愛いがこの赤い実を見つけるのも
楽しい。
核果は長さ8ミリの楕円形で
赤く熟し垂れさがる。
オトコヨウゾメの名前は
男が付いているので実は食べられそうにない。
ヨウゾメはガマズミ(莢迷)の事であるが
ヨウゾメの漢字は解らない。
ガマズミ(莢迷)
<スイカズラ科ガマズミ属>
花友達のKさんに誘われて、
狭山ヶ丘丘陵へ。
真っ赤なガマズミの実に出逢う。
山野にはえる落葉低木。
葉は対生し、広卵形~円形でふちに
あらい鋸歯がある。
果実は核果で
長さ6~6,5ミリのやや扁平な卵状楕円形。
霜が降りる頃、
白い粉をふいて甘くなり食べられる。
二人でつまんで食べてみたけれど、
まだ甘くはなかった。