スズメノエンドウ(雀野豌豆)
<マメ科ソラマメ属>
まだやっと咲きだしたばかりで、
陽が落ちて花は閉じていた。
カラスノエンドウに比べて小さいことから
スズメノエンドウ(雀野豌豆)の名がある。
細長い茎を伸ばして
マメ科特有の蝶形花を咲かす。
花は長さ5ミリ程度で白紫色。
葉は小葉からなり、
先端の巻きひげで絡みつき立ち上がる。
スズメノエンドウ(雀野豌豆)
<マメ科ソラマメ属>
まだやっと咲きだしたばかりで、
陽が落ちて花は閉じていた。
カラスノエンドウに比べて小さいことから
スズメノエンドウ(雀野豌豆)の名がある。
細長い茎を伸ばして
マメ科特有の蝶形花を咲かす。
花は長さ5ミリ程度で白紫色。
葉は小葉からなり、
先端の巻きひげで絡みつき立ち上がる。
キバナノアマナ(黄花甘菜)
<ユリ科キバナノアマナ属>
葉は広線形で、茎より長い。
普通のアマナよりごく小さい。
先端に緑がかった黄色い花をつける。
湿った山の林の下に咲く。
武蔵丘陵森林公園の野草園、
カタクリやキクザキイチゲ、まだ蕾だったヤマシャクヤクの
近くに咲いていた。
カタクリ(片栗)
<ユリ科カタクリ属>
スプリングフエメラル(春植物)の一つ。
早春、林床に群生する。
古名カタカゴ(堅香子)で
傾いた籠状の花からきているそうだ。
日が当たると、俯いた花が強く反り返る。
種は蟻に運ばせる。
葉はやや厚めどぇ、通常は紫褐色の斑点がはいる。
ムラサキケマン(紫華鬘)
<ケシ科キケマン属>
花は紅紫色。
仏像の胸当たりの装飾品の
華鬘からこの名がある。
花序は直立し、
花茎の上にたくさんつける。
筒状で、先端外側は上下に開き、
後ろは距になり内側には蜜腺がある。
葉は羽状に細かく裂ける。
ヤエムグラ(八重葎)
<アカネ科ヤエムグラ属>
幾重にも重なりあい生える事から
八重葎と呼ばれる越年草。
茎に下向きの棘があり、
葉は線形で6~8枚輪生する。
葉のわきに1ミリほどの淡緑色の4弁の花
をつける。
果実は2ミリほどの球形で、
2個くっつき、鉤形の毛があり衣服などに
付着する。
クサイチゴ(草苺)
<バラ科キイチゴ属>
草と名がつくが、落葉低木。
地下茎を伸ばして新苗を作る。
茎や枝葉に軟毛が生える。
葉は奇数羽状複葉。
花弁は5個で平開する。
果実は径1センチの球形の苺で、
赤く熟し食べられる。
オドリコソウ(踊子草)
<シソ科オドリコソウ属>
茎は根元から群がって直立し、
葉は対生する多年草。
花は白色または淡紅紫色の唇形花で、
上部の葉のわきにつく。
上唇はややひらたい。
下唇は3裂し、中央の裂片は大きく前に突き出し、
2浅裂している。
踊子草の名は、
花の形が編み笠を被った踊り子のように見える事に寄る。
新宿御苑にて。
オドリコソウはこれからが見頃だ。
フッキソウ(富貴草)
<ツゲ科フッキソウ属>
山地の林内に生える常緑の亜低木。
茎の下部は地を這い、上部は立ち上がり、
葉は互生して輪生状に見える。
葉の質は厚い。
茎の先に穂状花序をつける。
和名の富貴草は常緑の葉が茂ることによる。
ヤマアイ(山藍)
<トウダイグサ科ヤマアイ属>
高さは30~40センチの多年草。
地下茎は白色だが乾くと藍色になる。
葉は長楕円披針形で、縁に鋸歯がある。
雌雄異株だったなんて・。
また、難題を突き付けられた感じ。
緑色の小さな花を穂状につける。
残念ながら・
ヤマアイからは染料は取れない。
たぶん、これは雄株の花だ。
バイモ(貝母)
<ユリ科バイモ属>
中国原産の多年草。
観賞用によく栽培されている。
茎を伸ばして葉のわきに
淡い黄緑色の花を咲かせる。
俯いた釣鐘状の花。
花の中は紫色の斑模様になっている。
鱗茎が漢方薬になり貝母と言う。