れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

オオオナモミ(大巻耳)

2017-09-30 03:17:47 | 草の実

オオオナモミ(大巻耳)
<キク科オナモミ属>

北アメリカ原産の帰化植物。
オナモミと似ているが、
現在はこのオオオナモミの方がはびこっているようだ。




草丈は50~200センチ。
茎は紫褐色がかっていることが多い。



葉には長い柄があり、
広卵形で、3~5つに浅く裂ける。
雄花と雌花が同じ株につく雌雄同株。



ひっつき虫のひとつで、
果実の表面に密生する棘の先端がかぎ状に曲がっていて
これが動物の毛などに引っかかり運ばれる。



関係ないけれど・・(^^♪
よく行く里山で出会うお染ちゃんと言うヤギさんです。

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アレチウリ(荒地瓜)

2017-09-29 06:55:10 | 野の花日記

アレチウリ(荒地瓜)
<ウリ科アレチウリ属>
北アメリカ原産のつる性の帰化植物。



輸入大豆に混入して広がった。
今では河原や土手、荒れ地で大群落を作る
やっかいものです。


分岐した巻きひげで絡みつき
雌雄同種で雌株は短い枝先に多数集まって咲く。



果実は細長い卵形で中に1個の種子があり、
星形に数個集まった果実序を形成する。



鋭いがやわらかい棘と毛がびっしり生えて
金平糖のように見える。
上は棘だらけの実。



上はアレチウリの花に乗ったテントウムシ。


 

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イシミカワ(石見川・石膠・石実皮)

2017-09-28 06:49:13 | 草の実

イシミカワ(石見川・石膠・石実皮)
<タデ科タデ属>
河原や道端などに生えるつる性の1年生植物。



茎には鋭い下向きの棘がある。



葉は三角形で長い柄があり、
つけ根に皿状の托葉がついて茎を抱く。



花穂は、枝先に丸い皿状の苞葉に乗る形でつく。

果時には萼が藍色の肉質となり、
果実を包む。

畑のそばの垣根に群れていた。



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スズメウリ(雀瓜)

2017-09-27 06:59:51 | 野の花日記

スズメウリ(雀瓜)
<ウリ科スズメウリ属>
水辺や平地のやや湿ったところに生える

1年草のつる草。



ときには蔓の茎が地下に潜り越冬するそうだ。



葉のわきに白い小さな花を咲かす。



5枚の花弁が合着している。



小さな緑色の果実から、白色に変わる。



果実は径1センチほどの球形で白く熟して釣り下がる。



カラスウリに対して小さいのでこの名がある。













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ヒメジソ(姫紫蘇)

2017-09-26 06:51:28 | 野の花日記

ヒメジソ(姫紫蘇)
<シソ科イヌコウジュ属>

人里や田畑、草地などどこにでも生える。
石神井公園に去年咲いていたチョウジタデを
探しに行ったのだが、今年は見られなかった。
そのかわり、ヒメジソがよく見られた。

葉や種の付き方が紫蘇に似ていて葉が小さいことから
この名がある。



ボート池のふちによく見られた。


葉の紫蘇の香りは無かった。



茎は直立し、
雑草の中にめげずに丈高く育つているものもあった。


花は長さ約4ミリ、
花冠は白色でわずかに淡紅色を帯びる。


野川で名前が解らなかった花はヒメジソだった。
お散歩で道端に咲いているのも見つけたばかりだ。



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サンショ(山椒)の実

2017-09-25 07:10:31 | 木の実

サンショ(山椒)の実
<ミカン科サンショウ属>
山地に自生する落葉低木。
枝や葉柄の部分に棘がある。



葉は奇数羽状複葉で互生する。
小葉は5~9対あり、卵状長楕円形。



果実は径5ミリほどの球形で赤褐色。
種子は光沢のある黒で辛い。
芳香のある若葉やや種子を香辛料にする。



 

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マユミ(真弓)の実とキハラヘリカメムシ

2017-09-24 06:24:41 | 木の実

マユミ(真弓)の実
<ニシキギ科ニシキギ属>
山野に生える落葉低高木。

葉は長さ5~15センチの楕円形または倒卵状楕円形で先は尖り、
縁には鋸葉がある。



蒴果は長さ幅とも8~10ミリの四角形で、
淡紅色に熟して4つに裂けると、
赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。
これはまだ割れる前の実。



白マユミだと種子がよく解る。
この材で弓を作ったことからマユミの名がある。
マユミの実は遅くまで残る。枝は弓を作ったように
よくしなる。

上は春の真弓の花

<マユミの花にキハラヘリカメムシを見つけた>


腹が黄色で目立つ。

背中が黒褐色、腹面は黄色、または黄緑色で黒い紋がある。
マユミやニシキギなどに見られる。







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ウマノスズクサ(馬鈴草)とジャコウアゲハの幼虫と蛹と蝶♂♀

2017-09-23 05:35:48 | 野の花日記

<ウマノスズクサ(馬鈴草)とジャコウアゲハの幼虫と蛹と蝶♂♀>

ウマノスズクサ(馬鈴草)

<ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
川の土手や林の縁などに生えるつる植物。

葉は長さ4~7センチ、三角形に近い形で、
基部は両側が耳のように張り出している。



花には花弁が無く、3つの萼片が合着して、
緩く曲がった長い筒のような形になっている。


雄しべと雌しべのある部分が丸く膨らみ、
先端がラッパのようになっている。



ユニークな形だ。



葉、根、果実に有毒成分を含む。

<ジャコウアゲハの幼虫>
ウマノスズクサはジャコウアゲハの食草で、
昨日、探しに行った時、
すでにたくさんの幼虫を見つけた。







園芸店の裏のマンションのギンモクセイの垣根に
毎年、このウマノスズクサを見に行く。
今年はたくさんの幼虫に出会えて嬉しい。
蛹を探したが、これからと言う感じでしたので、
石神井公園で出会った蛹を掲載します。

<ジャコウアゲハの蛹>
お菊虫とも言う。
キュ―ピーさんが寝てるようで可愛い!





<ジャコウアゲハの♂と♀>
石神井公園のアベリアの花に。

白いのは♀

黒いのは♂



 

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シラヤマギク(白山菊)

2017-09-22 06:11:42 | 野の花日記

シラヤマギク(白山菊)
<キク科シオン属>
山地や丘陵などに見られる1~1,5メートルの多年草。



茎や葉にはザラザラした毛がはえる。



花は径2センチほどで、舌状花は少ない。



春の若菜はヨメナに対してムコナと呼び
食用になる。



下部の葉はひれのある長い鞘を持った心形で大きい。
丘陵地などで、丈高く伸びて
白いキク科の花をつけている姿は美しい。



まだこれは咲きだしたばかり。




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メドハギ(蓍萩・筮萩)

2017-09-21 06:48:47 | 野の花日記

メドハギ(蓍萩・筮萩)
<マメ科ハギ属>
茎の高さ60~90センチになる多年草。
よく枝分かれし、なかば低木状になる。



花は葉のわきに2~4個集まって咲く。
花弁は長さ7ミリ、白黄色で紫色の線がある。

萼は深く5裂し裂片は披針形。



葉は3小葉を持つ複葉で、密に互生する。



花は小さくて葉に隠れるほどで、
よく見ないと見逃す。



名前の由来は茎の葉をしごいて落し、
占いの筮
(めどき)に用いたことからと言うが
今は竹を使うことが多い。



全体像はこんな感じではえていて、
こんなかわいい花が咲いているとは思えない感じです。

 

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