れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

センナリホウズキ

2012-09-30 04:40:22 | 野の花日記

センナリホウズキ(千成酸漿)
<ナス科>

熱帯アメリカ原産の帰化植物。
夏、緑黄色の小花を葉の付け根に開く。
液果は小型で、数が多く、
熟しても赤くならない。
ホオズキと同様に玩具となり、
また、解熱剤とする。

 

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コバギボウシ

2012-09-29 01:58:00 | 野の花日記

コバギボウシ
<ユリ科ギボウシ属>

日当たりのよい湿地にはえる多年草。

葉はななめに立ち、
つやがなく表面の脈がへこみ、
基部は急に葉柄に添って流れる。

淡紫色の花を下または横向きにつける。
花被片は花の頃には反りかえる。
筒部には透明線がある。

葉の若いのは食用になる。

<俳句歳時記>夏
擬宝珠(ぎぼうし)の花
<花擬宝珠・ぎぼし>

日ざし恋ふ擬宝殊の丈や大樹海    大津 希水

女人のみ泊める坊舎や花擬宝殊   奥  令子

女人堂山の鈴ふる花ぎぼし       谷口 とし子

ぎぼし咲く山へ揃へて宿の下駄     神蔵  器

草刈も影もさやけし花擬宝殊      藤田 湘子

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ノブキ

2012-09-28 05:45:48 | 野の花日記

ノブキ
<キク科ノブキ属>

やや湿った林の下などにはえる多年草。
葉がフキに似ているので
この名がある。

葉の裏側は綿毛がはえていて白っぽい。

頭花は、
筒状花からなり、ふちの花だけ実る。

そう果は、6ミリほどのこん棒状で、
綿毛があり、衣服などについて運ばれる。


 

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マヤラン(腐生植物)

2012-09-27 06:25:35 | 野の花日記

マヤラン(麻耶蘭)
<ラン科シュンラン属>
名前は
神戸の麻耶山で発見されたことによる。

根茎は長く地中を這うそうだが、
緑色の茎を伸ばすが緑葉はなく、
茎の下に鱗片があるのみで、
7~10月、
茎頂に白い花をつける。
 
がく片の中央部には赤い筋があり、
側花弁は周辺部を除き赤い模様がある。

絶滅危惧種である。


 


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ハグロソウ

2012-09-26 06:19:57 | 野の花日記

ハグロソウ
<キツネノマゴ科ハグロソウ属>

山地の林下に生える多年草。
茎はまばらに枝分かれする。

葉は暗緑色で対生し、卵状長楕円形。

夏に
枝先または上部の葉のわきに
紅紫色の花柄を開く。
花は2~3個の葉状の苞に包まれ、
そのなかに咲く。

 

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ネコハギ

2012-09-25 06:14:16 | 野の花日記

ネコハギ
<マメ科・ハギ属>

日当たりのよい、やや乾いたところに生える多年草。
茎は長く地面をはってのび、軟毛がある。
葉は互生し、
3小葉をもつ複葉で、小葉に両面に短毛がある。

花は白色の喋形花で、
葉のわきに3~5個集まって咲く。
萼は深く5裂し、長毛がある。


 

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ヤブタバコ

2012-09-24 04:33:52 | 野の花日記

ヤブタバコ
<キク科ヤブタバコ属>

林の中などに生える。
太い茎は途中で伸びるののをやめ、
数本の横枝を出す。
根生葉が大きくてタバコの葉に似ているので、
この名がついた。
花は、1センチほどで、筒状花なので
咲いているようには見えない。
横枝の葉のわきにずらりと並んでつく。

 

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アラカシの実

2012-09-23 04:30:45 | 野の花日記

アラカシ(粗樫)の実
<ブナ科・コナラ属>

山野に生える常緑高木。
樹皮は、暗緑灰色。
葉は互生し長楕円形または倒卵状長楕円形で、
先は急にとがる。
上半部に大形の鋸歯がある。
裏面は帯粉白色。
4~5月
長さ5~10センチの雄花序を垂らし、
上部の葉腋に雌花を1~3個つける。
堅果は秋に完熟し、
長さ1,5~2センチの楕円形。
殻斗には6~7個の輪がある。


<俳句歳時記>秋
椎の実(しいのみ)
<落椎(おちしい)・椎拾う>

いとしさの椎の実飛礫(つぶて)とどかざり   竹本健司

椎の実降るうさぎ子狐あつまって         鮫島 康子

椎の実が降るはればれと愛されよ        藤田 湘子

昏るる韻ありとせば降る椎の実の        杣木 紀子



 

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ジュズダマ

2012-09-22 08:22:01 | 野の花日記

ジュズダマ
<イネ科ジュズダマ属>

水辺に生える多年草。
幅の広い葉を多くつけ、
上部の葉のわきから多数の花穂を立てる。
堅くて艶のある苞鞘(ほうしょう)の中に、
小穂(雌性)があり、その先に2~3個の小穂(雄性)が垂れ下がる。
雄性小穂は早く脱落する。

<俳句歳時記>秋
数珠玉(じゅずだま)
<すずこ・ずず玉・とうむぎ>

じゅず玉は今も星色農馬絶ゆ       北原 志満子

言えば淋しき川ありここにも草数珠の   鮫島 康子

数珠玉や歩いて行けば日暮れあり     森  澄雄

数珠玉の数珠つなぎつつ子が眠し     上野さち子

数珠玉やちいさく乾く母のもの        古賀まり子

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キツネノマゴ

2012-09-21 05:34:30 | 野の花日記

キツネノマゴ
<キツネノマゴ科キツネノマゴ属>

野原や道端などにごく普通に見られる1年草。
茎はまばらに枝分かれし
葉とともに短い毛が生えている。
葉は対生し
長楕円形で、
枝の先に穂状の花序をつけ
淡紅紫色の唇形の小さな花を咲かす。

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