ハナイバナ(葉内花)
<ムラサキ科ハナイバナ属>
和名は葉と葉の間に花がつく事から。
多年草草本。
各地の路傍などで普通にみられる野草だが、
よく探さないと見つからない。
キュウリグサによく似ているが、葉腋に花がつくことと、
花の中心が白い事で区別できる。
直径2~3ミリほど、先が5つに分かれた淡青紫色の花が咲く。
草丈は10~15センチほどで、
キュウリグサより小さい。
茎には上向きの毛が生えている。
葉は長さ2~3センチ。
春から秋にかけて、枝の上部の葉のわきから花を咲かせ、
果実は4個の分果からなり、
楕円形のいぼ状の突起がある。