れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤマハハコ&ミネウスユキソウ

2013-08-31 07:23:25 | 野の花日記

ヤマハハコ
<キク科ヤマハハコ属>
日のよくあたる当たる渇き気味の山地、
高原などに生える多年草。
茎は直立し、白い綿毛に覆われる。
葉は細くやや厚い。
表面は艶のある緑色で3本の葉脈がめだつ。
頭花は茎の上部に散房状に多数かたまってつく。
総房片は白くかさかさして、ドライフラワーになる。
小花は淡黄色。

ミネウスユキソウ
<キク科ウスユキソウ属>


低山に多いウスユキソウの高山型
葉は披針形で先はとがる。
下部の葉は裏面に綿毛がはえ、
上部の葉には両面に綿毛が密生する。
頭花は茎の先に6~7個かたまってつき、
総房には綿毛が多く、
花は筒状花のみで、苞葉は楕円形で数個あり、
白い綿毛が両面に密生し、
放射状について花弁のように見える。

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ゴマナ

2013-08-30 05:41:02 | 野の花日記

ゴマナ
<キク科シオン属>

山地の日当たりのよい草原に見られる1~1,5メートルになる多年草。
茎は葉とともに細かい毛がありざらつく。
葉は互生し、長楕円形でふちにあらい鋸歯があり、
両面に短毛がある。
初秋の頃、
茎の先に多数の小枝を分け、小形の頭花を散房状に多数つける。
頭花は径1,5センチほどで、舌状花は白く、房状花は黄色で、
冠毛を持つ。


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ウツボグサ

2013-08-29 04:34:08 | 野の花日記

ウツボグサ
<シソ科ウツボグサ属>

日当たりの良い草地にはえる多年草。
茎は四角で、
花が終わると根元から走出枝をだす。
葉は対生し長楕円披針形。
茎の先に花穂をだし、紫色の唇形花を密につける。
枯れて黒くなった花穂は夏枯草(かこそう)と言い、
利尿剤に使う。


<俳句歳時記>夏
靫草(うつぼぐさ)
[夏枯草(かこそう)]

  城跡へ狭田を重ねてうつぼ草  富安 風生

  靫草少年暗く蜜を吸う       佐藤 鬼房

  水音のそこに夕づくうつぼ草   村田 脩

  雨に揺れ虻にゆれけりうつぼ草 堀口 星眠

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オトギリソウ

2013-08-28 04:44:41 | 野の花日記

オトギリソウ
<オトギリソウ科オトギリソウ属>

野や山にはえる多年草。
和名は弟切草で、
秘薬の事を人にもらした弟を、
兄が怒って切ったと言う平安時代の伝説からつけられた。
茎は高さ30~50センチになり、
上部で枝を分ける。
葉は対生し、広披針形。
花は一日花で、茎の先に集まる。
花弁は5個。

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オカトラノオ

2013-08-27 05:22:43 | 野の花日記

オカトラノオ
<サクラソウ科オカトラノオ属>

野や山、丘陵などの日当たりの良い草地に多い多年草。
花穂は虎の尾のようだと言うのでこの名がある。
茎は60~1メートルになり、
花穂の軸とともに白い毛がある。
花穂は偏って白穂の花を多数つける。



<俳句歳時記>夏
虎尾草(とらのお)
[おかとらの]

 虎尾草や日の通りみち子が通る   磯辺碧蹄館

 とらのをの尾の短きへ日が跳ねて  大石 悦子

 虎の尾を踏みゐしことに気づきけり  大久保 橙青

 青年の後ろ虎の尾草の朝なり     加藤 青女

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イブキジャコウソウ

2013-08-26 05:50:40 | 野の花日記


イブキジャコウソウ
<シソ科イブキジャコウソウ属>

アジア東部の温帯、寒帯に広く分布する小低木。
茎は地面をはって多く枝分かれする。
葉は卵形か狭卵形。
枝先に短い花穂をだし、紅紫色の唇形花をつける。
和名は伊吹麝香草で伊吹山に多く産し、
全体によい香りがあることによる。

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ハンゴンソウ

2013-08-25 03:59:24 | 野の花日記

ハンゴンソウ
<キク科キオン属>
高さ1~2メートルになる大形の多年草。
葉は羽状に3~7深裂している。
花芯の周囲の花びらは5~7枚ですが、
数多く咲くので迫力がある。
和名は反魂。つまり魂を呼び戻し生き返らせる草
という意味のようだが詳細は解らない。

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カリガネソウ

2013-08-24 04:18:28 | 野の花日記

カリガネソウ
<クマツズラ科カリガネソウ属>

山地に生える高さ1メートルほどの多年草。
全体に臭気がある。
葉は対生し柄があり広卵形。
上部の葉のわきから長い柄を持つ集散花序をだし、
青紫色の花をまばらにつける。
花冠の先は5裂し、
萼片の下側の1個が大きい。
萼は鐘形で5裂し長さ2~3ミリ。
和名は花の形からで、雁草(かりがねそう)の意味。

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ツリガネニンジン

2013-08-23 04:35:17 | 野の花日記

ツリガネニンジン
<キキョウ科ツリガネニンジン属>

日本全土の高原などにはえる多年草。
茎は30~100センチに伸び、
葉は輪生し卵状楕円形でふちに鋸歯がある。
夏から秋にかけて枝先に円錐花序をつくり、
鐘形で先が5裂した青紫色の花が下向きに咲く。
萼片は細長くすこし反り返る。

下はツリガネニンジンの白花

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ヤナギラン

2013-08-22 10:47:26 | 野の花日記

ヤナギラン
<アカバナ科アカバナ属>

日当たりの良い草地にはえる多年草。
葉の形が柳の葉によく似ていて、
ランのような花を咲かせる。
根茎は長く伸びて増える。
茎は1~1、5センチメートルとなり、直立する。
葉は多数互生し、細長い披針形で、
なかほどの葉が一番大きい。
夏に
周辺の草より高く立ち、先端に花序を総状につけ、
多数の紅紫色の花が下から順に咲き上がる。
花弁は4個。
萼片は細く深く4裂し、外側に短毛がはえ、花とともに落ちる。
果は、熟すと縦に4つに裂け、
なかから白い絹糸をつけた1ミリほどの種子が多数でて、
風に飛び散る。

下はヤナギランの種子


 


 

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