れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

和名 : カラタネオガタマノキ

2011-04-30 04:37:19 | 野の花日記

カラタネオガタマ
(唐種招霊木)
<モクレン科オガタマ属>
別名<トウオガタマ・バナナツリー・含笑花>

中国原産の常緑樹。
神社などでみかけます。
あまり高くならない樹です。

私は、街路樹で花が咲いているのを見つけた。

「オガタマ」は、神霊を招くため、神社に供える木「オキタマ」(招霊)より来ているそうです。
中国が原産なので、唐であることからカラタネオガタマの名がついた。

特徴は花の香りにあり、
本当にバナナの香りにそっくりのいい匂いがするので
一度、嗅いだら忘れられない花です。

香りからバナナツリーとも呼ばれる所以です。
花は正午ごろに一番香り、花は平開せず、散る間際に開いて
その頃には、香りが無いそうだ。

  

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ジロボウエンゴサク

2011-04-29 02:47:58 | 野の花日記

ジロボウエンゴサク
<ケシ科・キケマン属>

平地の草地などにはえる多年草。

和名の次郎坊は太郎坊(スミレ)に対する方言名で、
子供が花の距をひっかけて遊んだことによるのだそうだ。

延期策(えんごさく)はこの仲間の漢名。

茎の先端に少数の紅紫色から青紫色の花を総状につける。
花は長さ1~2センチの筒状で、先端は唇状に開き、
後部は距となる。
苞は卵形。


似ているものにムラサキケマンがある。

ヤマエンゴサク

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オドリコソウ

2011-04-28 06:17:17 | 野の花日記

オドリコソウ
<シソ科・オドリコソウ属>
道端、野原などに咲く。

茎は根元から群がって直立し、30~50センチになる。

葉は対生し葉柄があり広卵形、
葉の表面および裏側にまばらに毛があり、
ふちにはあらい鋸歯がある。

花は白色または薄黄色、淡紅紫色の唇形花で、
上部のわきにつく。

和名は踊子草で、花の形が笠をかぶった踊り子に似ていることによる。

「俳句歳時記」夏
踊子草(おどりこそう)
<踊花>

踊子草スカート重ねフラメンコ   小堤 郁代

踊子草賽の河原へあと一理    田中 きみ女

昏れんとす踊子草に旅疲れ    海城 わたる

摘み捨てて踊子草は瀬に踊る   嶋田 浮巣

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イチリンソウ

2011-04-27 06:51:49 | 野の花日記

イチリンソウ
(キンポウゲ科・イチリンソウ属)

落葉広葉樹林のなかや山麓の土手などにはえる多年草。

高さ20~25センチになる。

根生葉は2回3出複葉で、小葉は羽状に裂ける。

茎葉の間から1本の長い柄を出し、
先端に径4センチほどの白色の花をつける。

和名は一輪草で、花をひとつだけ咲かせることによる。
(ちなみに・二輪草より花が大きく咲き見ごたえがある)


土手の一輪草の群れ

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ウラシマソウ

2011-04-26 06:29:38 | 野の花日記

ウラシマソウ
(サトイモ科・テンナンショウ属)

林の下などに生える多年草。
葉は1~2枚、肉穂花序が直立してちょっと、
グロテスクな花が咲く。

和名は浦島草で、
付属体の先が糸状に長く伸びた形を浦島太郎の釣り糸に見立てたものだと言う。

 

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バイカイカリソウ

2011-04-25 06:34:37 | 野の花日記

バイカイカリソウ
(メギ科・イカリソウ属)


バイカイカリソウは,中国地方や九州に生える繊細なイカリソウ属の一種。

イカリソウトキワイカリソウに比べると,
一見して繊細で小型で

見まちがえることはないが,

花の構造もちがい,距がないのが特徴。

千葉の林の中で見つけたものです。

 

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ウワズミザクラ

2011-04-24 08:14:39 | 野の花日記

ウワミズザクラ(上溝桜)
別名ハハカ

山野に生える落葉高木。

樹皮は暗紫褐色で横にはっきりした皮目がある。
前年枝は黒紫色で光沢がある。

葉は互生し、卵形または卵状長楕円形で先は尾状にとがり、
基部は鈍形、ふちに刺状鋸歯がある。
成葉は無毛。葉の基部に腺点がある。

春に、葉が開いてから本年枝の先に長さ6~8センチの総状花序をだし、
白色5弁の花を多数密につける。
 

 

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ニワトコの花

2011-04-23 06:35:35 | 野の花日記

ニワトコの花
<スイカズラ科・ニワトコ属>

各地の山地にふつうに生える落葉低木。

若い枝は淡緑色~淡褐色で、
古い枝は樹皮が縦に裂けて落ち灰褐色になる。

枝や幹の黒焼は骨折、打ち身などの薬になるといわれ、
接骨木とも言う。

春、若葉と同時に本年度の枝の先に円錐花序をだし、
淡黄白色の小さな花を多数つける。

果実は、卵球形で赤く熟し中に種子が3~5個ある。

若芽を山菜として食すが、
青酸などを含むので要注意。

(俳句歳時記)
接骨木の花(にはとこのはな)
<たづの花>

 接骨木の花よ故郷はつとに過ぎ   長島 武治

 接骨木の花噴きあぐる立石寺    大坪 景章

 法医学者にわとこの花を見て興ず  成瀬桜桃子

 接骨木の赤さまざまな葬祭あり    鈴木八駿郎

 

 

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ホウチャクソウ

2011-04-22 05:22:34 | 野の花日記

ホウチャクソウ
<ユリ科・チゴユリ属>

山地や丘陵の林内にはえる多年草。
茎は高さ30~60センチあり、上部で枝わかれする。

葉は長楕円形で長さ5~15センチ。

花は枝の先に1~3個ついて垂れ下がる。
花被片は筒状に集まって平開しない。
白色の花は先端がすこし緑色を帯びる。

球形の液果は黒く熟す。
和名は宝鐸草で、花の形が寺院や五重塔の軒に下がっている宝鐸に似ていることによる。

 

↓はアマドコロかと思われる

 

 

 

 

 

 

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ホザキイカリソウ

2011-04-21 06:45:44 | 野の花日記

ホザキイカリソ
<メギ科・イカリソウ属>


和名の穂咲イカリ草は、
大きな円錐花序をつくる花穂に基づくものだそうだ。

私は初めて見たし、
私が持っている植物図鑑には載っていなかった。

牧野植物園にて

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