れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

シオデ(牛尾菜)の実・シュウカイドウ(秋海棠)・コバネイナゴ・オンブバッタ・クサギカメムシ・ルリタテハの幼虫・日記・俳句鑑賞

2023-09-13 05:51:46 | 草の実・昆虫・俳句鑑賞

シオデ(牛尾菜)の実
 <サルトリイバラ科サルトリイバラ属>
春の新芽はアスパラガスの味”と言われているは知っているけれど、
食べたことは無い。
シオデは漢字で牛尾菜と書くが、
名前の由来はアイヌ語の「シュウオンデ」が転じたものと言われている。
山野に生えるつる性植物。


葉は長さ5~15センチで、5~7本の脈がある。

花は淡黄緑色で小さく花序は球のようになる。


果実は今は緑色だが黒色で直径1センチほど、になる。
雌雄異株で、雄花の花被片は細長く、雌花の花被片は小さい長楕円形。


シュウカイドウ(秋海棠)
 <シュウカイドウ科シュウカイドウ属>
シュウカイドウ、雌花
半日陰~日陰の湿ったところでみられる多年草。
地下に塊茎(球根)をつくります。
花は集散花序につき、長い花柄で垂れ下がり、淡い紅色です。
雄花と雌花があり、茎の上部に雄花、下部に雌花がつきます。
雌花は花弁状の2個の萼片と3個の花弁からなります。
雌花には3翼のある子房があるため、根元が三角錐のような形をしています。
果実は蒴果で3翼があり、うち1つが大きく張り出します。



シュウカイドウ、雄花
雄花は花弁状の2個の萼片とそれより小さい2個の花弁からなる。


※昆虫コーナー(嫌いな方は要注意!)


※クサギカメムシ


※コバネイナゴ


※オンブバッタ


※ゾウムシ


※花の終わったメハジキにアカボシゴマダラ


※ホトトギスの葉にルリタテハの幼虫


※もう一匹いました!ルリタテハの幼虫
今回、一番の出会いでした!
※嫌いにならないで・好きになって下さい!

下のような蝶々になります!


※ルリタテハ

<日記>
今回の野川公園の観察会での出会いは、
私としては・久しぶりのルリタテハの幼虫でした。
でも、嫌いな人は嫌なんだろうなぁとは思います。
私だって最初はイモムシ図鑑を見ながら、
何度鳥肌たてた事だろう。
今は、虫好きになって本当によかったと思っています。
himesijimiさんが、とても懐かしいです。

        《俳句鑑賞は秋の季語木の実(このみ)》
       木の実落つ(このみおつ)・木の実降る(きのみふる)
        木の実雨(このみあめ)木の実独楽(このみごま)などと使う。
            
           百年は童話の寸時木の実降る   山田 諒子

      何も知らなかった私に、最初に教えて頂いた師の諒子先生の大好きな句です。

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ガガイモ(蘿藦)の実・センダン(栴檀)の実・薔薇の葉裏のハバチの幼虫・俳句鑑賞

2022-12-23 06:51:14 | 草の実・昆虫・俳句鑑賞

ガガイモ(蘿藦)の実
 <キョウチクトウ科ガガイモ属>
日当たりのよい空き地や土手に生えるつる性の多年草。
今年は道端でよく見ました。
小さいのを1本戴いてきて庭に植えたら薔薇に巻き付いて大変でした。


淡紫色の花を沢山咲かせました。
花冠は5裂し、裂片の先は反り返ります。


乾いた袋果




袋果の表面はいぼがあり、割れると中に種子をつけた綿毛が
折りたたまれて入っていて風に飛ばされる風情はとても素敵です。


綿毛が日を浴びてきらきら光ります。
種子をつけた綿毛は、風に乗つて飛んでいきました。

ガガイモの実は「古事記」に出てくるので、
神代の昔からあったと言う事でしょうか。
大国主命が日本の国造りをしたときにこのガガイモの舟に乗って
来たそうです。


▲センダン(栴檀)の実
 <センダン科センダン属>
落葉高木。
葉は大形の奇数2~3回羽状複葉で互生する。
小葉は長さ3~6センチの卵形または卵状楕円形で先は長く尖り、
基部はゆがむ。縁には不揃いの鈍鋸歯がある。


果実は核果で楕円形。

果実は薬用にし、核は数珠玉にされる。


花は淡紫色の小さな花を多数開く。

<日記>
昨日は冬至でした。
柚子をたくさんいただいたので、
柚子湯を愉しみました。
午前中、私は事務所や仏壇の掃除で、
主人は蛍光灯をきれいにしてくれました。
居間の電灯はピカピカになって、
これなら、本が読めるねと本人も
喜んでいました。私より几帳面に細かい所迄
綺麗にする人です。(他の事はアバウトなのに。)
小さなケーキを買ってきて早めのクリスマスイブにしました。



※昆虫コーナーは家の薔薇の葉裏にいたハバチの幼虫

ハバチの幼虫を飼おうと思って瓶に薔薇の茎を差していたのですが、
昨日からいくら探しても見つかりません・・。
どこかへ逃げてしまったかも・・。

          《俳句は季語冬の夜》

冬夜(とうや)・夜話の冬(よわのふゆ)・寒夜(かんや)などと使う。

     ダンサーになろか凍夜の駅間歩く  鈴木 しづ子

    




 

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ノササゲ(野大角豆)の実・アマチャズル(甘茶蔓)の実・クロスジフユエダシャク蛾・俳句鑑賞

2022-12-06 08:12:59 | 草の実・昆虫・俳句鑑賞

ノササゲ(野大角豆)の実
 <マメ科ノササゲ属>
つる性の多年草。

何と言っても淡紫色の豆果が特徴。


葉は3出複葉で互生する。

小葉は長卵形で質は薄く裏面は白色を帯びる。


今は、こんな感じだ。
もう少し、先に来てみたかった。


アマチャヅル(甘茶蔓)の実
 <ウリ科アマチャヅル属>
葉に甘味があるのでこの名がある。
ヤブガラシにそっくりだが、この黒い実には白い輪っかがつくのが特徴。


多年生のつる草で巻きひげで絡む。

雌雄異株。
葉はヤブガラシそっくりだが、やわらかい。
果実は8ミリほどで黒く熟し先っちょに白い輪っかが出来る。



<日記>
午前中は体操に行く。
午後から、コロナの5回目のワクチン接種。
先日、インフルエンザの注射をしたばかりなので、
利き腕の右に打ってもらったら・・腕が痛い。
読書をして過ごす。

特に異常も無くてよかった。

オニグルミの葉痕(ようこん)
まるで羊の貌にそっくり💛
これからは冬芽の季節だね。


※昆虫コーナーはよく飛んでいたクロスジエダフユシャクの♂



クロスジフユエダシャク♂
今度は♀は飛べないので、探しに行かなくちゃ。🦋

himesijimiさ~ん
クロスジフユエダシャクで、あってますかぁ?

       《俳句は冬の季語綿虫》
 


 大綿(おおわた)・雪虫・雪蛍・雪婆(ゆきばんば)    
    などと使う。
   雪婆ふはりと村が透き通る  黛 執

 

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アカミノアカネ(赤実茜)の実・アカネ(茜)の実・ルリタテハ・俳句鑑賞

2022-11-17 08:42:18 | 草の実・昆虫・俳句鑑賞


アカミノアカネ(赤実茜)
 <アカネ科アカネ属>
初めは、アカネの実も赤から黒に変わるのかな?
と、思っていたけれどなんか違うな・と思い「教えてgoo」に投稿。
この頃は失礼だけれど、以前のように植物に詳しい人が不在。
私もそうかな?と思う程度に納得して書いている。
西日本に自生するクルマバアカネの変種。


果実が赤色に熟すのが特徴だが、それ以外は、アカネによく似ている。


茎に葉があり、稜上に上向きの刺がある。
茎は4輪生に見えて、卵形~狭卵形で先は尖る。
基部は浅い心形。柄がある。


葉柄や葉裏脈状に刺があり、縁にも見られる。


果実は無毛で赤褐色に熟す。



アカネ(茜)
 <アカネ科アカネ属>
山野の林の縁や藪に普通に生える多年生のつる草。

根は太く髭状で、黄褐色を帯び、古くから赤の染料(茜染め)として用いられた。


茎は四角で下向きの刺があり、絡みつく。

葉は4枚が輪生し、そのうちの2枚が托葉の変化したもの。


アカネ、9月の花。


<日記>
私の暖房機が去年壊れたままで、朝が寒くなってきた。

大きな家電販店まで買いに行く。
電車ならすぐなのに・・この頃疲れる。
「持ち帰ります」と言ってしまってからア~重いかなぁ~と。
(・・と言っても主人に持ってもらったのだが・・)
大型家電屋の上階で久しぶりの焼肉。(超久しぶり、美味しかった)
もう夕飯はさっぱり形のうどんで済ませた。

※昆虫コーナーはルリタテハ
寒くなっって来たのに、日中の日差しのある所で出会えた!



懐かしい群馬の我妻川の流れる温泉場の前の川で休憩。

 

  

       《俳句は季語冬薔薇(ふゆそうび)》
     

   冬の薔薇・冬薔薇(ふゆそうび)・寒薔薇(かんそうび)

   晩年や棘もたふとき冬薔薇(ふゆそうび)鍵和田 秞子 
    

 

 

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