カタバミの花

カタバミの小さな花なんか、
だれも見向きもしないと思う。

雑草で、生えてきたらたちまち私だって抜いてしまう。

鉢植えの花の中にさえはびこってきて、
花の後の種を飛ばして、いつのまにか本来の花を負かしてしまう。

草むしりでは、いの一番に抜かれてしまうでしょうね。

それでもよく見たら、
なんか黄色い小さな花を健気に咲かせているのですよね。

ダイコンの花

これは、いつも私とワンコがお散歩に行く
次郎さんの畑のダイコンの花です。

これは誰が見ても、ダイコンの花と解ります。

すっかり耕作されて、夏にはトウモロコシ畑となります。

畑の隅には、ビオラやこれから咲く
タチアオイやニワゼキショウを整理して植えてあります。

今は、低木のコウメザクラがお気に入りのようです。

私の大好きなムクロジの木の下に椅子を出して、
畑を眺めては大好きなタバコをふかしています。

桜咲く

昨日、行きの桜通りはまだ枝先の黒々とした幹や枝が、
蕾に勝っていた。

帰りはもう～、桜の花姿になっていた。
いつ、お花見してもいい状態で、どこからみても花で埋まっていた。

桜の咲き方はいつもそう～。
行きはまだだなと思っていても、帰りには満開になっている。

しばらくは、どこの掲示板も桜の話題で持ちきりになるのでしょうね。

それほど日本人は、桜を愛でて飽きることがないのです。

フッキソウ

フッキソウは、公園などの下草によく見られる。
目立たない、白い穂状の花を咲かす。

秋に白い実がなるがそれはなかなか目立たないので見つかり難い。
葉っぱが艶々して常緑なので、葉の方ばかり目立つからです。

図鑑に寄れば、上部に雄花、下部に雌花が着くと書いてあるが、
私はまだ確かめた事は無い。

和名の富貴草は、常緑の葉が茂る様子を繁栄の意味にとったものから、
きているそうです。

昨日の東京の桜

先日の雨もあがって暖かくなったので、
一気に咲き出すかと思ったが
わが町の桜通りのソメイヨシノは、
昨日の段階ではまだまだ、でした。

木によって咲いていたりまだ咲いていないのも
ある。

桜は咲いて、あとは散るだけ～♪
咲いてる時のみ人は浮かれて眺める。

散り際もよし・花筏もよし・蕊のこぼれたのもいい風情。
葉桜もまた、たのし。

ショカツサイ

今頃は、お散歩途中の空地の隅で
咲き出しているのが見られる。

東京のショカツサイは、
背丈も伸び難い環境なのに花をつけている。

去年はたまたま、プランターにこぼれた物が咲いたが、
今年は咲きだしそうも無い。

ショカツサイは、プランターには似合わない。
白の花色もあります。

スギナ

駐車場の空地の片隅に、スギナを見つけた。

いつも思うのだけれど、
「ツクシ誰の子？スギナの子」と歌われているけれど、

スギナが生えているところに、
かならずは、ツクシが生えているとは限らない。

私がよく使う図鑑にツクシもスギナも出ていない。

昭和３５年版の『野の花・山の花』の教養文庫には、
ツクシもスギナも同じもので、ツクシは胞子茎、スギナは栄養茎。
共に、地中に横走している地下茎から生ずる云々～♪と書いてある。

それでもいまだに私は、不思議に思っている。
スギナが生えているところの必ずしもツクシは生えていないもの・・・？

柳田国男の『野草雑記』には、
「お杉だれの子、ほうしの子、ほうしだれの子お杉の子」
と言う童謡が引用されているそうです。

ミツバアケビの花

これは、我が家の裏庭の昨日のミツバアケビの花の状態です。

去年我が家の裏庭のぎりぎりに家が建ちました。
そこはかっては我が家の庭でもありました。

西陽だったけれど、陽が当たっていて、
野の花もよく咲いてくれましたが、
今年はヤマブキソウもヒトリシズカも消えました。

それでも、ミツバアケビと、ほんの少しコブシが
蕾をつけていたのを見つけました。

東京は、狭い庭があるだけでも幸せに思わなければなりません。

去年、このミツバアケビは、沢山花を咲かせたのですが、
実がなった事はかって一度もありません。

異なる花から受粉しないと実にならないそうです。
今年も、花だけかもしれませんが、
日当りの悪い裏庭で、健気に咲いてくれています。

スモモの花

次郎さんの畑で、スモモの花が満開です。
次郎さんの畑は、緑化地区に指定されていて、
我が家からすぐの場所にあります。

ほとんど野菜は作っておりません（笑）
今あるのは、ダイコンの残りが２本だけです♪

でも、お花はハナニラ、スズランズイセンが綺麗に群れて咲いています。

次郎さんの裏の空地にスモモの木があります。
白い花が見事です。
香りもとても甘酸っぱくて粉臭いけれど、いい匂いです。

高枝切りバサミで、一枝頂きました。
玄関に飾ったら、部屋中いい香りがしています。

櫻咲く

東京は、おととい櫻の開花宣言が出されて、
日本で一番早い櫻の開花地になったと言う。

その日、お散歩途中の桜の枝を見たけれど、
ちっともピンクに染まっている蕾は見つからなかった。

昨日の朝のお散歩で、ちらほら咲きだした若木の櫻を
見つけた。

私が通った中学校の校庭の一本でした。

でもその頃からあった古木の櫻には
まだ色づいている蕾さえ見つかりませんでした。

それでも日増しに花芽が膨らんでいるのはよく解ります。

ここ暫くは、日中は良いお天気が続くが、
朝晩は冷え込んだりして、
ここから花が咲きだすまでには、少し時間がかかるのかもしれません。

櫻は暖かな日に、一斉に前触れも無く咲くから、
あっという間に咲き出すかもしれません。