れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤブタバコ(藪煙草)

2015-09-30 06:51:36 | 野の花日記

ヤブタバコ(藪煙草)
<キク科ヤブタバコ属>
林の中などに多い越年草。
石神井公園などでは良く見られるが、
近くの林の下にたくさん生えていたものは、
今年は全く見られなくなっていた。


茎は数本の長い横枝を伸ばす。

葉はタバコの葉に似ているので
この名がある。

花は1センチほどで、
筒状花なので蕾のように見えるが、
これが花。



横枝の葉のわきに下向きに
ズラリと並んでつける。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコハギ(猫萩)

2015-09-29 06:24:29 | 野の花日記

ネコハギ(猫萩)
<マメ科ハギ属>
茎は長く地面を這って伸びる。


葉は互生し、3小葉を持つ複葉で、
小葉の両面に短毛がある。


花は白色で蝶形花で、葉の脇につき、
長さ7~8ミリの小さな花。
紅紫色の斑点が2個あります。

 



名前の猫萩は、
猫のように全体に軟毛が生えていることによる。


ネコハギ(猫萩)には、
有毒であると言う説もある。

(似たものにヤハズソウ(矢筈草)やメドハギ(蓍萩)がある。)

ヤハズソウ(矢筈草)
<マメ科ヤハズソウ属>

花の色が淡紅色で葉は3出複葉だが、
長倒卵形で見分けられる。

メドハギ(蓍萩)
<マメ科ハギ属>

花は似ているが、
茎の長さが60~1メートルになる。
葉が3小葉を持つが密に互生するので
区別する。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツリバナ(吊花)の実

2015-09-28 05:53:13 | 野の花日記

ツリバナ(吊花)の実
<ニシキギ科ニシキギ属>

山地にはえる落葉低木。
これは、お散歩中に見つけた
東京のツリバナの実。

上手に育てているのか、
実がたくさんなっていて見事でした。



葉は対生し、
卵形または倒卵形でふちに細かい鋸歯がある。


果は直径9~12センチの球形で
熟すと5裂し、朱赤色の仮種皮に包まれた
種子が現れる。


花は淡緑色でやや淡紫色を帯びる。
花弁、雄蕊、萼片ともに5個。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)とヌスビトハギ(盗人萩)とフジカンゾウ(藤甘草)

2015-09-27 05:00:07 | 野の花日記

<アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)とヌスビトハギ(盗人萩)とフジカンゾウ(藤甘草)>

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
<マメ科>
北アメリカ原産の帰化植物。
葉は3小葉からなる。


花は紅紫色で長さ6~9ミリの蝶形花。

果実は扁平で4~6節にくびれる。
果実の数と花の大きさでヌスビトハギと区別がつく。

ヌスビトハギ(盗人萩)
<マメ科ヌスビトハギ属>

まばらに葉を互生する。
葉は3出複葉で小葉は卵形。


淡紫色の蝶形花をまばらにつける。



果実は2個。
これでアレチヌスビトハギと区別がつく。
似たものにフジカンゾウ(藤甘草)がある。

フジカンゾウ(藤甘草)
<マメ科ヌスビトハギ属>

葉は互生し、2~3対の小葉で奇数羽状複葉で、
小葉は長卵形で長さ10センチほど。

和名は花が藤に似て、
葉がカンゾウに似ていることに寄る。

 淡紅色の長さ8ミリほどの蝶形花を多数開く。

上は果実
はじめはヌスビトハギと同じように青い。
2個で半月形で長さ1~1,2センチ。
実はヌスビトハギに似る。



 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タコノアシ(蛸の足)

2015-09-26 05:15:39 | 野の花日記

タコノアシ(蛸の足)
<ベンケイソウ科タコノアシ属>
湿地に生える多年草。
花序の枝に多数に並んだ花が
蛸の足の吸盤に似ている奇妙な花です。



葉は互生し狭披針形。



茎の先や葉のわきから花序の枝を出し
片側に黄白色の小さな花を多数つける。



秋になると、
真っ赤に色づいて茹でたタコノアシにみえる。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクラタデ(桜蓼)とシロバナサクラタデ(白花桜蓼)

2015-09-25 04:32:06 | 野の花日記

<サクラタデ(桜蓼)とシロバナサクラタデ(白花桜蓼)>

サクラタデ(桜蓼)
<タデ科タデ属>

石神井公園のサクラタデは、
なぜか今年は全てシロバナサクラタデのみ咲いていた。
雨台風のあと、行ったらサクラタデが倒れていたのは
知っていたのだが、暫くして行ってみたら
シロバナサクラタデのみが元気に残っていた。

シロバナサクラタデ(白花桜蓼)
<タデ科タデ属>


水辺に生える多年草。
根茎で枝を分けてふえる。



茎は直立して高さ50センチ~1メートルにもなる。
葉は披針形で、先がとがる。


花穂は細長く、上部は垂れさがる。
萼は深く5裂し、
サクラタデは淡紅色、
シロバナサクラタデは白色のやさしい花をつける。

花が美しいのでこの名がある。

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオケタデ(大毛蓼)

2015-09-24 06:43:29 | 野の花日記

オオケタデ(大毛蓼)
<タデ科タデ属>
荒地、道端、河原などに野生化している。


高さ1、2メートルになり、
全体に毛が多いので大毛蓼の名がある。



花穂は淡紅色で長さ5~12センチ
先は垂れさがる。

葉は卵形で長さ10~20センチ、
先がとがり、基部は心形。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アギナシ(顎無)

2015-09-23 05:11:50 | 野の花日記

アギナシ(顎無)
<オモダカ科オモダカ属>
水田などの縁に生える多年草。


葉は細いやじり形。



花は3個づつ数段に輪生する。


和名はあごなしから転じたもので、
若い葉がへら形で分裂しないことによる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑)とヤマホトトギス(山杜鵑)

2015-09-22 05:23:15 | 野の花日記


ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑)
<ユリ科ホトトギス属>
山地に生える多年草。
葉は互生し、楕円形で先がとがり、
基部は茎を抱く。



花の斑点が、
野鳥のホトトギスの胸の斑点に
似ていることから「ホトトギス」の名になったという。



茎の先端と葉のわきに花柄を出し
白色で紫色の斑点のある花を開く。
花披片は6個、披針形で平開する。

ヤマホトトギス(山杜鵑)
<ユリ科ホトトギス属>
特徴的なのは、
花が反り返ることと花が散房花序につくこと
でヤマジノホトトギスと、よく区別がつく。


白色で紫の斑点があり、
花披片は6個で、
強く反り返る。

ついでの下は、
タイワンホトトギス(台湾杜鵑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メドハギ(蓍萩)

2015-09-21 06:47:09 | 野の花日記

メドハギ(蓍萩
<マメ科ハギ属>
ただの雑草にしか見えないのだが、
よく見ると、小さな花をたくさんつけているのです。


初めて見つけたのは、里の河原だった。
今年は、雨の日が多くて
水かさが増えた時、横倒しになって
そのままの状態だったが、
きちんと倒れたままでも、花をつけていた。


茎が丈高くなり、
よく枝分かれして、低木状になる。
葉は3小葉を持つ複葉で、
密に互生する。


花は葉のわきに2~4個、集まってつく。
花弁は7ミリ、白黄色で紫色の線がある。



萼は深く5裂し、
裂変は披針形で毛が密生する。



占いの一種である筮竹(ぜいちく)を「めどぎ」といい、
これの代用に利用したためこの名がある。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする