れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

クサグモ(草蜘蛛)

2018-01-31 07:01:37 | その他、虫たち

クサグモ(草蜘蛛)の巣
<タナグモ科>
人家周辺や道端の低木に巣をつくる。
青木の葉に作られたテント状の巣。
蜘蛛は見られなかった。


クサグモの網は棚網と言われ、
糸を重ねてできた膜を低木の枝先に水平に張る。

白いテントのようだ。
暖かくなったら、蜘蛛の姿を見てみたいと思う。

ついでに、

枯葉がいつまでも残っているものに
カシワ(柏)、クヌギ(橡)、ヤマコウバシ(山香し)
下はヤマコウバシの今の季節の枯れ葉


ヤマコウバシの枯葉はいつまでも落ちずに残っている。

 



 

 

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オオミノガ(大避積蛾)

2018-01-30 06:11:46 | その他、虫たち

オオミノガ(大避積蛾)(大蓑蛾)
<ミノガ科>
植物に、昆虫が欠かせない事をこの頃知り、
観察会で教えて頂いたものを掲載することにした。
細かく教わったわけではないので・
間違っていたらご指摘願います。
☆まづ、オオミノガは葉っぱだけで、蓑を編む。
☆蓑と枝の接点がリング状なのがオオミノガなのだそうだが、
私には見分けられなかった。
チャミノガは枝を使って蓑を編む。



この蓑の中に、いるのかどうかは確かめられなかった。
この頃は滅多にミノムシを見ない。
それは天敵のオオミノガヤドリバエが寄生することで、
今は絶滅危惧種。

上は去年の11月頃、見つけたたぶんチャミノガ。



12月にマンションの壁に引っ付いていた蓑虫。

ミノムシの生態は興味深い。

蓑虫は蛾の幼虫です。
成虫の雄(♂)は夜飛び回るが、
☆雌(♀)は脚も翅も触覚も目も口もない。
一生、蓑の外に出ず、夕方になると蓑の下から頭を出し、
フエロモンをだし雄を誘う。

雄(♂)はその匂いで雌と交尾し、
雌はその場で卵を産み、地上に落ちて死ぬ。
(西日本新聞より)
だから・・
雄と雌は目を合わせることが無いのです。

おまけ
冬芽の美しい3大美芽(コクサギ・ザイフリボク・ネジキの芽)
のうち
ザイフリボクの冬芽

よく似たものに園芸品のジューンベリー(西洋ザイフリボク)
がある。

下はまだ芽吹いたばかりのコクサギの冬芽



ネジキの冬芽はいつか撮りたいと思う。
(写真は下手だけどね・)

 



 

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フクジュソウ(福寿草)

2018-01-29 05:25:06 | 野の花日記

フクジュソウ(福寿草)
<キンポウゲ科フクジュソウ属>
今年初めて咲いているのを見る。
パソコン不調で、しばらく休んだ。
本来なら、パラボラアンテナが開いたように、
日差しに向いて咲くはずなのだ。


花の中心に太陽熱を集めるようになっていて
暖かさと黄色の花で
寒い早春に活動する昆虫を誘う。
寒い日は開かない。
これは2週間前の石神井公園の野草園にて。



アキニレの枝に
優曇華の花(クサカゲロウの卵)
早く暖かくなって欲しいものだ。

 

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ヒメウズ(姫烏頭)

2018-01-22 07:16:42 | 野の花日記

ヒメウズ(姫烏頭)
<キンポウゲ科ヒメウズ属>
人里に近いやぶや道端、石垣などに生え、
春に地中の塊茎から茎を伸ばして
花を咲かせる。

草丈は20~30センチ。
ほんのり紫がかっている。


花は小さいがよく見ると、
オダマキに似ていて白い花は径5ミリほどだ。




陽が当たらないと花が開かないが、
小さく可愛いのであまり開かずに咲きます。

長い柄のある3出複葉葉で、
裏面は紫色を帯びる。
まだまだ、咲いたばかりだった。

 

 

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ネコヤナギ(猫柳)

2018-01-21 07:36:47 | 野の花日記

ネコヤナギ(猫柳)
<ヤナギ科ヤナギ属>
落葉低木。
枝は弓状に曲がって斜上する。
若枝には灰白色の軟毛が密生するが、
のちに毛は落ち、緑褐色または緑色になる。

冬芽は灰白色の軟毛が密生し、
帽子状になった赤褐色の1個の麟片に覆われている。

ふわふわの白い毛を見ると、
春ももうすぐと思う。

昨日は今年初めての自然観察会だった。
去年もここで、ヤツデの葉裏に小さなクロスジホソサジヨコバイ
を教えて頂いた。
目のように黒い点が二つ見えるのが後ろで、
反対側が前だ。よく見ると目があるし、歩き方で前後が解る。


写真はここまで・・。

手脚の位地で前後が解るのだが・・
画像がねぇ・・。

クサグモの五角形のテント。

 

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チチコグサモドキ(父子草擬)

2018-01-20 06:13:51 | 野の花日記

チチコグサモドキ(父子草擬)
<キク科チチコグサモドキ属>
茎の上部の葉腋から枝を出して花をつける。
強く、アスフアルトの隙間からでも生えてくる
大正から昭和暑気に渡来した帰化植物。

チチコグサによく似ているのが名前の由来。


枝分かれするのがチチコグサと見分ける大きな特徴。



地面近くの葉は開花とともに枯れる。
草丈は10~30センチ。


淡褐色の小さな頭花は、数個づつ固まってつく。
草全体に綿毛が密生しているので灰白色を帯びる。


父子草擬は、葉裏に蜘蛛の糸のような毛が生える。
よく似たウラジロチチコグサは葉裏に毛が無く、
葉裏は真っ白。




 

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ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇上らず)の冬枯れの実

2018-01-19 08:09:42 | 木の実

ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇上らず)の冬枯れの実
<メギ科メギ属>
山地に生え、よく分岐して高さ1~3メートルになる
落葉高木。
枝には鋭い棘がある。

葉は倒卵形または長楕円形さじ形で洋紙質。

裏面は細い脈が目立つ。
ふちには刺毛状の鋸歯がある。

6月頃、黄色で径6ミリほどの花を密に十数個つける。
花弁と萼は6個。
是非花の頃に見に行こうと思っている。

果実は楕円形でふつうは赤く熟す。
これは冬になって黒くなり粉を吹いている状態。

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ヤママユ(山繭)の繭(天蚕)

2018-01-18 07:00:22 | その他、虫たち

ヤママユ(山繭)の繭(天蚕)
<ヤママユガ科>
信州の旧国鉄篠ノ井線の廃線跡を歩いた時、
久しぶりのヤママユに出会った。
たぶん、クヌ枝に3~4個、薄緑色の繭を見つけた。


中に蛹がいたかどうかは解らないが、
これを見つけてから、「天蚕センター」に見学に寄った。



これはもう蛾になって元気に
飛び出た後と思いたい。

天蚕センターでは、卵のまま冬越しをさせ、
5月の初め頃、飼育林のクヌギの枝に
産み付けた卵(山付)の紙を巻き付け、
卵から生まれた幼虫はエノキの葉を食べて
4回の脱皮を繰り返して成長する。
葉っぱに糸をはいて繭を作り、その中で蛹になる。
成長したオスとメスを蝶籠に入れ籠に卵を産み付けさせる。
また、繭は生糸を取るために乾燥させお湯で煮て、
まゆ7~8個分で1本の糸にして、製品にするのだそうだ。




 

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ウスタビガ(薄手火蛾)の空繭

2018-01-17 05:23:59 | その他、虫たち

ウスタビガ(薄手火蛾)の空繭
<ヤママユガ科>
植物を追って行ったら、どうしてもその食草にいる虫にも
愛着がわいてきた。
自然観察会で色々教えて頂いたりする。
まだ、興味を持ったばかりだから、
知らないことがいっぱい。

正月に信州へ行った。
旧国鉄の篠ノ井線の廃線跡を歩いていて
カマスのような形の美しい緑色のウスタビガの繭を見つけた。
私はヤママユガの繭は以前に見ていたことがあるが、
この形の繭は初めて見て感動ものだった。
ちょっと触れてみたが、もう中の蛹は抜けていて、
空繭だった。



この画像を撮るのに、谷に落ちそうになった。
見るだけで我慢しようと思ったが、
主人に頼んで枝を折ってもらったものだ。

帰って調べたら
5齢の幼虫で体調は6センチほど。
幼虫のイモムシを触るとネズミみたいな声を出すと言うのが
可愛い。
卵がついた繭も見ることができた。
食草はコナラ、クヌギ、カシワ、桜類、
ケヤキ、エノキ類。
いつか成虫に出会ってみたいものです。




 

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フユイチゴ(冬苺)の実の落ちた後の蔕(へた)

2018-01-16 06:17:31 | 野の花日記

フユイチゴ(冬苺)の実の落ちた後の蔕(へた)
<バラ科キイチゴ属>
山地に生える常緑小低木。
今は赤く熟したツブツブの苺も落ちて、
蔕(へた)だけになっているけれど・
でも、それでも色のない季節に、フユイチゴの蔕でも
出会えて嬉しかった。

葉も紅葉して綺麗。
常緑なんですね。



葉は互生し、
長さ5~10センチの心形でふちは5浅裂し、
歯牙状の鋸歯がある。

すっかり美味しい所は鳥に食べられたりして、
無くなっています。
それでも可愛いフユイチゴの蔕(へた)。

 

 

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