▲ナンキンハゼ(南京黄
<ナンキンハゼ科トウダイグサ属>
落葉高木。
樹皮は灰褐色。葉は互生し、長さ4~9センチの菱形状広卵形で先は急に尖る。
紅葉は美しい。
真っ赤に紅葉した葉とまだ青い実や黒い実が割れて、
白い蝋(ロウ)質に包まれた種子から、蝋や油を取った。
▲マユミ(真弓)の実
<ニシキギ科ニシキギ属>
落葉低高木。雌雄異株。
樹皮は老木になると縦に少し裂ける。
若枝は緑色。
葉は長さ5~15センチの楕円形または倒卵状楕円形で先は鋭く尖り、
縁には細かい鋸歯がある。
淡紅色に熟して4つに深く裂けると、赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。
昔、この材で弓を作つたことから真弓の名がある。
▲カンアオイ(寒葵)の花
<ウマノスズクサ科カンアオイ属>
まだ黄色い感じの咲き始めたばかりの花です。
▲ナンテンハギ(南天萩)の種
<マメ科マメ属>
または、フタバハギ(双葉萩)とも言う。
葉は2枚の小葉からなる。葉の形が南天にも似るのでナンテンハギの名がある。
豆果は、茶褐色で鞘状に熟し、種子は球状で3~7個入っていて黒色。
上は花です。
《俳句鑑賞は冬の季語初時雨(はつしぐれ)》
旅人と我名(わがな)よばれん初時雨(はつしぐれ) 松尾 芭蕉