▲ミゾホウズキ(溝酸漿)
<ゴマノハグサ科ミゾホウズキ属>
枝分かれして、広がり高さ10~30センチになる。
上部の葉の脇に黄色で長さ1~2センチの花をつける。
和名は溝に生え、果実がホウズキに似ていることによる。
残念ながら果実を見た事が無いので、いつか是非見て見たいと思った。
▲ジシバリ(地縛)
<キク科ニガナ属>
細長い地上茎が地面をはつて伸び、網状になって群落をつくる。
地上茎が密生し「地面を縛つている」ように見えるので、この名がついた。
日当たりのよい場所を好む。
直径2~2,5センチの黄色い頭花を花茎の先端に1~3個つける。
花は舌状花だけの集まりで、筒状花は無い。
※突然ですが、昨日の朝、11月末から冬眠していたゴマダラチョウが
昨日、無事、蝶になって飛び立っていきました。
11月末 冬眠中
目覚めて毎日、新鮮な榎の葉探しに苦労しました。
この愛くるしさがたまらなかった!
前蛹の時は葉を食べませんでした。
蛹は、アカボシゴマダラと同じようなので、
ゴマダラチョウかどうか、羽化するまで解らなかったのです。
一昨日、羽化成功!
庭のキツネノアザミに留めました。
暫く、羽を休めていました。
暫くしたら、元気に飛び去って行きました。
私に元気をありがとう~♪
※あと2匹、います。
たぶん、この2匹ともゴマダラチョウかと思います。
一昨日、見つけたアゲハの卵は、少し色が変わってきたと思ったら、
今朝には1ミリあるかないほどの幼虫になっていました。
わが家のレモンの木の葉で育てています。
やっと、1齢になったナミアゲハ?の幼虫
今日はこれまで、また続きます。
▲ハンカチノキ(手巾木)
<ヌマミズキ科ダヴィディア属>
葉は広い卵形で互生し、長さ9~15センチ、先端は尖り鋸歯がある。
大小2枚の白色の苞が垂れ下がり、その中に花がある。
新宿御苑の新宿門から入るとすぐ右手奥にハンカチノキがあります。
日光植物園の駐車場前に数本生えているのを思い出します。
これは、後楽園の駅前の公園に幸田文さんゆかりのハンカチノキです。
球形の頭状花序に1個の両性花と多数の雄花をつける。
花弁も萼も無い。基部に大形の白い総苞片が2個ある。
1属1種の落葉高木。
▲ヒトツバタゴ(一葉田子)
<モクセイ科ヒトツバタゴ属>
別名ナンジャモンジャの木
明治神宮にあった大木が有名で、名前が解らずナンジャモンジャの木と呼ばれていた。
葉は対生し、長さ4~10センチの長楕円形。
雌雄異株。
本年枝の先の円錐花序に白い花を多数つける。
花冠は4深裂し、裂片は長さ1,5~2センチの線形の花。
▲トウバナ(塔花)
<シソ科トウバナ属>
葉は対生し、卵形または広卵形で長さ1~3センチ。
枝先に淡紅紫色の唇形花を輪生する。
和名は塔花(とうばな)で、花穂の形からついた。
▲イモカタバミ(芋片喰)
<カタバミ科カタバミ属>
根の上部に、直径1センチほどのイモ状の塊茎を多数つけるので、
イモカタバミと名付けられた。
直径1,5センチほどの紅紫色の花を咲かし、中心部が濃い色になり、
濃紅色の線が目立つので、ムラサキカタバミと区別がつく。
▲ムラサキカタバミ(紫傍食)
<カタバミ科カタバミ属>
夜間など、気温が低い時には花を閉じる。
イモカタバミのように真ん中が濃い紅紫色ではなく、
花の中心部が白く、雄しべの先端の葯も白い事で、
イモカタバミと見分けられる。
▲オッタチカタバミ(おっ立傍食)
<カタバミ科カタバミ属>
近年、分布が広がっている北米産の帰化植物。
カタバミが地面を這って広がるのに対して、
その名の通り、茎がおっ立つていて、
木や草の間から立ち上がって伸びてくる。
▲コバンソウ(小判草)
<イネ科コバンソウ属>
ヨーロッパ原産の帰化植物。
観賞用に入ったものが野生化している。
葉は細長く、花の集まりが小判に見えるのでこの名がある。
▲アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
<アカバナ科マツヨイグサ属>
ピンクの4枚の花弁に紅色の脈が目立つ。
ユウゲショウ(夕化粧)という名があるが、実際には夕方に咲くわけではなく、
日の出前に咲いて、夕方にしぼむ。
※昆虫コーナー
わが家の庭で出会った小さめのナミアゲハ
わが家に遊びに来た、花粉をたくさんつけたシロヒゲナガハナバチ
《俳句鑑賞は春の季語春雷(しゅんらい)》
春の雷(はるのらい)・初雷(はつらい)-虫出しの雷(むしだしのらい)
などと使う。
画像は関係ないが、牧野庭園のセッコク
春雷や突如ほっけが身を開く 豊口 陽子
▲オオアマナ(大甘菜)
<キジカクシ科オオアマナ属>
帰化植物で、小さな球根をたくさん作り、増えてゆく。
本当は、あまり好きな花ではなかった。
別名の「ベツレヘムの星」と言う名前が気に入ってから、
好きになってしまった花です。
花は、直径2,5センチ程度で、花弁状の花被片は6枚。
雄しべの根元は扁平で、6個合わせるとまるで王冠のよう形になる。
高さ20センチほどの花茎から枝分かれした長い花茎は、地面に水平に伸びる。
種子はできないことが多い。
▲ヒメフウロ(姫風露)
<フウロソウ科フウロソウ属>
実は今、我が家のあちこちで咲いている。
図鑑などでは、限定された地域に咲くようなことが書かれているが、
わが家では、どこにでも生えてきています。
茎は直立し、草丈は20~40センチ。
茎や葉には細かい毛が見られる。
葉は質が薄く3~5裂する。
茎の頂に、径1,5センチ程度で、桃色の花を咲かせる。
▲アメリカフウロ(亜米利加風露)
<フウロソウ科フウロソウ属>
昭和の初期に渡来。
現在では道端などによく見られる。
茎はよく枝分かれし、基部ははつて、先端が斜めに立つたり、
他のものに寄りかかりながら高さ10~60センチになる。
▲ホウチャクソウ(宝鐸草)
<イヌサフラン科ホウチャクソウ属>
宝鐸(ほうちゃく)とは、寺の軒に吊り下げて飾る大型の風鈴のこと。
下を向いて咲く花を宝鐸(ほうちゃく)に見立てたのが花の名の由来。
筒状の花が下を向いて花被片が解れ、枝先に咲く。
枝先に咲く花数は1~3個。
▲キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)
▲ヤマシャクヤク(山芍薬)
<キンポウゲ科ボタン属>
この日は雨が降っていて花が咲かなかったので、
また次回に取り上げるつもりです。
▲ムシトリナデシコ(虫捕撫子)
<ナデシコ科マンテマ属>
茎に粘液があり、それで虫を捕ると思われたのが名前の由来。
枝から分泌する粘液に、小さな虫がついていることがある。
江戸時代に観賞用として渡来した帰化植物。
葉の基部は茎を抱く、卵形の葉は対生する。
▲スミレ(菫)
<スミレ科スミレ属>
花は濃紫色が多い。
葉は濃緑色で披針形。葉柄に翼がある。
※昆虫コーナー
わが家の庭に遊びに来た美しいヤマトシジミ
《俳句鑑賞は夏の季語揚羽蝶(あげはちょう)》
夏蝶(なつちょう)・梅雨の蝶(つゆのちょう)・黒揚羽などと使う。
画像は関係ないけれど藤(藤)の花
ゆふぐれは鱗凝らしてゐる揚羽 柿本 多映
▲キンラン(金蘭)
<ラン科キンラン属>
本当は、南平丘陵公園の続きだったのですが、
確かにキンランに会いましたが、遠くて画像がいまいちなので、
昨日、寄った牧野庭園に咲いていたキンランの画像を使いました。
山地や丘陵の林下に生える多年草。
葉は長楕円状披針形で、互生する。
茎の先に黄色い花を10個ほどつける。
花は長さ,1,5センチほどで平開しない。
▲チゴユリ(稚児百合)
<ユリ科チゴユリ属>
茎は高さ15~30センチで、葉は長楕円形または楕円形で、
茎の先に1~2個の花を垂れてつける。
花は白色で長さ1~1,5センチ。
▲タマノカンアオイ(多摩寒葵)
<ウマノスズクサ科カンアオイ属>
多摩丘陵の林下に生える。
これは、先日行った南平丘陵公園のタマノカンアオイです。
茎は横に這い、一年に一枚づつ葉をつける。
葉の表面はやや光沢があり、葉脈がへこむ。
花は径3~4センチで葉柄の基部につき、半ば土に埋もれる。
萼は短い鐘形で、長さ約1センチ、先は3裂し広卵形。
萼裂片は普通はよく波打つ。
▲オニグルミ(鬼胡桃)の花(雄花)
<クルミ科クルミ属>
山野の川沿いによく生える落葉高木。
葉は大形の奇数羽状複葉で、小葉は4~10対あり、
長さ7~12センチの卵状長楕円形。
オニグルミの雌花の花柱は紅色です。
▲コバノガマズミ(小葉莢蒾)
<スイカズラ科ガマズミ属>
各地の山野に生える落葉低木。
葉は対生し、倒卵状長楕円形。
縁に粗くて鋭い鋸歯がある。
ガマズミより葉が小さく葉柄が葉柄が2~3ミリと短く、
基部に托葉があるのが特徴。↓の画像
ガマズミには托葉が無く、コバノガマズミには托葉があるのが特徴。
▲レンゲツツジ(蓮華躑躅)
<ツツジ科ツツジ属>
高原に多い、落葉高木。
群生地での景観は見事。
前年の枝先に朱橙色の花を2~8個つける。
雄しべが5個で、花糸の基部に白い毛がある。
雌しべは1個で花柱は無毛。花柄に蜜腺がある。
※昆虫コーナー
う~~んどなたでしたか?
アブの仲間かな?
わが家のアカボシゴマダラナンバー2も、元気に脱皮殻を残して
美しい蛹になりました。
《俳句鑑賞は夏の季語のイトトンボ(糸蜻蛉)》
凹面に名もなき人と糸とんぼ 柿本 多映
▲ノヂシャ(野萵苣)
<スイカズラ科ノヂジャ属>
南平丘陵公園でお弁当を食べてから、前を流れる浅川を散策する。
ヨーロッパ原産の1~越年草で、道端や土手にときおり、群生する。
野に生えるレタスとして、食する。
葉は対生し、茎はふたまたに分かれ、枝先に1,5センチほどの小花をつける。
▲オオカワヂシャ(大川萵苣)
<ゴマノハグサ科カワジヂシャ属>
帰化植物で、河原などによく見られる。
葉は長楕円形で、縁には細かい鋸歯があり、無柄で対生する。
茎上部の葉では基部が心臓形となつて茎を抱く。
直径5ミリほどの淡紫青色~白色の4深裂した花を多数つける。
▲オランダガラシ(阿蘭陀辛子)またはクレソン
<アブラナ科クレソン属>
ヨーロッパ原産で、今では浅いきれいな川に群生している。
茎の下で横に這つて節から初根氏、盛んに分岐する。
葉は頂片の大きな羽状複葉。
お肉の付け合わせによく使われる。
茎の上部に直径5ミリほどの白色の4弁花を総状に多数つける。
▲クサフジ(草藤)
<マメ科ソラマメ属>
日当たりのよう草地や林、河原の縁などに生えるつる性の多年草。
▲カキドウシ(垣通)
<シソ科カキドウシ属>
つる性の多年草。長く蔓状になつて、節から根を出して増える。
葉は対生し、長い柄のある腎形で、先は丸く基部は心形となる。
花冠は長さ1,5~2,5センチほどで、上唇の先は浅くへこみ、下唇はより長くて
内側に淡紫色の斑点がある。
《スミレたち》
▲ニョイスミレ(如意菫)またはツボスミレ(壺菫)
<スミレ科ニョイスミレ属>
スミレの見分け方ほど面倒なものはない・・
間違っていたら、ご教授下さい。
ニョイスミレの白花。唇弁の紫条が目立ち、上弁が反り返る。
葉は心形で長さより横幅の方がやや大きい。
▲アリアケスミレ(有明菫)
<スミレ科ミヤマスミレ属>
花は白色~淡紫色・濃紫色まで変化が多く、
距は太くやや短い。葉は披針形で幅は先端まで一定、先は鈍頭。
葉柄には翼がある。
▲ニオイタチツボスミレ(匂立壺菫)
<スミレ科タチツボスミレ属>
花柄にビロード状の毛がある。濃紫色~淡紫色で中心部が白く抜ける。
距は筒形。根生葉は円形や心形。
▲ツタスミレ(パンダスミレ)
<スミレ科の外来種>
オーストラリア原産。 園芸種として増えている。
※昆虫コーナー
イヌシデの虫瘤
※ヨツボシテントウムシダマシ
※ショカッサイにナミアゲハ
可愛いアカボシゴマダラは冬眠から覚めて、
榎の新芽色になりました。
葉と同化してました。
2日前に緑色の蛹になりました。
頭の部分の脱皮殻です。
2日目の蛹少し白っぽくなってきました。
アカボシさんナンバー2は、前蛹中です。
《俳句鑑賞は春昼(しゅんちゅう)》
春の昼などとも使う。
画像は関係ないけれど、ヘラオオバコです。
春昼の藪の中なる安心や 柿本 多映
▲ヤマルリソウ(山瑠璃草)
<ムラサキ科ルリソウ属>
ヤマルリソウに会わない春なんて、考えられない。
京王線の南平丘陵公園は、ヤマルリソウもニリンソウも
満開でした。続きはまた後で掲載いたします。
葉はロゼット状に地面に広がる。
茎につく葉は小さい。
花は淡い青紫色で、蕾や咲き始めは薄紅色だったりする。
花の中心部は白い。
▲ハナイバナ(葉内花)
<ムラサキ科ハナイバナ属>
花の直径は2~3ミリ。
こんなに小さいのに、花の形はヤマルリソウにもキュウリグサにも似ている。
花柄が葉柄の腋から出るのでハナイバナ(葉内花)
2~3ミリの花で先が5つに分かれた淡青紫色の花を咲かす。
▲キュウリグサ(胡瓜草)
<ムラサキ科キュウリグサ属>
花は、直径2ミリほどで、小さく淡青紫色で、
中心が黄色い。葉をもむと胡瓜の匂いがする。
▲フラサバソウ(フラサバ草)
<オオバコ科クワガタソウ属>
茎は地を匍匐し、下方で分岐し、上方のみ直立する。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
花色は淡青色で花に毛が多い、とても小さな花です。
名前は二人のフランス人の分類学者の名前を付けて、フラサバソウになった。
▲ワスレナグサ(勿忘草)
<ムラサキ科ワスレナグサ属>
毎年、我が家にこぼれ種でたくさん咲きます。
▲シナワスレナグサ(支那勿忘草)
<ムラサキ科オオルリソウ属>
濃い青紫色の花が沢山咲きます。
真ん中が白色。
♪ヤマルリソウから話がそれて遊んでしまいました。♪
▲イトヒメハギ(糸姫萩)
<ヒメハギ科ヒメハギ属>
南平丘陵公園から、午後は近くの浅川を歩き、
又、色々な花に出会えた。
このイトヒメハギは河原の笹薮の中で、初めて出会った花でした。
草丈は10~40センチ程度で、葉は根茎より束生し、
線形の葉は互生する。
茎の上部に青紫色の小花を疎らに開く。
とても繊細そうに見える花でした。
▲ニリンソウ(二輪草)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>
ニリンソウに関しては、4月11日分を参照
※昆虫コーナー
※トゲアリ(棘蟻)かな?
トゲアリ
※これも?トゲアリ?
※ハナイバナにシャクトリムシ
シャクトリムシ
これも、シャクトリムシっぽかったです。
ヤマルリソウにどなたでしょうか?
《俳句鑑賞は春の季語立春(りっしゅん)》
春立つ・春来る・春に入る(はるにいる)
立春大吉(りっしゅんだいきち)などと使う。
画像は関係が無く、遠いけれど、ガビチョウ
立春の夢に刃物の林立す 柿本 多映
▲ハナヤエムグラ(花八重葎)
<アカネ科ハナヤエムグラ属>
帰化植物なのだが、初めて会ったのは、
数年前の、西武球場前でのバラ展に行った時、駅の横の雑草の中に
初めて見つけて、毎年のバラ展の楽しみの前に、
この花がまだあるかどうか・・出会えるかが楽しみだったものだが、
あの華麗なバラ展は、今は行われていない。
荒れ地や芝生に生え、葉は4~6個輪生し、
花は淡紅色または淡紫色で、総苞に包まれている。
花冠は径5ミリ長さ3ミリで4裂する。
▲ヨツバムグラ(四葉葎)
<アカネ科ヤエムグラ属>
田の畔や山すそに生える多年草。
楕円形の葉を4枚輪生する。
花は1ミリほどで、葉の脇に数個白い花をつける。
▲ノミノツヅリ(蚤綴)
<ナデシコ科ハコベ属>
道端、荒れ地など日当たりがいいところに生える。
直径5ミリほどの白い花を咲かす。
花弁は5枚で深く切れ込む。
小さな葉が細い茎に向かい合って着くつく様子を蚤の襖(ふすま)、
布団に見立てたのが、この名の由来。
▲ムシクサ(虫草)
<オオバコ科クワガタソウ属>
やや湿った畑や水田に生える1年草。茎は下部で枝分かれする。
葉は下部では対生し,上部では互生する狭披針形。
子房によく虫が飛び込むのでムシクサの名がある。
▲ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)
<ケシ科ケシ属>
ヨーロッパ原産の帰化植物だが、全国的によく見られる。
乾燥気味の舗装された道路沿いなどに見られる。
▲キランソウ(金瘡草)または、ジゴクノカマノフタ(地獄釜蓋)
<シソ科キランソウ属>
茎は地面をはって広がり、直立しない。
ロゼツト葉は放射状につく。
▲アジュガまたは、セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)
またはセイヨウキランソウ(西洋金瘡草)
<シソ科キランソウ属>
園芸品種で、紫が多いが白や紅色もある。
寒さにも強く、ランナーを伸ばし、日当たりが悪い場所でもよく増える。
▲ジュウニヒトエ(十二単)
<シソ科キランソウ属>
花が重なつて咲くさまを、宮中の礼装としての十二単に見立てた名前。
花茎は、数本株立ちとなり高さ10~25センチで全体が白い毛に覆われる。
花は茎の先に何段も輪生し穂状に月下から咲きあがる。
※昆虫コーナー
カバイロコメツキ?
※ツマグロオオヨコバイ
虫には関係ないけど、ムクドリ♪
《俳句鑑賞は春の季語山吹(やまぶき)》
八重山吹(やえやまぶき)・濃山吹(こやまぶき)・白山吹(しろやまぶき)
夜は夜の色となりけり濃山吹 星野 高士
今日は、これから、観察会へ。
おにぎりは、ふき味噌入りを作ったし、おかずは、戴いた筍を片栗粉で天ぷらにしたもの。
昨日は、いいお天気なので、花を植えて、庭に出ていたら、
思ったら、我が家の、ネモフィラに、止まった。
あら、ツマキチョウさんでした。
たぶん、キツネのアザミに止まっています。
シレネに留まってくれました。
たた、突起の部分がよく判りません。
若葉色をしています。
この子も冬眠から目覚めたら、
この子は、まだ冬眠中の色のままです。動いていますが、
まだ榎の葉を食べていません。
うまく掲載できるかどうか心配ですが、行きまーす。(#^.^#)
▲ウワミズザクラ(上溝桜)
<バラ科サクラ属>
山野に生える落葉高木。
葉は互生し卵形または卵状長楕円形で先は尾状に尖る。
葉が開いてから、長さ6~8センチの総状花序をだし、
白色5弁の花に雄蕊がたくさんあり、花弁より長い。
▲アブラチャン(油瀝青)
<クスノキ科シロモジ属>
渓流などの水辺でよく見かける。
葉は互生し、卵形または楕円形で先は尖り、基部は広いくさび形。
葉に先立って淡黄色の小さな花を散形状につける。
雌雄異株。
▲クヌギ(椚・橡)の花序
<ブナ科コナラ属>
山地に生える落葉高木。
葉は互生し、長さ7~15センチの長楕円状披針形で、
ふちには針状の鋸歯がある。
本年枝の下部から黄渇色で長さ7~8センチの雄花序を垂らし、
上部の葉脈の雌花序をつける。↓
丸印が雌花序。
※昆虫コーナー
お散歩で今年初めて出会った葉っぱの色そっくりな幼虫なのだけれど・・
背中に突起が見られないってどういう事なんだろう?
アカボシゴマダラの幼虫と思っているのですが・・。
榎の葉を入れて育て中です。
え?君はアカボシゴマダラだよね???
わが家のアカボシゴマダラは、冬眠から目覚めて左端の葉上にいます。
白茶色だったからだが、脱皮して上の幼虫そっくりで、
榎のは色に変わりました。
この子は、我が家で冬越しした子です。
上の子は我が家で冬越しして脱皮して、
今は榎の葉を食べています。
脱皮後の体の色は榎に新葉色でした。
この子は、まだ茶色で新しい榎の葉を入れてあげても
まだ食べていません。時々、移動はしているので生きているのですが、
まだ、目覚めたくないのでしょうか???
《俳句鑑賞は春(はる)》
画像は一寸関係ないけれど、ワタガシの画像が無かったので・・。
綿菓子の顔して歩く春のくれ 柿本 多映
▲ニリンソウ(二輪草)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>
高島平で下車して武蔵野台地崖線に広がる林床の下にニリンソウの群生地の赤塚公園がある。
少し歩くがその先に赤塚城本丸跡地の広場や東京大仏、赤塚植物園などがある。
1本の茎に2輪の花が咲くのが名前の由来だが、
実際は1~4輪。
複数の花の開花には時間差があり、同時には咲かない。
白い花びら状のものは花弁ではなく萼片で5枚のものが多いが、
7枚のものもある。
群生は見事だ。
去年、高尾山でミドリニリンソウ(緑二輪草)をみたが、
今年は、入れなくなっていたので見られませんでした。
結局は、白い花弁に見えるものは萼片なので、
先祖返りしたと言われている。
▲ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
<ケシ科キケマン属>
前回、ヤマエンゴサク(山延胡索)と間違ったので、
ジロボウエンゴサクを掲載しておきます。
花の距を絡ませて引っかけあう遊びで、
本種を次郎坊、スミレを太郎坊と呼んだ。
先端に筒形の花がまばらに咲く。
▲ムラサキケマン(紫華鬘)
<ケシ科キケマン属>
「華鬘」は、仏像の胸のあたりの装飾品で、それに似ているのでこの名がある。
葉は2~3回羽状に細かく裂ける。
花序は、直立し花茎の上にびつしり、紅紫色の花をつける。
長さ、1,2~1,8センチの筒状で、先端外側は上下に開き、
後は距になり内側に蜜腺がある。
▲キケマン(黄華鬘)
<ケシ科キケマン属>
前回、ミヤマキケマンを掲載したので、
今回は、キケマン(黄華鬘)をアツプしてみました。
茎は太く、根元から枝を分けて大きな葉を出す越年草。
葉は3~4回羽状に裂ける。
▲ヤブニンジン(藪人参)
<セリ科ヤブニンジン属>
山野の木陰や竹藪などに生える多年草。
茎は枝分かれして、30~60センチになる。
葉は2回、3出羽状複葉、小葉は卵形で薄くてやわらかい。
5個の花弁で、小さな白い花を開く。
※昆虫コーナー
※黄色いタンポポにキタキチョウ
春になってやっと出会えて撮れたキタキチョウの画像でした。
※ナナホシテントウムシ
《俳句鑑賞は春の季語蝶(ちょう)》
蝶々(初蝶・紋白蝶・黄蝶・蜆蝶・蝶の昼・蝶生まる)
などと使う。
蝶食うべ二度(ふたたび)童子(わらし)となりにけり 柿本 多映